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50.

前話まとめ。

アレセスに刺客が潜入。

 まず戦闘が始まったのは中央の塔になる。これは距離が港よりも近い事もあるが、暗殺に失敗し気付かれても門主が狙われることで兵の目をそちらに向け、戦闘を長引かせて門主の意思を下に伝えるのを遅らせる目的があった。門主が2人以上残っていればこれは行わずマコトの居る灯台のみに戦力を傾ける予定だったが、残っているのがラーシュ一人ということはすでに分かっており、2人を向かわせたのである。


 塔へ向かう2人は兄弟の武人であり、背が低く樽のような太い体を持つ兄はレーシン、ひょろ長く痩せ木のような弟はホウロクという。ベル王国のなかでもかなりの使い手の2人ではあるが、人品卑しく将に向かず味方にすら嫌われることの多い盗賊のような者たちである。女子供さえ弄び殺し、義や情といった事を意にも返さぬ彼らは2人で「在天双仙」と天に並び立つ仙人を自称するが、自国であるベル王国にあってさえ「在獄双怪」と地獄に並び立つ化け物に二つ名を変えられる程に評判は悪い。その上、暗部として使うにも行いが悪すぎて使い難いとどうしようもない者たちではあるが、確かに腕は立ち、褒美さえ与えれば使えるということでベル王国で飼われていた者たちだった。

 もし平時が長く続き、このような戦乱が起きなければ彼らは宴で毒を盛られるか、侍らせた女に閨で刺されでもして殺されたろうが、アレセスへの潜入で丁度使い捨てるのに悪くは無いということで派遣されたのである。


「さっさと片付けて金を見たい。俺の体ほどの金をくれるって言うしな」


塔の様子を窺いながらそう言うのは兄のレーシンであり、


「金かぁ。俺は女がいい。しかし、今度の相手は坊主だろう?詰まらんなぁ」


と細い体躯を揺らしながら答えるのは弟のホウロクだ。彼らも2人でそのまま塔を荒らすのは命が幾つあっても足りないだろうと分かっており、門番の様子を窺っていたのだが、


「ふむ、やはり奴らは大したことは無いか。気付かれずにさっさと行こう」


そう言うと、レーシンはその太い体躯を松明の影へ影へと素早く移り、闇に溶け込むように塔まで寄ると一足で塔の2階部分の屋根へと飛び乗ってしまう。


「兄貴は早ぇぇな。あぁ、詰まらん・・・終わったらあいつで楽しむかぁ」


と、弟のホウロクの方もぼやきながらレーシンの後に続き、飛び乗ってしまった。こうなれば見回りの兵も音さえしなければ上に気を使うことなどそうは無く、


「そういや、門主っていうのはこの塔の何処にいるんだ?」


「さぁなぁ。禿の老人を狙えば良いんだろうよぉ」


そんなことを言いながら2人はそのままするすると上に上がり、内部へと入り込んだのだった。


 中央塔は入ってしまえば意外な程に人は少ない。元々政務を行い五大門の門主たちが会議や決済を行う場所で人は多いはずなのだが、今は4人の門主たちは出陣していて配下も殆どが出払っているし、他の門の領域を侵したがらないとあってラーシュたちの一門が使う場所しか人が居ないのである。


「あまり人が居ないし分かりやすいな・・・さっさと方をつけるぞ」


「そうだなぁ。だが門主とやらはどこに居る? やっぱり偉い奴は高いとこかねぇ」


2人は辺りの人気が無いと知ると悠々と会話をしながら進み、人の気配がするとささっと隠れながら遂にはラーシュの居る階層まで来てしまった。ここまで来るとさすがに人も増えてきて、その流れを見れば門主が何処に居るかも見当は付けられる。


「屋根伝いでいくか」


さすがに隠れて門主の場所までは行けぬとレーシンは外に張った屋根伝いに行くことを決めると、


「全員殺しながらじゃ駄目かぁ?」


と、ホウロクはつまらなそうに言ってひょろ長い体躯をゆらゆらと揺らしながら兄の後に続くのだった。



 この2人にラーシュが気付くのは、彼らがラーシュの居室へと入ろうとする正にその時である。それだけ穏行に長けていた2人ではあったのだが、ここまで近づけば戦時のラーシュが気付かぬはずもなく、


「何奴か!」


と言って侵入を図ったレーシンへ拳の一撃を打ちこんだ。

 だが、相手も入ってきたばかりの体勢だったとはいえ、ラーシュも椅子に座り背後の窓へ打ち込んだとこちらも力を込めるには足が地についておらず、


「何だ。門主ってこの程度か?」


と、ラーシュは拳をいなされ、椅子より弾かれてたたらを踏み対することとなった。

 その間に2人はすでに中に入っており、それぞれ構えを取りラーシュを囲みに掛かっている。ラーシュは僅かの間、門弟を呼ぶか悩むが、


「弟子に譲ることもなかろう」


と、自ら相手することを選び、自慢の鉄掌で打ちかかる。暴風の如くレーシンへと打ちかかるラーシュだがレーシンはふわりふわりとまるで手応えが無く、風に浮いた布に打ちかかるようであり、そうした間に空いたホウロクが長い腕を鞭のように振るいラーシュへと打ちかかってきた。

 ホウロクの攻撃は荒く、その鞭のような腕は重い木で出来た机を削るように打ち砕くが、ラーシュには殆どあたらず、当たった場所も少し赤くなるくらいで効いた様子も無い。


「俺のは効かねぇか?」


どちらも通じぬとあって仕切り直しとなったところでホウロクはそう言い、


「では、代わるか」


と、レーシンは答え、ラーシュに対する2人の位置が入れ替わった。

 この2人は呼ばれる時に双の名が付くように、二身一体の武術の使い手で、共に相手の攻撃をいなす化剄を使い片方が盾となる。そして兄が攻撃する場合は金剛体と呼ばれるラーシュと似た硬気を使い、弟が攻撃する場合は蛇鞭千手という鞭のようにしなる手足による技になる。今回は初手のいなしは兄が行い、弟が攻撃をと選んだのだがラーシュのような肉体を鋼の如くする武術相手にはあまり効果的ではなく、このまま打ち続けてもラーシュが体を痛める前に手足が砕けかねぬと分かり入れ替わったのだ。ホウロクの手は毒手として軽く毒も塗られているのだがラーシュの体を侵すには練功が足りず、腕の差もあって目や口を狙い入れるのも難しい。そこで攻守の受け持ちを入れ替わった兄弟は、兄が金剛体の気力をより充実させ、ラーシュと打ち合い、部屋には鉄柱同士をぶつけるような鈍い金属音に近い音が何度も響いた。


 こうなってしまうとラーシュとレーシンの硬気という外功同士の勝負となってしまい、それならばラーシュが一つ頭抜きん出ていてレーシンとは師弟ほどの差があった。ラーシュの内功はよく鍛えられた鋼のようであり、硬くしなやかであるのに対し、レーシンは硬さこそラーシュに劣らぬが粘りが足りぬといったところで、それが打ち合うのだから優劣の差は歴然としている。

 だが、それを埋めるように弟は立ち回り、手足では無理であると分かれば匕首を抜いてラーシュを狙って兄への攻撃を許さぬよう小狡く動き回った。


 ラーシュがホウロクの匕首による傷、レーシンはラーシュに受けられた拳や打たれた額と2人共傷を負い血を流す。だが、比べてみればラーシュは浅く薄皮一枚程度の切り傷であり、レーシンは金剛体がラーシュの鉄槌外掌に打ち負け芯に響く傷を負っていると大きな差があり、兄弟も徐々に焦りが顔に出てきたのである。


(このままでは負ける)


それを悟ったレーシンは一つの決断を下しながらも2人に気付かれぬよう細心の注意を払い、今までと代わらぬよう打ち掛かる。


「他愛も無い」


と、勝ちの見えたラーシュは2人をあしらいながら止めを刺す機会を伺っていたが、少しすると2人の連携が乱れ、


「なんだぁ?」


と、それに戸惑うようなホウロクを化剄の出来ぬよう片手で押さえ、気勢をあげて一撃を加えたのであった。


「がぁぁっ」


ラーシュの鉄掌をまともに体の芯に食らったホウロクは、いくつかの内臓と背骨が砕けて体をくの字に折って絶命する。そうしてラーシュの身に寄りかかるように折れたホウロクの身による死角と、レーシンの金剛体が通じぬことを知っているラーシュが1人を仕留めたことによる気の抜ける一瞬。

 それを狙ったレーシンが死角より抜き放った細剣による刺突はラーシュを襲い、右胸を貫いたのである。だが、ここまでのことをして仕留められなかったのがレーシンの失敗であり、腕の差であった。仲間を己が一撃のために使い捨てたレーシンに対し、


「下衆が!」


と、血を吐きながらも憤ったラーシュによる鉄掌がレーシンの身に打ちつけられ、今度は自らの策でラーシュの胸を貫いたことで気を抜いたレーシンは上から下へ潰される鉄掌をまともに受け、その鉄槌のような一撃によって頭が胴に埋まるほどに潰され息絶えたのであった。


 こうして僅かな時間で勝負は決し、床へとラーシュが座り息をついたところで、門弟たちがようやく門主の居るこの居室へとなだれ込んできたのである。


「こちらよりも灯台に人を送れ!」


そういうラーシュではあるが、胸を刺され本人は援護にいけるはずもなく門主が怪我をしたとあって門弟たちは混乱し、灯台へ兵が向かったのはしばらく後となったのである。



 ラーシュと兄弟の対決が終わるより少し前、ライラたち刺客も灯台へ辿り着いていた。以前の襲撃と同じくライラの周りにいるのは彼女の信のおける同門の兵であり、彼らは1人を残しライラと灯台の前で左右に別れ、騒ぎを起こし守兵を誘導したのである。ただ、灯台の守りは決して少ない数ではなく、4人で5倍以上の数を受け持つ彼らは多少の腕の差はあっても優位に立てるはずも無く、稼げるのは少しの時だけだ。


「あたしは行かせてもらうよ!」


ライラはその隙を突いて灯台の入り口を守る守兵2人を素早くなます切りにすると内部を駆け上がる。


 この時、灯台には3人いた。マコト、カイ、そしてハサの3人である。ハサはカイに懐き始めており、武術を習うだけでなく灯台で泊まることも増え、そこに襲撃がきたのだ。騒ぎを聞くも逃がすだけの暇は無く、カイは剣を持ち、マコトは金剛棒、そしてハサはマコトの槍を抱え持つといった武器を構える中でライラは現れた。


「何だい。おかしな面相の魔術師でも居るのかと思ってたが、とんだ化け物を飼ってたんだねぇ」


ライラは対峙するマコトを見てそう言うが、


「けっ、お前の方が余程だろうよ。そんな鱗じゃおっ立つもんも萎えちまうだろ、なぁハサよ。」


「うえっ!?」


と、カイはすかさずライラを虚仮にした。これに問答を続けるならば時が稼げるし、激昂すれば相手は不注意になるというところだが、ライラは後者であり、


「うるさいねぇ!鱗の生え変わってないような小僧と雑魚がいきがってんじゃないよ!」


「えぇっ。おいら何も言ってないよぅ」


と言って目標であるマコトへと斬りかかる。もう1人の刺客も後に続きマコトへと襲おうとするが、


「無視するのはいかんだろ」


カイはライラに立ちはだかると、剣を素早く数手打ちかかる。


「ちっ」


舌打ちをしてそれを迎え撃つライラだが、両腕が揃っていればカイの倍は手数が出るだろうが隻腕の今では防ぐしかない。

 ライラは隻腕となってより修練を積み、刀法自体は磨きがかかっているが、カイも内力を失ってより補える戦い方を模索し門主たちと言葉を交わしながら修練していたとあって引けを取らぬ。

 ライラの刀は縦横無尽に振るわれようとするが、カイは一振り一振りの起点を刺突を繰り出し潰していく。刀を振る速度自体はライラが勝るものの、カイは動きを減らした突きによってその動きを封じライラを攻めさせないのだ。何ともいやらしい手を使っているのだが、これはカイがマコトとの立会いから見出したもので、マコトのように膂力がある者や内気を込めた一撃など受けてはいられす、それならば行動を先んじて封じ優勢を保つという技である。精妙な剣術であり、ライラのような刀法にとっては相性が悪くやり難い相手であった。


「女々しい剣だねぇ。こっちにちゃんと届かせる気があるのかい?」


苛立ち紛れにライラはそう言い放てば、


「はははっ、これは俺が少女との一手から思いついたものだからなぁ。本当は寄りたいのに近寄れぬ刺々しさは実に合っているだろう?」


と、ライラの憤懣を笑い飛ばしながらも、技を封じていく。

 そうやっているうちに重いものが石の床を打ちつけ、肉がひしゃげ引き潰れる嫌な音、そして悲鳴が灯台内に響いた。マコトが金剛棒を振い、受けた刺客の刀を砕きそのまま足を潰したのである。そうして動きを止めた刺客を右手の毒爪で抉り静かにすると、カイの援護に立つため機を窺うことになった。

 カイとライラも変化を聞きつけ僅かな時を共に動きを止めたのだが、そうして静かになってみると灯台の下はすでに騒ぎが大きくなり、兵も増えてきていることが窺えた。


 だが、ライラは焦りを見せるでもなく、そうなって落ち着きを見せカイへと刀を振りかぶる。


(逃げるんなら今だけど、今更逃げたところで行き場なんてないしねぇ)


と、ライラは心を決めたのである。そうして冷静になればカイの剣術の奇妙なところに気付き、


「はっ!何だ・・・私はすっかり騙されてたんだねぇ」


と言うと、大振りにカイへと刀を振り、カイはその起点を潰すように刺突を送るが、


「くそっ」


カイの剣は気力の充実したライラの腕をすべるだけで鱗を傷つけることも出来ず、慌てて剣を引き戻しライラの一手を受けとめるが、内力の無いカイではまともに受ければ弾き飛ばされるだけで無防備な胴が晒される。


(こいつを仕留めるのは後でいいねぇ)


隻腕のライラでは返す一刀では遅くなるとあって、刀を振った体をそのまま回しライラは尻尾をカイの動体へと打ちつけたのであった。


「カイ!」


援護に入るにも金剛棒ではカイを傷つけそうで入れなかったマコトは、尻尾に弾かれ壁に打ちつけられたカイに声をあげる。その間に近寄られて振られたライラの刀を金剛棒で受けとめるマコトだが、どうにもこれは分が悪い。マコトの軽功は狭い灯台内部では十全に発揮できぬし、いかにマコトの膂力が優れていようと金剛棒の振りは刀より遥かに遅く手数も足りない。


「小さいのに力強いねぇ!でも、通じなきゃ無駄だねぇ!」


ライラはそう言って笑みを浮かべながら、金剛棒が振れぬようなるべく近くの間合いで刀を振ってマコトを攻める。ライラにもマコトの膂力は恐ろしく、今度はライラがマコトの手を封じるよう刀を振っているのだ。


 この膠着は僅かな間だけ続き、マコトが後ろに3歩分ほど跳び退った時に勝負が決することとなる。金剛棒の持ち手近くを狙われ、カイのように大きく左手を弾かれたマコトが咄嗟に飛びのいたのだ。


「決まりだよ!」


そう言ってマコトを斬り伏せるため飛び掛ったライラだが、がくんと腰を押さえられたかのようにつんのめって動きが止まる。


「えっ?」


はっとして下を見たライラは、自らの腰と地面を斜めに結ぶつっかえ棒のようになった槍と、腰を抜かすように座りながらそれを抱えるハサが映った。ハサはこの戦いにおいて誰からも戦力と思われておらず、誰も気にかけてはいなかったのだが、ずっと動きを窺っていて援護に出たのである。

 ハサの一撃は稚拙でライラの鱗を傷つけず刺さりもしなかったし、ハサには重いマコトのやりは引きずるようにしか構えられない。だが、引きずるように持った槍は地面の石床の継ぎ目に石突を捉えライラの腰にひっかかった槍はその動きを止めるには十分で、それはマコトが右手を構えるには十分の時間であったのだ。


 ライラの目の前で、マコトの右腕は空いた口の両側より爪が真っ直ぐに伸び、その爪はライラに届くことは無かったが、その次の瞬間、子供か女の悲鳴のような甲高い音が響くとライラは胴に大きな穴を穿たれゆっくりとあお向けに崩れ落ちた。


「やっぱり、子供は手にかけちゃ駄目だねぇ・・・ツキが落ちるよ」


ライラは、ハサに止められ、そして侵入した時に使った子供たち恨みの声が響いたかのようなマコトの一撃に因果を感じずにはいられなかった。だが、その思いもすぐに消え、ライラも死者の仲間入りをしたのであった。


「助かっタ」


しばらくライラが起き上がらないかと見ていたマコトだったが、相手が死んだと分かると大きく息を吸いほっとしたように息を吐くとハサにそう声をかけ引き起こした。

 ハサは腰が抜けたように引き起こしたマコトの左手に縋り付くばかりで、砲の轟音とライラの胴と灯台の壁に開いた大穴に目を丸くし、


「すっげぇ・・・」


と呟くのみである。そのハサを引っ張りながらカイの下へと行くマコトだが、すでにカイは立ち上がり打ち付けて痛んだ体を解すように動かしていた。


「これで終わりか? まぁ、もう兵が来るだろうし心配は無いか。しかし、いきなりだったが中々の連携と言えるな。俺は足止めで、それを抜かれたところでハサが時を稼ぎ、マコトが止めと上々だ」


そう言ってにやりと笑ってから、未だびっくりとした表情が抜けないハサの頭をするすると撫で、


「ハサよぉ、いい根性だった。あれだけの武人の気勢に押されぬとは見上げたものだ! もうそろそろ剣を習わせても良いかもしれんな!」


と自らの弟子とも思えるハサの強さに喜び、この言葉にも戸惑って目を白黒とさせるハサを見て大笑し、マコトも気が抜けて軽く笑みを浮かべたのであった。


 こうしてアレセスの工作から都市攻略を狙う手は阻止され終わったのだが、マコトたちがゆっくりと出来たのはそれからもっと経ってからになった。刺客からの合図を待つ軍船は中々引くことが無く一ヶ月近く沖に居座り、刺客への対応で灯台内部にも兵が配され警戒するとあってマコトたちは気の抜けぬ日々が続いたのである。


お読みいただき有り難うございます。

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