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初恋の人


初恋の人の夢を見た。中学の時に同じクラスになった男子だ。バスケ部で勉強もすごくできる。とにかく好きだった。初めて人を好きな気持ちを実感した人だ。


幼稚園の時に好きな男の子が出べそだったことを知って嫌いになるような初恋ではなくて、本当に人を好きになるってことを経験した人だった。淡い恋愛だったからちゃんと付き合うということはなかったが、大学くらいまでちょこちょこ連絡を取っていた。


その彼が夢に出てきて驚いた。気になって彼の名前をネットで検索してみた。見事なくらい何も出てこない。今どきこんな人がいるんだろうかと不思議なくらいだ。そして死んじゃったんじゃないかと思った。すごく悲しくなった。もう自分の人生に何の関わりもない人だけど、幸せで元気でいて欲しい。


長い人生でも出会う人は限られている。その中で本気で愛せる人はもっと少ない。そんな人と出会う経緯も神がかっている。偶然と偶然が重なってとか、もうそれはあり得ない確率で出会っている。まさに人知を超えているといつも思う。


だから例え目の前の人が自分にとって愉快な人でなくても、有難く出会って、有難く去って行くのを見送る。目の前の人を愛するなら全身全霊で愛する。去って行くなら寂しくても有難く見送る。去った後もその人の幸せを祈る。


若い娘さんたち、出会う人を選ぶことはできないけど、自分の心の持ちようはどうにでもなるよ。自分にとっていい人でも悪い人でも、やって来ては必ず去って行く。長い期間一緒にいる人もいるが、死ぬまで一緒にいたいと願っても去って行く人は去って行く。執着せずに見送ってやろう。


何とかしようと足掻いても仕方のないこともある。私たちの考えも及ばない力のようなものが、ちゃんと私たちの人生の面倒をみてくれているから、何も心配することはない。ただ自分が幸せで心地よくいられるようにすればいい。苦しまず楽に生きていいんだよ。



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