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第七章26 【2月13日/初等部4年生活動中】12/メンバー集結となる16組09

 続いて、9番手となるのは・・・

 【スカジャン】を化身として顕現させる如何に作ったシナリオから外れたもしくはそれにそったバトルが出来るかを競うバトルルールなどの【24作のオリジナルバトルルール】を作り【5体目の御神体】と契約した【愛珂(あいか)】と【逸輝(いつき)】と【海音(うみね)】と【瑛里沙(えりさ)】の同じ部活(彼女達の名前の頭文字、あいうえ(愛上)転じて【愛情(あいじょう)】と言う名前のレディース部)出身の共感力が優れた同級生4人組だ。

 彼女達も【ヌル】のチームと同様に、【創作物】を作ると言う点では他のチームより少し見劣りするかも知れない。

 だが、【ヌル】のチームが【チームワーク】で16チーム最強であった様に、このチームにも16チーム最強と言えるものがある。

 それは【気合い】である。

 多少の実力差も気合いで何とかしてしまうと言う勢いがこのチームにはある。

 勝ってなんぼと言う精神で行動しており、実力が劣ると思えば、仲間でも蹴落として選抜を選んでいる。

 そのため、【愛珂(あいか)】と【逸輝(いつき)】と【海音(うみね)】と【瑛里沙(えりさ)】のレディースチーム【愛情】の中から、【選抜メンバー入り】を果たしたメンバーは1人も居ない。

 むしろ敵対していた相手チームなどから【選抜メンバー】を選んでいる。

 仲良しこよしでやっている訳ではない。

 なれ合いは一切必要ない。

 これは勝つためにやっている。

 勝つためなら裏切り、蹴落とし何でもあり。

 だから、弱いと思ったら、例え【マブダチ(親友)】でも切り捨てる覚悟でメンバー集めを行っていた。

 そして、4人は各個に日本全国の【夢異世界部活学校】を飛び回り、根性、気合いが入っていると思った9人の【女子】を【選抜メンバー】に選んでいる。

 そのため、見た目の可愛らしさに反して、最も好戦的なチームでもあると言えるのがこのチームである。

 そのため、【チーム名】も【愛情】ではなく、隙を見せればチームリーダーだろうが蹴落としてかまわないと言う意味を込めた【下克上(げこくじょう)】をもじった【華刻嬢(げこくじょう)】と言う名称に変更している。

 その上で、【覆面選抜メンバー】は3人である内訳は、

 1人目が、【愛媛県立夢異世界部活学校出身】の【立浪(たつなみ) 龍虎(りょうこ)】、

 2人目が、【道立夢異世界部活学校出身】の【白瀬(しらせ) 美鶴(みつる)】、

 3人目が、【佐賀県立夢異世界部活学校出身】の【生駒(いこま) 志保美(しほみ)】、

 4人目が、【富山県立夢異世界部活学校出身】の【笹塚(ささづか) 舞帆(まいほ)】、

 5人目が、【広島県立夢異世界部活学校出身】の【大森(おおもり) 聡子(さとこ)】、

 6人目が、【神奈川県立夢異世界部活学校出身】の【谷口(たにぐち) 雪乃(ゆきの)】、

 7人目が、【覆面選抜メンバー】なので今回の紹介は無しとなる。

 8人目も、【覆面選抜メンバー】なので今回の紹介は無しとなる。

 9人目も、【覆面選抜メンバー】なので今回の紹介は無しとなる。

 となっている。

 出身は全国各地になっているが共通する事はいずれの【選抜メンバー】も【一匹狼】であると言う事である。

 女子でありながら、【1人】で居る事を1ミリも恐れない。

 その点を重視して、メンバー集めをしている。

 だから、このチームにチームワークを求めるのはそもそも間違っている。

 他の奴には負けたくない。

 その思いだけを絆にチーム結成された。

 掛け声は、チームリーダー4人が、

「気合い入れんぞ、てめぇらぁ~っ」

「気合い入れんぞ、てめぇらぁ~っ」

「気合い入れんぞ、てめぇらぁ~っ」

「気合い入れんぞ、てめぇらぁ~っ」

 と声をかけたがそれに応える【メンバー】は1人も居ない。

 チームワークはゼロである。

 それでも気合いと根性で選ばれたチームである。

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