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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第二部 商店街編
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見えないライバル 第1話:黒船の“噂”

こんにちは!新しいエピソードです。

 

数々の困難を乗り越え、ついに再生を遂げた、ほしふる商店街。

しかし、彼らの前に、これまでで最大かつ、最強のライバルが現れようとしていました。

その噂は、まるで冷たい風のように、あっという間に、商店街を駆け巡った。

 

駅から商店街へ向かう途中にある、広大な空き地。

そこに、全国にチェーン展開する大型スーパー「ビッグマート」が、出店を計画しているらしい。

 

そのニュースは、ようやく上向きになっていた店主たちの心を、一瞬で、凍てつかせた。

 

「…終わったな」

 

公民館の寄り合いで、八百屋の源さんが、誰に言うでもなく、呟いた。

「あんなものができたら、うちみてえな小さな八百屋、ひとたまりもねえ。価格で勝てるわけもねえし、品揃えだって、象とアリだ」

 

彼の言葉に、誰も反論できなかった。

駐車場も完備され、雨にも濡れず、一つの場所で何でも揃う巨大な商業施設。

個人商店が、太刀打ちできる相手ではない。

 

せっかく、@SHOPのおかげで、少しずつ取り戻し始めていた商店街の活気。

あの笑顔と、賑わいが、また、数年前の、あの諦めに満ちた静寂に逆戻りしてしまうのか。

 

文も、自分の店の未来を思い、不安で胸が押しつぶされそうだった。

まるで、平和な港に、巨大な黒船がやってくるという報せを聞いたような、そんな絶望感。

 

その巨大な影の前で、商店街の店主たちは、なすすべもなく、ただ立ち尽くすしかなかった。

お読みいただき、ありがとうございます!

 

大型スーパーの出店。これは、個人商店にとっては、死活問題ですね…。

商店街の、そして文たちの運命は、どうなってしまうのでしょうか。

 

続きはまた明日!

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