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第七章66 【2月15日/初等部4年生活動中】16/メンバー集結となる13チーム/【彩綾 絢】チーム2

 【祈清】の人格の内2つをコピーして作られた不思議な存在、【ロスト(LOST)ゴースト(GHOST)/失われた亡霊】/【虚幻(きょげん)遊夢(ゆうむ)】と呼ばれる【彩綾(さいりょう) (あや)】が率いる【彩綾(さいりょう) (あや)チーム】は、彼女を【神】(正確には力関係は真逆)の様な存在、【守護崇拝(しゅごすうはい)偶像(ぐうぞう)】と崇める彼女の絶対的なファンであり推し活をしている【異界の異形】の強者/【満貢群(みつくぐん)】で構成される。

 【現実世界】に存在するものと融合を果たし、【現実化】した7名を公表メンバーとして、【満貢群】のままでまだ存在が【曖昧】な状態のものになっている6名を【覆面選抜メンバー】とした。

 【覆面選抜メンバー】は、【満貢群】の状態のままでは、この【現実世界】に顕現出来ないため、正体を現す時は、【現実世界】の何かしらと【存在融合(そんざいゆうごう)】をする必要がある。

 また、【絢】にはある特徴がある。

 【ロスト(LOST)ゴースト(GHOST)/失われた亡霊】や【虚幻の遊夢】という異名をもっているのはそのためである。

 彼女自身は【守護崇拝(しゅごすうはい)偶像(ぐうぞう)】として祀られているため、ほぼ無力の存在だが、彼女には【同調似化(どうちょうじか)】という【超特殊能力】を持っているのだ。

 【同調似化】とはどういった【能力】か?

 それは【似たもの同士】になる【力】である。

 どういう事か?

 具体例を挙げてみようか。

 例えば、【絢】には何の特技も無かったが、【漫画】を描く趣味があったとする。

 そして、【故人】/【故存】などに限定されるが、【漫画の神様】と言われた【漫画家】と【同調似化】する事によって、【絢】は漫画を描くのが得意な【漫画の神様】と同等の【画力】や【構成力】、【発想力】を手にする事が出来るというものになる。

 また、【同調似化】は部分的に出来るので、【伝説の歌姫】と同じ【謡う】事に対してやれば、【歌唱力】や【表現力】が【伝説の歌姫】と同等になる。

 もちろん、【漫画の神様】と【伝説の歌姫】の【能力】を同時に【同調似化】すれば、【漫画】を描く才能と【歌】を歌う才能が同時に手に入るというものになる。

 こうして、【失われた才能】を再生する事が出来ることから【ロスト・ゴースト】と呼ばれ、【複数の才能】をまとめて1つに出来ることから【虚幻の遊夢】と呼ばれている。

 これは分かり易い例を挙げたまでだが、【絢】は無数の【レイドバトル】などで倒された複数がかりでようやく倒せた【巨星】と呼ばれる数多の【存在】と【同調似化】をする事にしている。

 【同調似化】の条件はシンプルである。

 その対象の【存在】などが特に【思い入れ】のある【事柄】を【絢】もやるという事である。

 【巨大な存在】の【行動】が解れば、【同調似化】は可能である。

 情報を制する【絢】は無敵に近い力を持つことも可能である。

 つまり、【絢】は【弱くて強い】存在なのである。

 か弱い見た目で判断すると痛い目を見るという事の見本の様な存在である。

 これが、【彩綾 絢チーム】としての特徴となる。

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