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二講

第二講




メリーベル「はい! というわけでまさかの第二回! 番外講座始まりー」

ウェル  「おい、何だ。何が始まった?」

メリーベル「司会進行は、ファーストネームがほぼ呼ばれず忘れられてるとおぼしき私、イネス・メリーベルと!」

ウェル  「は? だから何が」

メリーベル「お馴染みウェルの提供でお送りしまーす!」

ウェル  「…………(諦めた)」

メリーベル「さて、今回のお題は!」


 第二講 司書について


ウェル  「(まともな話題だな)」

メリーベル「え。本当にこれ? やらなくて良くない?」

ウェル  「おい!」

メリーベル「だって司書だよ? 司書。どんな職なのかとか、どんな事するのかなんて皆知ってる……」

ウェル  「…………」

メリーベル「あー、はいはい。真面目にやります」

ウェル  「(どっと疲れた)」

メリーベル「司書の話より人狼とかの方が萌えると思うんだけどなぁ」

ウェル  「メリーベル……」

メリーベル「ウェル、最近師匠に似てきたよ」

ウェル  「リヒターさんの苦労をひしひしと感じてる」

メリーベル「で、司書ね。えーと、図書館で貸出返却業務や本の購入や保存、蔵書の整理や修復とかそんなような事をやってるよ」

ウェル  「…………」

メリーベル「え。以上だけど」

ウェル  「お前…………」

メリーベル「いや、だって」

ウェル  「分館の司書は全員、確実にどっか変だ」

メリーベル「ちょ、ウェル酷い」

ウェル  「分館司書の業務には、普通の司書にはない迷宮調査があり、幻想化身と共に調査を行うんだろ」

メリーベル「わー。ウェル詳しーい」

ウェル  「…………」

メリーベル「ウェルさん、目が怖いデス」

ウェル  「本来、メリーベルが言う事だ・よ・な?」

メリーベル「あは」

ウェル  「(ため息)」

メリーベル「あ、ちなみに今回メーラ達じゃないのは、メーラ達は忙しいからだよ!」

ウェル  「誰に言ってるかわからんが、もうツッコまないぞ」

メリーベル「いやー、メーラ達が先生って新鮮。大きくなって……。ま、見た目変わってないけど。幻想化身は年取らないからねー」

ウェル  「大変だな。あの子」

メリーベル「あはは。まぁ、こっちもこっちで色々あったよね」

ウェル  「色々……あったな。確かに」

メリーベル「結局ウェル、ミモザさん見つかっても分館の宿直辞めなかったもんねー。ありがたや」

ウェル  「メリーベルも司書辞めなかっただろ」

メリーベル「そりゃ、別に辞める気なかったし、ミモザさん見つける為だけに司書になったわけじゃなかったからね」

ウェル  「本が好き、だな」

メリーベル「うん!」

ウェル  「だから次から次に巻き込まれるんだよな……」

メリーベル「あはは。退屈しないでしょ?」

ウェル  「平穏て言葉を知ってるか?」

メリーベル「まあまあ。そんな事いってもついてきてくれるウェルには、ほんと感謝してるよ」

ウェル  「はぁ…………」

メリーベル「さて、そろそろ良い時間かな。最後に番宣やっとく?」

ウェル  「番宣て何だ、番宣て」

メリーベル「とりあえず『千年書館 ―悠久恋書―』にて、メーラ達と私よりは遥かにまともなカノンちゃんが奮闘中! 暇潰しにでも読んでみてね。よろしく」

ウェル  「よくわからんが、よろしく」

メリーベル「それじゃ、また次回!(あればね!)」


 ……続く?

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