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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第一部 IT企業編
29/119

一人だけの“砦” 第2話:“砦”の設計図

ベテラン・鈴木の不在により、重大なシステム障害に対応できず、パニックに陥る高橋たち。

この絶体絶命の状況を、解決する糸口はあるのでしょうか。

佐藤は、万策尽きた、と天を仰いだ。

鈴木さんの携帯に電話をかけるべきか。

いや、病人で休んでいる彼に、そんなことはできない。彼女が究極の選択に迫られていた、その時だった。


彼女のPC画面に、『ワンチーム』から緊急度の高い通知が届いた。

『インサイト:重大インシデントが発生しましたが、担当タスクの95%を過去に処理していた鈴木様が不在のため、解決が停滞しています。

これは、事業継続における重大な「単一障害点」です』


続けて、こう表示された。

『対策案:鈴木様の過去10年間の全作業ログ、コード修正履歴、関連チャットログを緊急解析し、当該システムのアーキテクチャ(構造)と暗黙的なルールをまとめた「緊急技術ドキュメント」を生成します。

生成には15分を要します。実行しますか?』


佐藤は、その提案に、一筋の光を見た。

「…お願いします!」

彼女が祈るような気持ちでボタンを押すと、システムは猛烈な勢いで解析を開始した。


そして15分後。高橋の元に、一冊の電子書籍ほどのボリュームがある、

詳細なドキュメントが届けられた。

それは、誰も見たことのなかった、あの「砦」の、完璧な設計図だった。

お読みいただき、ありがとうございます!

10年分の作業ログを、わずか15分で「設計図」に…。

『ワンチーム』の、規格外の能力が発揮されました。

この設計図は、チームを救う光となるのでしょうか。次回、このエピソードもついに完結です。

ーーーーーーーーーーーーーー

この物語の公式サイトを立ち上げました。

公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。

「なろうの文字は少し小さいな」と感じる方は、こちらが読みやすいかもしれません。

今後は、キャラクター紹介や、作中のITシステムの解説なども充実させていく予定ですので、お楽しみに!

▼公式サイトはこちら

https://www.yasashiisekai.net/

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