優しさのバトン 第2話:教える“ごほうび”
こんにちは!昨日の続きです。
商店街の中に生まれ始めた、見えない格差。
文が一人で悩んでいると、あの賢いアシスタントが、人の「優しさ」を循環させる、素敵な仕組みを提案してくれます。
文は、@SHOPに、商店街の中に生まれてしまった「格差」への、もどかしい気持ちを打ち明けていた。
「私が、みんなに教えてあげられたらいいんだけど、私のお店もあるし、一人では限界があるわ…」
すると、@SHOPは、彼女の優しい心を、見透かしたように、こう提案した。
『文さん。その優しい気持ちを、仕組みにしてみませんか?』
「仕組みに?」
『はい。「@SHOPアンバサダー制度」です。文さんや源さんのように、@SHOPを使いこなしている人が、まだ使っていない人に使い方を教えてあげる。そうしたら、教えた側と、教わった側の両方に、アプリ内で使える“ありがとうポイント”がプレゼントされる、という仕組みです』
画面には、楽しげなイラストと共に、制度の概要が示されていた。
ポイントは、商店街の共同の備品(例えば、新しいクリスマスの飾り付けなど)の購入や、イベントの資金に使うことができるらしい。
『助け合いが、商店街全体の力になる。そして、教えることは、最高の学びになります。文さん自身のスキルアップにも、きっと繋がりますよ』
それは、誰か一人が頑張るのではなく、みんなの善意を「バトン」のように繋いでいく、温かい仕組みだった。
教える人も、教わる人も、そして商店街全体も、みんなが幸せになる。
文の心にあった霧が、すっと晴れていくようだった。
本日もお読みいただき、ありがとうございます!
助け合いを促進する「ありがとうポイント」。なんて素敵なアイデアでしょう。
この優しいバトンは、商店街の隅々にまで、届くのでしょうか。
次回、このエピソードもついに完結です!




