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1.私という人間

恋ってなんなのだろうか。愛ってなんなのだろうか。


私は恋愛はしない。極力男子と話さない。男の子は苦手だ。いや、人付き合いが苦手なのか。


「あんたさ、○○君の事好きなんでしょ?いつも話してるじゃん。」クラスメートの何気ないこの言葉で私は男の子と話す事をやめた。○○君…名前は忘れたがその○○君に手を出すなとその子の目はいっていた。これが中学の事。勿論、年齢イコール彼氏いない歴である。


言い訳をするみたいに聞こえるかもしれないが、彼氏ができないのではない。作らないのだ。本当に好きな人ができるまでは…


友達には夢の見過ぎだと言われた。でも、きっといつか白馬の王子様が来てくれると信じたい。信じたい…まぁ、現実逃避かなとは少し思っているのだが。


そもそも、好きだとかなんだとか言ってつきあいすぐに分かれる。本当に好きだったのか?付き合っている行為、付き合っている自分が好きなのではないのか?と私はといたい。


まぁ、そういう人間である私は勿論、少女漫画も乙女ゲームも苦手なのだが、仲の良い友達に勧められゲームをやった事がある。(惨敗だった。)『初恋』庶民のヒロインが金持ち学校で御曹司と恋に落ちるという定番のもの。てか、女の子って金持ち好きだよな…玉の輿狙ってる感出まくりだろ。女ってあざとくて怖い。そんなことを考えて、攻略本片手にとりあえず制覇したゲーム。


これが、私の来世であるなんてその時は考えもしなかった。それも他人に無関心な私が、ヒロインのライバルの悪役令嬢になるなんて!




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