表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/77

第七章18 【2月13日/初等部4年生活動中】4/メンバー集結となる16組01

 まず、1番手となるのは・・・

 (01)【アイテム】を化身として顕現させる【2体目の御神体】と契約した【24作のアニメーション】を作ろうとしている【天村(あまむら) 能活(よしかつ)】だ。

 【能活】は【芳一】への憧れをすて、地獄の特訓【先人が残した10大修行苦行】の1つ、【百姫(ひゃっき)救出行(きゅうしゅつぎょう)】を経て、力を付けた。

 戦力としては【91番目のプリンセス(プラス召喚される91番目の魔王)】から【100番目のプリンセス(プラス召喚される100番目の大魔王)】の10姫10魔王に加えて、【能活】自身が【ゾーン覚醒】を繰り返し、

 【限定未来視(げんていみらいし)】(7つまで自分の頭に未来の事柄を残す事が出来るが誰かに話してしまったりすると無効になる力)、

 【理解盗作(りかいとうさく)】(他者の使う【異能】の仕組みを理解することで10回分までその力を使う事が出来る力)、

 など16連続覚醒をしている。

 その間も地獄の特訓などの影響でメンバーの入れ替わりなどがたくさんあった様だが、【芳一】と知り合っていた【能活】の3人の【2次眷属】達は残っている様だ。

 まずは、【瀬羽(せば) 桃一郎(とういちろう)】51歳で【能活】からは【セバスチャン】と言う名前で【ロールスロイス】の運転手もしている男性だ。

 【職務遂行能力(業務遂行能力)】を買われ、【能活】の参謀的な役目を果たしている男性である。

 2人目が【女優としての才能】を【能活】に評価された【島城(しまき) (ともえ)】24歳である。

 【芳一】がよく見ているドラマに出演する女優であるが、ツンデレ的な性格であり、【芳一】や【シェリア】、【フェアリア】達の事は基本的に認めていない。

 3人目が応援する者が成功すると言う【オタ活/推し活】としての【能力】を認められた【中山(なかやま) (つばさ)】27歳だ。

 彼女とは【芳一】の同期である【須藤(すどう) 藍子(あいこ)】36歳の事を通じて少し親しくしてもらっていた。

 とここまでが【芳一】と面識のある3人である。

 それ以外に3名の【2次眷属】が加わり、6人のメンバーが【能活】の【選抜メンバー】となる。

 4人目は、【元セクシー女優】をしていたが、【人タラシ】の【力】を認められた【ナンバー1キャバ嬢】/【綾碕(あやさき) 希望(のぞみ)】33歳、

 5人目は、業務中、8度も【オレオレ詐欺】や【広域強盗】なども捕まえた経験を持つ正義感の申し子、【倉田(くらた) 将都(まさと)】42歳、

 6人目は、【覆面選抜メンバー】なので今回の紹介は無しとなる。

 この様に、各チーム、【選抜メンバー】の中に【覆面選抜メンバー】を1人以上入れている様だ。

 それは、【選ばれし者】達の戦い【覇王杯/オーバーロード・カップ】の1回戦以降に正体を現す事になるだろう。

 それでは、新メンバーで名前の解っている【希望】と【将都】を交えた【能活】の会話を少し覗いてみよう。

 【将都】は、

「しかし、ずいぶん、減ったもんだな。うん、少数精鋭ってやつだ。

 問題無し。俺は一向にかまわんぞ」

 と言った。

 【希望】は、

「でも良いのかしら?私と【将都君】は、言ってみれば真逆の存在でしょ?

 方や配達員として、まっとうに生きてきて、犯罪者を8度も捕まえて警察に感謝されていて、私の方は裏の世界を生きて来た人間。

 【将都君】は、【能活君】とお似合いかも知れないけど、私はね・・・

 話術がちょっと優れているだけのただのおばちゃんよ・・・」

 と自虐して見せた。

 だが、それをマスターは否定してくれると彼女は知っていて言っているのだ。

 ただ、言わせたいだけ。

 それに答える様に、【能活】は、

「人それぞれの人生だ。

 僕はどの様な人生だろうと否定するつもりはないよ。

 ただ、自分にまっすぐに生きていれば僕は誰でも認める。

 【希望さん】は自分を曲げた事は一度もないのだろ?

 目を見ればわかるさ。

 少なくとも、人物描写、キャラクター描写と言う点において、僕を含めてこのチームに【希望さん】の右に出る者は居ないと思っている。

 人生の酸いも甘いも経験している貴女だから出来る芸当だ。

 違うかい?

 だから、選抜メンバーに選んだ。

 それとも僕の目に狂いがあるとでも君は言うのかい?」

 と言った。

 【希望】は、

「ぜぇんぜん・・・試しただけよ・・・女はね・・・直接言って貰えないと時々不安になる生き物なの・・・生理現象みたいなものよ・・・そこはまだお子様なのかしら?

 なんならお姉さんが手とり足とり腰とり教えてあげましょうか?」

 と言い、【将都】は、

「やめろ!下品だぞ」

 と言い、【希望】は、

「はぁ~い。年長者の言うことは聞きますよ」

 と言うやりとりがあったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ