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61 自己中女は爆発しろ

諸事情により遅くなりました。

今回は短めの話になります。

就任式典が始まったのだが…なんだこれ?


女公爵の挨拶は自慢話?宣戦布告?


とても皆で祝うという雰囲気は開始してから間もなく無くなった。


初めから歓迎の雰囲気ではそもそも無かったか…


「カント王国とドウガーイ王国の両国の安定と発展は私が帝国を代表して保証致します。両国の皆様のご協力をお願いします。」


で、結局言いたいのは俺に話した事と同じか!


カント王国は投降をして帝国に併合、ドウガーイ王国は属国化。


「それはわが国に滅べと言うことでしょうか?」


カント王国の貴族が女公爵に質問をする。


「結果的にそうなるのですが、皆様の協力を頂ければそのまま領主をお願いしますわ。カント王家も直轄領を帝国貴族として治めて頂きたいと思っていますので大きな混乱はないかと思いますわ。王子もおこしいただいておりますので国王陛下をご説得下さいませ。」


「そんな事に納得できるか!国王陛下を裏切る事など許される事では無いぞ。」


いくら領主の地位を約束されても王国を裏切り帝国の貴族になって良いことはないだろう。


今は約束された地位もいつなくなるかは分かったものじゃない。


自分の国を簡単に裏切った貴族を領民も帝国の皇帝も信用はしないだろう。


「皆様には是非とも国民の為に賢い選択を期待しますわ。直ぐにお答えを頂けなくても結構ですわよ。重要な判断を求められることなのでお時間を差し上げます。私のご提案にご賛同いただける方は一年後にまたこちらにお越しくださいませ。良いお返事をいただけない場合は不本意ではありますが武力を行使させていただきます。」


結局は命令だ。


降伏勧告た宣戦布告!


「公爵閣下、私から一つよろしいでしょうか?」


「ペルセ辺境伯なんですの?」


「そのような脅しに乗るものはおりませんよ。勘違いをされているようですが貴女自身も提案も全く魅力が無い。誰も付いてきてくるものなどいない事を知るといい。それと考える時間をくれるじゃなくて、準備の時間を下さいの間違いだろ?」


「なっなんて無礼な!魅力が無いですって!貴方などにその様なことを言われる筋合いは有りませんわ!」


「世間知らずの公爵ちゃんに俺が宣戦布告の仕方ってものを教えてやるよ。よく見て勉強しな!戦争でぶっ潰したら良い女に調教して飼ってやるから楽しみにしてな!」


ドゴーン!ドゴーン!ドゴーン!ドゴーン!


城の東西南北の役所や軍事施設から爆音と共に大きな土埃があがった!


各所に仕掛けた4つの魔石爆弾が爆発した。

想像以上の威力だ。


大きな水筒のような筒の中の中央部分に自爆の魔石を仕込んである。筒の中は釣りで使う重り位の小さな粒状の丸い金属を無数に積めてある。


隙間には金属の粉が埋まっており、ここ金属の粉が炎を数倍の威力にしてくれる。


時限式なのでタイミングを待っていたのだがなんとか話と合わせることが出来た。


リモートは出来ないのでかなり不安ではあった、タイミング外したら恥ずかしいからね。


「一年なんて待ってやるわけ無いだろう!今ここに開戦を宣言する。侵略者は皆殺しだ!この戦争に参加するものは剣を抜け!」


大きな音に動じるものはドウガーイ王国とカント王国の貴族にはほぼいない。


全員が腰にさげた鞘から剣を抜き放つ!


「我らカント王国はドウガーイ王国と同盟を締結して帝国の侵略に徹底交戦を誓う!」


「我らドウガーイ王国もカント王国と同盟を組み帝国や退ける事を宣言する。」


両国の代表たる王子が戦争参加と同盟を宣言した。


「公爵、現在より戦争に突入した!今の新型魔道具は領都の各所や城の中にも仕掛けてある。またドカンといきたいか?嫌だったら我らの帰国をそこで黙って見送ってろ!もし少しでもおかしな真似をしたら即ドカンだ。皆様、これにて式典は終了です。帰国の途につきましょう。」


城内の廊下を貴族達がすすんで城外に出ると、城から町の入り口までの大通りの両脇にヘンリル軍や共に式典に出た全貴族の部下達が両側に立ちバリケードとなっている。


用意していた魔車に乗り込み次々に脱出していく。


シロを中心にした大きな狼も街中で睨みを利かせているから公爵軍は手を出せない。


そもそも爆弾騒ぎで大混乱だ。


あっという間に撤退が完了した。


「公爵、次逢うのを楽しみにしているよ。それじゃ!」


「私も楽しみにしているわ!絶対に後悔させて差し上げますから!」


領都を撤退して間もなく


ドゴーン!


領都の入り口の城門や公爵の城から爆発がいくつも発生した。


「悪いね、仕掛けたら時限式だから全部爆発しちゃうんだ。全部で15個持ってきたから全部使っちゃったわ。やりすぎたかな。シロ、今から領都に行って軍人や役人を殺して回って来てくれるか!ある程度混乱させたら戻っておいで!頼んだよ!」


シロ君の頭を撫でてやると嬉しそうに擦りよって来て、ワウォーンと一鳴きして群れを引き連れて疾走していった。


中級モンスターなのだから強烈な打撃を与えてくれるだろう。


戦争は初めの一撃で大ダメージを与えるのは有効な作戦だ。


さぁ、また戦争しますかね。

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