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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第一部 IT企業編
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埋もれた“アイデア” 第2話:匿名の“アイデア・ガーデン”

素晴らしいアイデアを思いつくも、「どうせ無理だ」と提案を諦めてしまった高橋。

この状況を、解決する糸口はあるのでしょうか。

その週の月曜日の朝。

会社の全メンバーに、『ワンチーム』から新しいお知らせが届いた。


『本日より、新しい社内プラットフォーム「アイデア・ガーデン」をリリースします』


説明を読むと、それは、誰でも自由にアイデアを投稿できる、新しい提案システムらしかった。

だが、一点だけ、他の会社にはない特徴があった。


「アイデア・ガーデンは、全ての投稿が“匿名”で行われます。小さな改善案から、世界を変えるビジネスの種まで、あなたの『想いの種』を、気軽に植えてみてください」


高橋は、その「匿名」という言葉に、心が動いた。

正式な提案のように、上司の顔色をうかがう必要はない。否定されても、自分が傷つくことはない。

それなら…。


彼は、週末に書きためていた自分のアイデアを、少しだけ体裁を整えて、「アイデア・ガーデン」に投稿してみた。

ボタンを押すと、自分のアイデアが、名もなき「一本の若木」として、プラットフォーム上に植えられた。

ホッとすると同時に、他にもたくさんの若木が植えられているのが見える。

皆、同じように、声に出せなかった想いを、ここに託しているのかもしれない。


高橋は、それだけで、少しだけ気持ちが軽くなるのを感じた。

お読みいただき、ありがとうございます!

「匿名」という、たった一つの優しさ。

『ワンチーム』が用意した新しいプラットフォームは、高橋の心を動かせるでしょうか。

そして、彼のアイデアの行方は?

次回、このエピソードもついに完結です。

ーーーーーーーーーーーーーー

この物語の公式サイトを立ち上げました。

公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。

「なろうの文字は少し小さいな」と感じる方は、こちらが読みやすいかもしれません。

今後は、キャラクター紹介や、作中のITシステムの解説なども充実させていく予定ですので、お楽しみに!

▼公式サイトはこちら

https://www.yasashiisekai.net/

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