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ババアの私にも産んでくれた母がいる。私の母は鼻っ柱が強く、感情的で、情にもろく、愛情深い下町の人だ。好き嫌いがはっきりしていて、娘からすると面倒くさいところもある。母は腰が悪く子供を産むことは医者から止められていたが、どうしても子供が欲しくて私を産んだ。


母に恋愛の相談をしたことは一度もない。彼氏を紹介したのも結婚する時だけだ。親には恋愛の話は一切しないし、両親の恋愛の結果この世に誕生したのだが、親に性欲は認めたくない。前にも書いたが、親と性欲は食い合わせが悪い。


私の両親は私が小さい時から仲が悪く、別居していた期間があるが、結局よりを戻し、今は毎日喧嘩しながら一緒に暮らしている。この経験は長い間私を非常に苦しめたが、強くなることもできた。今となっては必要な勉強だったと思える。


いつも自分の決めた道に絶対進んでいく頑固な私を知り尽くしているからかもしれないが、私の人生のどんな選択も決断も、母はただ受け入れて助けてくれた。父も応援してくれた。きっと諦めているのだろうけど。


私が何があっても大丈夫で、強く、楽しく生きられるのは、母がいっぱい愛して大事にしてくれたからだと思う。特に子供時代に愛情が与えられることは、人間にとって一番大事なことだ。


若い娘さんたち、きっと自分にも子供ができたり、年取ったりすると、もっともっと母親の有難さが実感できるよ。母親といってもいろいろいるから感謝できる親ばかりではないかもしれないが、それすらあなたに必要なことだったといつか気づくだろう。


「産んでくれと頼んだ覚えはない」とよくドラマの台詞にあるが、娘さんたち、本当にそう思う?


私たちは母親に産んでくれとお願いして生まれてきたんだよ。私は息子たちに小さい時からそう言っている。あんたたちが頼んだから産んでやったんだよって。そう考えてごらん。人生の見え方が変わるよ。


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