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ディストピア=ソードレイン  作者: 暦坂あっつん
第一章
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第一章プロローグ

どうも、今回初投稿となる暦坂あっつんです。

某ラノベを読んでいた際このサイトを知り、さらに厨二病が災いしてしまい投稿してしまいました。


ときに笑えるときに泣けるそんなお話になる予定?うん。まあないでしょう。

まあ見苦しい文体が多くなると思いますが続けられるとこまで書いてみようと思います。


それではダークな世界をお楽しみください


※これは脳内で書いてるので不定期になるかと思います。

高層ビルが建ち並ぶ交差点。せわしなく歩く人々。雑踏音。どこにでもあるような風景。

しかしどこかが違う。そこにいる人々はそれを見て畏怖し、耳打ちをしている。


「ねえねえ、あれって――――」

「――――?ダメじゃねえのかよ。しかもあんなたくさん―――」

「シッ!あの方は――――」

「マジで!?初めて見た・・・。」


人々の目を奪うそれは紛れもなく人である。だが一風違う、そんな"男"・・・・


---


場所は変わり、人の多い広場。みんなの憩いの場になれそうな所。

そこで何やら大きな声で演説をし、ビラを配る者たちがいる。


「みなさん!この社会機構は間違っている!一部の人間が得をして、弱者はどこまでも虐げられる!いくらあの怪物のせいでこのような世の中になっても!この上位ランクの汚職と社会経済の腐敗を見て見ぬふりなど言語道断である!むしろ今こそ皆で手を取り合い、協力するべきでしょう!」


どこにでもありそうな人が見ない演説と思うだろう。しかし聞く人はいる。そして何より明らかに聞いてる人が多いのだ。まるでこの社会が絶望的で、何かの希望にすがるような、そんな目で見ているのだ。


演説者が一層力を込めて演説する。


「さあ!今こそ立ち上がれ!!この社会を変えるのだ!我らが―――――」


しかしそれを遮る音量で、ハウリングを放って誰かが喋りだした。

その声はどこかおどけていて、そして幼い。そんな声が陽気な口調で言う。


「あー。あー。ゴミムシ共~やめなさ~い。」


一斉にそこにいた人々が振り向く。それどころか聞いていなかった人々さえも立ち止まる。当然演説者もそちらに向く。そして演説者はその声の主を確認して、狼狽する。

周りがざわめきだす。ある者は野次馬感覚で、ある者は芸能人を見つけた時のような感覚で、ある者はまるで恐怖の怪物を見たように。

そしてそこにいる皆を代表するように演説者が呟く。


「な、なぜ貴様がここにいる!」


陽気な声は続く。

「あ、聞こえてるようでありがたい。じゃあさっさと本題を言うね。」


そして、その声から到底想像できない発言をその"男"は発言する――――――


「演説を聞いてる人はさっさと帰りなさーい。じゃないと逮捕するよー。」

「あと演説してるゴミムシ、全員俺の名のもとに―――――」






「反逆罪で処分させていただきまーす。」



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