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始まる物語
ある時二人の命がお腹の中に宿った。
父親の姉弟は勝手に頭の中で、兄を永大、弟を利介と名付けた。そこから想像の世界が広がっていった。
永大は顔は良くないが、頭は物凄く良かった。利介は、イケメンで、チャラいところの方が多かった。
従兄弟とは11歳年が離れていた。従兄弟は建築事務所で働いていた。その時、永大は、有名大学1年生で、利介はすこーし有名な高校を卒業して、従兄弟の建築事務所で、バイトをしていた。
「にーちゃん金ちょ〜うだい」
「この前もやっただろ。もう使ったのか?」
「パチスロやった。あの店当たらないように仕組んでるわ。絶対」
「当たり前だろ。ぼんぼん当たったら儲けられないだろ。まあ、小遣いが欲しいなら真面目に働くんだな。」
「ケチ」
「世の中そんなに甘くないからな(笑)」
「{(-_-)}」
その頃永大は学校で勉強中だった。教師が永大をあてた。
「ここ解いてみろ」
「はい」
コツコツカキカキコツコツトン
教室が静かだったので黒板にチョークが当たる音がやけに響いた。
「よろしい」
「おーお」
クラスメイトから驚きの声が上がった。
永大はクラスの中でも飛び抜けて頭が良かった。
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