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詩、紡ぐ場所(α)

光の鍵

作者: 蒼井托都

暗闇がもしもあなたを呑み込もうとしても

わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ

毎日に悩み疲れて苦しいと叫んでいいんだよ

ほらここで受け取ったよ


何年何十年忘れることはない

忘れようとして思い出して自己嫌悪にもがく

痛み苦しんだ哀しみが心を塞ごうとするのを

負けないようにめげないように耐えきろうとしてた


あなたはきっと不器用で

なんでもまっすぐ受け止めて

立ち上がれないくらい疲れきって

やっとSOSを出すでしょう?


暗闇がもしもあなたから希望を奪おうとしても

わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ

毎日をやり過ごすことさえ辛いと言っていいんだよ

ねえここで待ってるから


手放したい苦しみに向き合っておいで

忘れたい痛みに触れておいで

捨てたい でも捨てられない思い出が呼んでいるなら

わたしと手を繋いで会いにいって

戻ってこれるように


暗闇がもしもあなたを連れていこうとしても

わたしはきっと光の鍵であなたを照らすの

毎日が続くことを許してもらわなくてもいいんだ

あなたは今ここで生きていていいんだよ


暗闇がもしもあなたを蝕もうとしても

わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ

朝が来ることが怖くて夜に震えていた日々も全部

ほらここで抱き締めるよ






(C)Aoi Tact

誰に向けてというより、自分に向けて書いていたような一作かもしれません。

この時期はもやもやといろいろ昔のことを考えてしまいますが、

生きて書けているこの現実を、自分に自分で突きつけないといけない、みたいな、

もやもやする自分Aに、そんなAの首根っこをひっつかんで尻をぶっ叩いてしゃんとせい!と喝を入れるように前進したい自分Bが、殺伐感は最大限抑えてやさしく(?)語りかけているような感じのテイストに。ちなみに自分AとかBとか言ってますが多重人格ではないと思います。AとかBとか言ってる感情どちらも自分のものです。


とはいえ、人間いろいろ頑張りすぎるとぷつんと糸が切れたみたいになります。

時間がすべてを解決してくれるかもしれないけれど、それは手遅れになる前に活動ペースをゆるめられたらな話だと思うし、そういう自覚もないくらい末期的だと心身崩壊してしまうので、何事もほどほどに消化・・・できるようになりたいとも思う今日このごろでした。

こちらぼんやり歌えそうではあるのですが、リトグリの歌声を思い浮かべながら書いてたら似てる部分もあるんじゃないかとか思ったり、まず妄想の中で歌ってもらってたら涙が止まらないとかこれは妄想だ!と何回繰り返しながら書いていたか分からないので、詩扱いとしています。いやあの、妄想ですよ自分・・・

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