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26 貿易都市建設

ハロルゼの自宅に戻ってきたのは拠点に寄り道をしてからだった。


領都を出発した後は大森林の拠点に寄ってきた。スケルトンを大増産してきたのだ。各拠点を各300体のスケルトンの常備部隊に加えて、各100体の両拠点を繋ぐ道を造営する中間拠点新設部隊を作った。質の向上も必要なためスケルトンウォーリア用に各拠点に100体づつ作った。しばらくすればスケルトンウォーリア100体を作ることが出来る。


ハロルゼに戻ってきたが新たな貿易都市の話を皆を集めてしたが現段階では無理だった。


ナンデカ?


ノウハウが無い。

人材が無い。


まずはきちんとした建築家と大工を探さなければならないと言うのが皆の意見だ。


「確かにハンズの言う通りだろう。娼館の方はどうだ?」


「まだ設計が済んで建設に取りかかったはかりで他の宿や飲み屋も同じようなもんです。こっちで手一杯ですよボス。」


「急がせる必要は無いが都市建設の設計の話もしておけ。人材は確保できるか?」


「建築家には話をしておきます。人材だけならスラム街から集めれば何とかなるかもしれませんが使えるかは別問題ですよ。」


「そうか、分かった。貿易都市は俺の方で出来る事をしておこう。なにすぐにやらなくてもいい事だ。暫くは簡易の取引所から始めるさ。」


「それとアース商会から素材を買いたいという商人が増えてまして増産は出来ないでしょうか?輸送用の魔車はすでに多めに確保してあります。ボスの能力なら何とかなりませんか?」


奴隷の幹部達はスケルトンを知っているから数を増やせって事か。


「もうやってきた。倍以上に増えるからどんどんさばけ。それと優秀な人材はどんどん確保して加工工房を増やせ。ドワーフの金属工房が出来れば欲しい。」


早く道具や武器を作りたいからな。革加工で革鎧も作ってスケルトンを強化していきたい。


「分かりました。早めに増産出来るようにします。奴隷の購入も宜しいのですよね?」


「利益は一割をプールして後は投資しろ。それと協力的な奴隷は優遇しろ。俺の奴隷はその辺の一般人より恵まれてるように。反抗的なら殺しても良い。」


「ではそのように。」


ハロルゼはハンズ以下の元ギャングや商人の家族なと奴隷に任せておけば勝手に大きくなる。というかお前らこんなに出来るならまともな商売してれば良かったのにとさえ思う。


ただ、全域が縄張りなのでみかじめ料だけでかなりの金額だ。スラムも減ってギャングが治安を維持する…なぜかアース商会の名の下に町の治安が良くなっていてる。

商会からも警備代のような形でみかじめ料の徴収は揉めることも少ないようだ。


「みかじめ料をどうしても払わないって飲み屋があったんでそこには関知しないって方針にしたんですよ。仕掛けた訳でもないのにごろつきや飲んだくれが集まるようになってすぐに潰れました。あれが聞いたかもしれませんね。」


ハンズよギャングなんだから仕掛けたんだろ?

と思いつつもあながち無い話じゃないかもしれないと納得していた。



アリーシャがシーツにくるまりながら左腕の中で胸に頭を預けてくる。

右手で持った報告書を見ていく。


「アリーシャ暫く留守の間も順調だったようだな。利益が半端じゃないな。」


「お金と一緒に寂しさも増えましたよ。」


「すまんな、それでどうだお前の娼館は?」


「もちろん順調よ。女の子達もだんだんと受け入れてきたわ。お客を楽しませれるレベルにはなったけど味見いたしますか?」


「俺が食べたいものはここにだけだ。これから1人で都市を造る。ハロルゼは任せるぞ。商会やハンズ達をうまく使ってくれ。」


「またむちゃばかりしようとして、冷たいベッドは嫌いよ」


「じゃあ、いまから暖めるか。」


大仕事の前に癒されておくか。適度な運動をしないと身体が鈍るからな。




朝飯を食べてアリーシャとメイド達に見送られて大森林の拠点へと向かった。


「そういうば領主は巨乳エルフと兎獣人の件は覚えているかな?そんなふざけた話する雰囲気無かったし完全に忘れてたわ。今更言えないしな…やっぱり自分で見つけないといけないな」


楽しみはとってもおこうと自分を納得させて作業に取りかかる。

実際にやるのはスケルトンだけどね。



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