第七章61 【2月15日/初等部4年生活動中】11/メンバー集結となる13チーム/【レリア・ニア・トゥルーヴェリティ】チーム1
続いては、【銀髪の少女/フェアリア】を元に作られた双子の人造人間の妹の【レリア・ニア・トゥルーヴェリティチーム】は、【宝物】に分類される【何か】で構成された【メンバー】である。
【レリア】も姉の【ミリア】と同様に、【ティシェルリア姫/ティシェル姫】の生まれ変わりである10名の1名であるため、彼女独自の【異能】を持っている。
【レリア】の【異能】は、【至高宝愛】と言う力である。
これは、【何らかの力】を持っている【至高の宝】の【所有権】を彼女が見ただけで【保有】する【権利】が出来ると言うものであり、これには条件がある。
それは、【何らかの力】を持った【至高の宝】が自分の【所有権】を誰かに与えて居ないと言う事が最大の条件である。
例えば【自分に力を貸してくれる自分だけの宝剣】の様に、【宝】が意思を持ち、【誰か】の【所有物】になる事が出来る場合、すでに【誰か】のものになっていた場合はこの【異能】の【効力】は発動されない。
あくまでも【手つかずの状態】の【至高の宝】のみ、彼女だけの【オリジナル・アビリティ/独占能力】である【至高宝愛】によって、永遠に彼女の所有物とする事が出来るのである。
また、【至高宝愛】には第二の効果があり、それは単なる【物】だった【至高宝】に【心】や【思考】を与え、【知的生命体】と同じ様にする事が出来ると言うことである。
簡単に表現すれば、【九十九神】の様なものを【作り出せる能力】と言うことである。
これにより、彼女は【人型至高連宝】という
【東方人型至高連宝】、
【西方人型至高連宝】、
【南方人型至高連宝】、
【北方人型至高連宝】、
【中央人型至高連宝】、
【天方人型至高連宝】、
【地方人型至高連宝】、
と言う7名の人型をした【至高宝】の所有権を得た。
(【中央人型至高連宝】の所有権を得たらもれなく他の6体もついてきた)
ただ、【中央人型至高連宝】では呼びにくいので、【レリア】は呼び方を変えて、それぞれ、
【東方人型至高連宝】は、【イースト】、
【西方人型至高連宝】は【ウエスト】、
【南方人型至高連宝】は【サウス】、
【北方人型至高連宝】は【ノース】、
【中央人型至高連宝】は【センター】、
【天方人型至高連宝】は【アップ】、
【地方人型至高連宝】は【ダウン】、
とした。
それ以外にも【至高宝】などを手に入れているが、それを【人型】かどうかも含めて、秘密として、【覆面選抜メンバー】としたのだった。
(場合によっては手に入れた【至高宝】を誰かに使用出来る様にしてメンバーにしているなども考えられるが詳細は現時点では伏せている)
結果として、【レリア】は、名前を公表しているメンバー7名、【覆面選抜メンバー】も7名?で15名編成チームとした。
姉の【ミリア】が好戦的に【チームメイト】を集めて行ったのに対して、妹の【レリア】は友好的に【チームメイト】を集めていった。
それはやはり、本人達の性格が繁栄している集め方だと言って良かった。




