第七章64 【2月15日/初等部4年生活動中】14/メンバー集結となる13チーム/【河池 祈清】チーム2
【河池 祈清チーム】では、【自分の大切な物】を増やし、それを失う事で、その分の【価値】を【力】に【変換】出来る【異能】を持つ、【等価変換存在】である、
【サファイア・サフィーロ/サファイア】、
【ルビー・ルビー/ルビー】、
【エメラルド・エスメラルダ/エメラルド】、
【ダイヤモンド・ディアマンテ/ ダイヤモンド】、
【ゴールド・オーロ/金】、
【シルヴァー・プラータ/銀】、
の6名を公表し、それ以外の10名の【選抜メンバー】を非公表としていた。
また、【祈清】は、メンバーに持たせるアイテムなどもその【超絶技能】により新たに【発明】し、配っている。
例をいくつか挙げれば、まずは、【成功体験手毬】という【手毬】のアイテムである。
これは、文字通り【成功体験】を【記録する】事が出来る【手毬】となる。
例えば、【ルビー・ルビー】が【バスケットボール】の【3ポイントシュート】を30回連続で成功させたという事を記録すると、その【成功体験手毬】を投げると【バスケットボール】の【3ポイントシュート】が30回連続で成功するのを再現出来るという【不思議なエネルギー】を使用した【不思議アイテム】となる。
また、【封印ペン】というアイテムは、ターゲットとなる存在の【血液】などを【インク】とする【ペン】であり、【封印ペン】を相手に刺し、血液を抜き取った場合、その【封印ペン】で、【右足】と仮に書いた場合、そのターゲットの【右足】が【異空間】に封印され、この【世】に存在しなくなるので、【封印ペン】が破壊されるまで、その【ターゲット】から【右足】が消えるという状況になる。
また、【特殊効果飴】という様々な【飴】を舐めている間だけ、その効果が起きるというアイテムがあり、例えば、【透明】になるという効果の【飴】だと舐めている間だけ、【姿】を消すことが出来るということになる。
また、【現象核】と呼ばれるアイテムは、例えば、【濃霧】などの【自然現象】を【コア】に封印しており、それを【破壊】すると封印されていた【濃霧】が出てくるなどの現象を別の場所で再現出来るというものになる。
また、【身代わり依代】というアイテムはよく漫画などで表現されるのと同じ様に、所有者の代わりに身代わりに傷ついてくれるというものになる。
また、【オートレスキューキッド】は、【マスター登録】をしている者の生命の危機になった時に自動で救出サポート行動を取ってくれるアイテムとなる。
他にも多種多様な【不思議なアイテム】を彼女は発明していた。
【祈清】はこうやって、【科学】と【科学】では説明のつかない【不思議】を上手く融合させた【不思議科学】という新ジャンルを【開拓】/【発明】したのである。
このチームは、人智を越えた頭脳を持つ、【祈清】の【発明】を主軸とした構成になっていると言って良いだろう。




