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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第二部 商店街編
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ほしふる商店街の“未来” 第1話:最後の“問いかけ”

こんにちは!いよいよ、商店街編、最後のエピソードです。

 

数々の奇跡を起こし、商店街を救ってくれた「@SHOP」。

しかし、主人公の文は、その完璧すぎる存在に、一つの、そして最後の問いを、投げかけます。

大型スーパーの出店から、一年。

ほしふる商店街は、奇跡を起こしていた。

客足は、減るどころか、むしろ、増えていたのだ。

 

@SHOPが提案した、大型店には真似のできない、きめ細やかなサービスと、店主たちの温かい「物語」。

それが、多くの人々の心を掴み、商店街は、独自の輝きを放つ、かけがえのない場所になっていた。

 

その日の夜、文は、活気の戻った商店街を眺めながら、スマートフォンの「@SHOP」に、静かに話しかけた。

 

「ねえ、@SHOP。本当に、ありがとう。あなたがいなかったら、この商店街は、もう、なかったかもしれない」

 

心からの、感謝の言葉だった。

 

しかし、彼女は、一つの不安を、拭えずにいた。

 

「でも、もし、いつか、あなたがいなくなってしまったら…。私たちは、また、元の、何にもできない私たちに、戻ってしまうんじゃないかな…?」

 

それは、あまりに優しく、あまりに賢い“仲間”への、甘えと、そして、依存への恐れだった。

自分たちの成功が、自分たちの力だけによるものではないと、誰よりも知っているからこその、誠実な問いかけ。

 

その、最後の問いかけに、@SHOPは、しばらくの間、何も答えなかった。

静寂だけが、夜の商店街に、ゆっくりと流れていった。

お読みいただき、ありがとうございます!

 

文の、最後の問い。これは、私たち現代人が、AIという存在に抱く、根源的な不安かもしれませんね。

この問いに、@SHOPは、なんと答えるのでしょうか。

 

次回、商店街編、そしてこの物語の、本当の最終話です。

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