美しい人
街や電車の中などで、
「ああ、美人だな。」
と、見かける人がいる。
美人とは何なのか、それを考えることは楽しい。
生命力の頂点である20歳、女に目覚めた30歳、精神が成熟した40歳、それぞれの美しさがあるが、やはり完全無欠の美といえば、若さの輝きを纏う20歳前後だと思う。私が、もし絵描きならばモデルには彼女らを選ぶだろう。
しかし、私は美人が苦手である。ほぼご縁がないので支障はあまりないのだが、まれに何らかの形で関わることがある。
たとえばこんなことがあった。
若い時のことだが、コンパの席でなぜかすごい美人(だったと思う。古い話なので。)に、気に入られた。私は、どうしていいのかわからず、飲みすぎてその後、そのまま解散となった。もちろん、連絡先の交換などは失念していた。緊張していたのでしょう。
また、飲み屋さんなんかで横についてくれた女性が美人だったりすると、話が出来ません。歯医者でも、歯科助手が美人だったりしても困ってしまう。
その点、我が愚妻は心得ています。まったく大丈夫です。本当に問題ない。。
怒るかも…コワッ