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31 ゲリラ戦改め盗賊

俺の領地になるのは砦から大森林寄りの10の村の範囲である。現在は全ての住民が避難しているため住民はいないないが近日中に戻るそうだ。前線の拠点にしている村は危険もあるし軍事拠点と大森林からの物流拠点に最適なために住民へは移住をさせる。1300人にもなる奴隷はかなりの金額になるようだがすぐには換金できないとのことである。


最低限の装備ではあるが奴隷を動員して焼き払われた2つの村を除く7つの村の整備と拠点村の要塞化をさせている。俺はスケルトンの増産と敵の情報収集と偵察を繰り返していた。散発的にゴーストをつれて軍事拠点などを襲撃しては兵の数を減らしていた。


この周辺の敵国は国境の辺境地としてあまり重要視をされておらず、大小の男爵領と子爵領が11あるのみらしい。全てあわせれば伯爵領の規模になるようだ。エルフの貴族が7名にビーストが4名で構成されているらしい。ビーストは犬獣人・熊獣人・狐獣人・猿獣人らしい。


今回攻めてきていたキシル子爵領が一番規模が大きくて資金もあったようだ。いつもお荷物扱いであったので子爵の呼びかけに多くの貴族が応えたらしい。最低限の兵は居るとしても今回の出兵はかなり無理をしたようだ。各個撃破していくのは容易いだろうが勝ち方が問題だ。


「いずれは俺の領地になるから民への被害は最小限にしたいけどどうしたらいいかな…」


1人で悩んでもあまり名案が浮かんでは来ないのでとりあえず兵を率いて周辺の村々を回り支配下に入るように説得して回ることにした。交渉は想定外にうまくいった。貧しいく小さな領土の村々はさらに貧しいようだ。俺が兵を使って開墾や防衛の約束をして、モンスター素材の供給や仕事の提供を提案したら喜んで受け入れてくれた。


家内制手工業での仕事の供給だ。簡単に言えばアース商会が近いうちに内職を斡旋するよと言っただけの話だ。安価な労働力は商会にもメリットがある。商会の利益があるから税金も安く出来る。飢えずに暮らせるだけで幸福だとある村長は言っていたが夢の無い世界だ。


たったの3日で7つの村を支配下に置くことができた。奴隷を防衛に回して屯田兵のように村の整備にも従事させた。全部で14になった村に50名ずつ配置しておいた。1500名も奴隷がいるので余裕があるが全てでは行えない。徐々に整備の済んだ村から移していく必要もあるだろう。


その日の深夜に初の男爵領の領都攻略に来たが町というより大き目の村程度だ。ここは名前は覚えていないがエルフの領土だ。屋敷というには貧疎ではあるが一番大きな建物に向っていく。中を魔力感知で探ると全員で30名近い存在を確認した。この狭い屋敷によくも居るなと思った。


裏口から静かに進入していく。進入するのはやる気があり、比較的腕の立つ奴隷20名だ。ハロルゼと同じ手法の闇討ちで全員捕らえる予定だ。俺が先行して当身で男を軒並み沈めていく。ものの15分で制圧完了だ。簡単すぎる…屋敷の正門の門番しか見張りは居なかった。


領主の男爵に妃が3名に子供が男7名に女5名と使用人と奴隷だ。


「男爵おはよう。名前は忘れたし憶えるだけ無駄だから聞かない。貴方は明日の朝戦犯として公開処刑をする。その他の家族は奴隷落ちだが処刑希望はいるか?使用人は朝解放するからおとなしくしていろ。奴隷は俺のものになってもらう。男爵、何か言うことはあるかな?喋れる様にしてやれ。」


口を縛っていた布が外されると


「どういうことだ。お前は誰だ。貴族の私にこんな事をしてどうなるか分かっているだろうな。」


「おんなじ様な事を三下商人も言っていたな。貧乏馬鹿貴族に情けは不要か」


鳩尾に一発入れて黙らせる。朝まで暇つぶしに拷問するのもいいが面倒だからやめておく。


「他で領主と一緒の旅に出たいやつはいるか?」


みんな死んだ目だ。ただ長男だけが反抗してきたので2名の処刑をすることにした。



翌朝 領都の広場


裸の領主とその長男を引き連れて歩く。

奴隷の部下が叫ぶ


「これよりドウガーイ国に戦争を仕掛けた罪で元男爵とその長男の処刑を執り行う」


へぇー俺の国はドウガーイって言うんだ、今更知ったよ。


「処刑執行は新しい領主であられるペルセ・アース様である。一同ご尊顔をお忘れすることの無いように心せよ。」


俺の合図で二人の首が胴体から地面に落ちた。これで支配完了であるが細かな統治をしなければいけないが今はいったん保留する。いずれギャングのボスなど家臣団が到着したら丸投げすればいい話だ。


村をまわたり領都を落とすなどしているうちにスケルトンの先行部隊が9日で到着してその7日後には家臣団が到着した。そのころまでに支配下の村は30を超えており3名の領主を処刑していた。

とりあえずは小領地群を全て制圧しながら将来の領地の整備をしていくことにした。


ボスたちの力は凄まじくあっという間に領内の統治や整備が進んで領地として機能しだした。

もちろんスケルトンも現地召喚してモンスター素材の生産を安定して行えるようになっていた。

領主といっても貧乏なうえに戦費を捻出したばかりなのでたいした資産は徴発できなかった。成果としてはキシル子爵の屋敷と狐獣人の母娘だろう。


キシル子爵の屋敷は綺麗で小さいが城の様であったので領都にした。調度品はいまいちだがこれから整備すれば良いだろう。位置的にも少し敵国に近いが中央辺りにあり便利がより。


そして狐獣人の領主の娘の3姉妹は独特の色気を持っていたので俺のコレクション入りした。領主は処刑するが母親の性奴隷落ちをさせないことで手をうった。しかし母親もたいしたもので一晩誘いを受けて相手したがかなりのものだ。アリーシャに勝るとも劣らぬテクニックで頭も良い切れ者だ。

貴族の妻子のみの超高級娼館の話をしたら女将をしたいと申し出たのだ。今まで周りの貴族にいい感情を持っておらず男爵家ということもあり冷たい扱いだったとか。任せて欲しいとのことでそのまま男爵の屋敷を改装して娼館にすることになったのだ。

我が領の性産業の中核になってくれることであろう。


全てを支配化におくまで俺は闇討ちや寄り親であるの周辺の伯爵や辺境伯の救援部隊や援軍を襲い物資を奪ったりとまるで盗賊のようなゲリラ戦ばかりしてきた。そんなことを繰り返していたらあっという間に一月が経っていた。領主からの褒美に加えて狐姉妹を堪能しながらと充実した日々をすごしていた。


数日おきに周辺の領土に侵入して軍隊や前線の駐屯地などを攻撃して回っていた。ゴーストの召還チャンスであったので1500体まで増やしてしまった。被害が大きすぎて敵国は戦線の維持が困難になってきたようでこう着状態へとなっていた。ここまでやれば十分だろう。


そんなある日王都からの招集礼状が届いた。叙勲したい旨が記載されていたのでいよいよ貴族の仲間入りなのだろう。あまり人員は割きたくないが見栄を張るための同行を選び出発した。王都までは15日もかかるそうなので俺は前日に合流することにしてそのまま警戒とゲリラ戦を繰り返した。


たまに屋敷の調度品や貴金属を持ち帰るのが楽しみになっていたからだ。


周囲からは最強の盗賊と…言われても仕方ないか。

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