花を君と。
桜もう咲いちゃったね。
いつもなら、まだまだ桜を楽しみにしている時期に。
仕事帰り、夜空に浮かぶ桜を見上げる。
君と桜を見ながら川沿いの道を歩いたことを思い浮かべる。
肌寒い中、花見に無理やり忙しい君を誘った時のことも。
君は忙しくても、いつも自分を気にかけてくれる。
いつも笑顔で。
また君と話したいね。
桜はもう散ってしまうだろうから。
今度はそうだなぁ。
あじさいを見に行くのもいいね。
散策しながらあちこちね。
食いしん坊の君のことだから。
花よりだんごにもなりそうだね。
君は食べることが大好きで。
おいしいものは、正義だと笑う。
そんな君の笑う顔を見て、ほんわかしている自分がいるよ。
遠出はなかなかできないけれど。
その時に見れる花を君と。