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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第一部 IT企業編
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君だけの家庭教師 第1話:配属初日の“壁”

さて、今日からは新しいエピソードが始まります。

今回のテーマは「新人教育」です。新しい仲間を迎えたテックフォレスト。

しかし、そこには新たな問題が…。

株式会社テックフォレストに、新入社員の伊藤葵さんが配属された。

OJT(実務研修)担当に任命されたのは、プログラマーの高橋健太だ。


「伊藤さんの担当は高橋くんにお願いするわね」


マネージャーの佐藤理恵からそう告げられ、高橋は「はい」と頷きつつも、内心少し戸惑っていた。

人に教えるのはあまり得意ではない。

佐藤は、そんな高橋の気持ちを察してか、こう付け加えた。


「大丈夫。『ワンチーム』が、高橋くんのサポートもしてくれるから」


高橋は、伊藤さんに最初のタスクとして、社内ツールの軽微なバグ修正を割り当てた。

本番のシステムに影響のない、まさに新人のためのタスクだ。


それでも、初めて「仕事」を与えられた伊藤さんは、期待と、それ以上に大きな不安を胸に、自分のデスクでパソコンを開いた。

作業を始めて、一時間ほど経った頃。伊藤さんの指が、完全に止まった。


バグの原因となっているであろう、古いコード。

コメントも少なく、書いた人はもう会社にいない。

何がどう動いているのか、全く理解できない。

周りの先輩たちは、皆、自分の仕事に集中している。

OJT担当の高橋さんも、何やら真剣な顔でディスプレイを睨んでいる。

(どうしよう…。こんな簡単なことも、質問していいのかな…)


誰にも聞けず、ただ時間だけが過ぎていく。

配属初日にして、早くも「できない社員」の烙印を押されてしまうのではないか。

そんな孤立感と焦りが、彼女の心を支配し始めていた。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

配属されたばかりの職場で、誰にも質問できずに孤立してしまう…。

新入社員ならずとも、胸が苦しくなる状況ですね。

この状況を、あの賢いアシスタント『ワンチーム』は見過ごすのでしょうか。続きは、また明日の更新で!

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この物語の公式サイトを立ち上げました。

公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。「なろうの文字は少し小さいな」と感じる方は、こちらが読みやすいかもしれません。


今後は、キャラクター紹介や、作中のITシステムの解説なども充実させていく予定ですので、お楽しみに!


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https://www.yasashiisekai.net/

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