商店街のお祭り革命 第3話:世代を繋ぐ“やぐら”
こんにちは!エピソード15、完結編です。
「お祭り助っ人募集」の呼びかけに、商店街の若者たちが応えます。
新しい力と、古い知恵。その二つが合わさる時、商店街に、奇跡の光景が生まれます。
「@SHOP」での呼びかけは、絶大な効果を発揮した。
夏祭りの実行委員会には、地元の高校生や大学生、若い社会人たちが、続々と「助っ人」として参加してくれたのだ。
最初は、お互いにどこかぎこちなかった、ベテラン店主たちと、若者たち。
しかし、一緒に準備を進めるうちに、その間の壁は、自然と溶けていった。
「源さん、このやぐらの組み方、すごいっすね!まさに職人技!」
「へっへっへ、当たりめえよ。兄ちゃんたちに、ちっと、コツを教えてやるか」
若者たちは、ベテランの知恵と経験に目を輝かせ、ベテランたちは、若者の新しいアイデアとエネルギーに、忘れかけていた情熱を思い出していく。
そして、夏祭り当日。
ほしふる商店街は、これまでで最高の賑わいを見せていた。
若者たちが企画した「ARスタンプラリー」に、子供たちは夢中になり、ベテランの店主たちが自信を持って提供する屋台の味に、大人たちは舌鼓を打った。
祭りのクライマックス。
中央のやぐらの上で、源さんが、法被姿の若者たちと肩を組み、満面の笑みで叫んだ。
「来年も、また、一緒にやろうな!」
その光景を、少し離れた場所から見ていた文の胸は、熱いものでいっぱいだった。
@SHOPが繋いだのは、単なる人手ではない。
この街の「過去」と「未来」を繋ぐ、世代を超えた、温かい絆だったのだ。
エピソード15、最後までありがとうございました!
世代を超えた交流、本当に素敵でしたね。
さて、物語もいよいよ終盤です。次は、昼間とは違う、夜の商店街の顔に、文が新しい可能性を見出すお話です。お楽しみに!




