表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/68

大好きなお兄様に溺愛されています。

全年齢版で再編集してUPいたします。

ご都合主義な世界です。

よろしくお願い致します。


私には2人のお兄様がいた。

4つ上のお兄様と2つ上のお兄様。




私は2番目のお兄様が大好きだった。



お父様もお母様も一番上のお兄様も勿論好きで、一緒にいて優しい気持ちになる。


でも2番目のお兄様にキラキラとした青い瞳で見つめられるとドキドキして体全部が心臓になったように脈をうって真っ赤に染まる。

そんな私を見るといつもお兄様はより柔らかく微笑んでくれて、その笑顔が大好きだった。


独り占めしたかった。

一緒に居たくてお兄様のお勉強の時間以外は抱きついて離れなかった。

一番上のお兄様は呆れ顔をするけれど、お父様もお母様も笑いながら抱きついた私を見ていたし、2番目のお兄様も嫌がりもせず、嬉しそうに私の頭を撫でてくれたり、お菓子を食べさせてくれるので私はわがままだとわかりながらも離れなかった。

そんなお兄様を大好きにならない妹なんていないのではないかと思う。




お父様やお母様、一番上のお兄様は確かに美しいけれど、2番目のお兄様は別格に美しく見えた。

それは私が大好き過ぎるからかもしれないと思っていた。

そう、少なくともたった今までは。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ