表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

56/77

第七章56 【2月15日/初等部4年生活動中】06/メンバー集結となる13チーム/【エディス・プルスフィリア】チーム2

 【エディス(EDITH)プルスフィリア(PLUSPHILIA)チーム】のメンバーは国際色豊かで明るいメンバーが多い。

 【ヒルダ(HILDA)ベイン(BAIN)】(アメリカ出身女性)、

 【フリーデ(FRIEDE)リンデ(LINDE)ベルンハイト(BERNHARD)】(ドイツ出身女性)、

 【サラ(SARA)ルノー(RENAULT)】(フランス出身女性)、

 【グレータ(GRETA)ウルビーニ(URBINI)】(イタリア出身女性)、

 【アリョーナ(ALYONA)ヴェンゲログ(VENGEROV)スカヤ(SKAYA)】(ロシア出身女性)、

 【(りゅう) 笙鈴(しょうりん)】(中国出身女性)、

 の6名は、【エディス】と義姉妹の契りを交わした中であった。

 【エディス】が【シェリア】のチームを抜けると決めた時、この6名は悩みに悩んだ末、【エディス】と共に行く道を選択した者達である。

 彼女達は、【シェリア】の【2次2次眷属】に属していたが、やはり、一軍と言えるのは【1次2次眷属】達であり、自分達は格下だと言う劣等感を持っていた。

 そんな中、【エディス】が【選ばれし者】として旗揚げした。

 6名は、自分達も出来るんだと【1次2次眷属】や【シェリア】達に実力を認めさせるために、袂を分かち、新しいチームを組んだのだ。

 だからか?彼女達は、【シェリア】を裏切ってしまったと言う後ろめたい気持ちと、結果を出すしか無いと言うプレッシャーでつながり、これまで以上の絆で結ばれていた。

 だから、【エディス】が【穴場中の穴場の異世界】/【架空想(かくうそう)顕現異様界(けんげんいようかい)】の【格闘ゲーム風】の【マッチング(MATCHING)バトル(BATTLE)部門】で力を得たと言った時は全員、その嘘みたいな話を心から信じる事が出来た。

 この【架空想顕現異様界】と言う【異世界】は、【信じる事】が重要になる。

「嘘でしょ、それ?」

「今日はエイプリルフールじゃないよ」

「嘘八百も大概にしなさいよ」

「フェイクニュース?」

 などとつい言ったり思ってしまう様な事を心から信じる事がこの【異世界】の力を譲渡出来る【最大の条件】となる。

 疑ってかかる者には一切、力は譲渡されない。

 信じる気持ちに一点の曇りもあってはならない。

 あることを信じる。

 それが現実である事を信じて一切、全く疑わない。

 それで初めてこの力を得ることが出来る。

 信じる力が求められるのである。

 そう言う【世界】なのである。

 だからこそ、【架空の世界】とされ、多くの【異世界転移者】からはほぼ、無視された【異世界】となっていた。

 ほとんどの【異世界転移者】はそこを訪れても、【嘘で塗り固められた偽物の世界】だと思い込んで帰って来る。

 信じて最後まで【顕現クエスト】をクリアすると言う事がそれだけ難易度が極端に高いのである。

 嘘だと思ったら成功するものも必ず失敗するのである。

 この【異世界】での【攻略ポイント】は【信じると力】が得られると解らない状態で、【信じる】事。

 そうすれば、この【マッチング(MATCHING)バトル(BATTLE)部門】で、架空の存在になりきれる【リアル(REAL)チェンジ(CHANGE)フォーム(FORMS)】と言う【異能】を使える様になる。

 信じる者は救われるではなく、信じる者が使えると言う訳である。

 それで認められたのが、このチームメンバーとなる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ