約束の甲子園(200文字小説)
野球部だった僕は好きな子と約束をした。
「僕が甲子園に連れて行ってやるよ。そしたら付き合ってくれ」
「行けたらね」
「本当か?」
「約束よ」
秋の地方大会が始まった。僕の活躍でチームは優勝。
そして、見事に春の選抜大会の切符を手に入れた。
「やったぞ! 付き合ってくれ」
「まだ甲子園に行ってないわ」
素っ気なく言う彼女。でも、時間の問題だった。
そんな時に新型のウイルスが蔓延した。
開催中止…。
「残念ね。夏までお預けね」
野球部だった僕は好きな子と約束をした。
「僕が甲子園に連れて行ってやるよ。そしたら付き合ってくれ」
「行けたらね」
「本当か?」
「約束よ」
秋の地方大会が始まった。僕の活躍でチームは優勝。
そして、見事に春の選抜大会の切符を手に入れた。
「やったぞ! 付き合ってくれ」
「まだ甲子園に行ってないわ」
素っ気なく言う彼女。でも、時間の問題だった。
そんな時に新型のウイルスが蔓延した。
開催中止…。
「残念ね。夏までお預けね」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。