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34―奇妙な少女―

泣いて良いですか?(´;ω;`)


間違えて以前に書いた小説を投稿してしまいました(´;ω;`)ブワッ


黒歴史です(´;ω;`)


黒歴史とか言いつつ迷子から~の前身ですけれども(´;ω;`)


マジで泣きます(´;ω;`)


100人ぐらいの方に読まれたようで…穴があったら入りたいです(´;ω;`)


「ふぅ…急いだ方が良いですかね…。あ、すみません、ウエイトドラゴンって言う名前の店ってどこでしたっけ?……この道をまっすぐ、大通りを右に直進、人だかりがあるところ?分かりました。ありがとうございます。………ってよく考えればポーションとか武器を積んだ荷車が門に向かってくるのと逆方向に行けば良いんですよね…失敗しましたか」


サラに指揮を任せたアルはトレディアの街を小走りで移動していた。





「あれ?アルさん。どうしたんですか?」


「あぁよかった無事でしたか…ネリーさんはここで何を?」


「ギルドからのお使いですが…何か私に用があって来たんですか?…そういえばお二人は防衛戦に参加していませんでしたっけ?どこで戦っているのか知りませんが…抜けて来て大丈夫なんですか?」


「え…ネリーさん、僕らの配置について何も知らないんですか?」


「ええ。一応皆さんは危険のないところで戦うと聞いておりましたが」


――ネリーも狙われているかもしれない――先ほどサラが言っていたことがアルの頭の中を瞬間的に巡った。


――ネリーさんはギルド職員…それに不本意ながら僕の事もあって僕たちの事に関しては職権乱用してでも詳細に知ろうとするはず。もし僕だったらそうする。……だけど何なんだこれは。何で普通の知り合いに会っただけのような反応を返してきているんだ?どこかがおかしい―




アルは以前にハクラウドから聞いたことを思い出す。それは――『今回の件は何もかもが不自然』――それが予想外の形でアルの目の前に降りかかってきた。


「…っ!ネリーさん、来てください!急いで!」


「え…きゃっ!?アルさんいきなり何なんですか!?ギルドに訴えますよ!?」


――おかしい。何で…なんで僕らと一緒に来たばかりのこの女性(ひと)まで不自然になっているんだ!?ありえない!?


アルが訳も分からずネリーを連れて西門へと走り出したその時、大きな音が轟いた。


――――ズドォォォオッ!!



それは強大な揺れを伴い…道に立っていた人々の多くが倒れこんだ。その中でアルはいまだ叫ぶネリーをその腕の中に抱え込んだまま懸命に立ち…遠くに見えるサラが居るはずの街を囲う壁を見つめ続け


「―ぐっ…!サラ、『ヤマタノオロチ』に離脱要請を出してください…!これは…どうにも本当におかしいです…!手遅れになる前にリョウ達にも…連絡が必要です…!」


届くはずのない思いを吐き出したその時――


「あり?何でこんなとこに普通に動けている(ヒト)がいるのぉ?おっかしーなー」


場違いなほど明るい少女の声が聞こえてきた。とっさに声の聞こえてきた方向―上空に目を向けるとそこには橙色の日曜朝に流れる少女アニメの主人公のような衣装に身を包んだ少女が空中に立っていた。


「あれ?もしかしてあんたあたしの事見えてる?…ああそっかあんた今回の『対象』の一人だったんだ?へ~…その女の人はあんたの良い人?」


「『対象』?…何か知っていますね?どういうことなのか説明してくれますか?」


「へーんだ!消えていく(・・・・・)予定の奴に教えるわけないでしょー!…と言いたいけどあたし達のリーダーから聞かれたら答えろって言われてるから教えてあげよっか?」


少女は空中で足を踏み鳴らすと見る見るうちに高度を下げてアルから5・6メートル前方の路面に降り立った。


「あたし達の目的はね、世界の…っととこっちは言っちゃいけないんだった」


「…教えてくれるんじゃなかったんですか?」


「言っていいことと悪いことがあるんだよーん。えっと、聞かれたら答えろって言われたこと言うね?

『この町…トレディアは我々が貰い受ける。…無論建物や物品だけではない…そこに住む者共(・・・・・・・)も我が支配下に組み入れる。…とはいえ貴様らの国や領土をこれ以上侵犯する気はない。位置関係上必要であっただけだ。故に心配せずとも今少し立てば返還しよう…もちろん人死や建物の損壊なども出させん。しばし人の行き来は禁止するがな。


それと…我らには迷宮をも自由に操作する力がある。それすなわち迷宮のモンスターを自由にあふれさせることが出来るという事だ。ふふ…これがどのような意味を持っているのか国の上層部の貴様らなら分かるだろう?手を出さんことを勧めよう。


あぁ、それと…このままもしも戦闘を続ける様ならこの町の住民が貴様らの敵になるぞ』」


少女がそこまで言った時、アルの周囲で倒れていた人たちがゆらりと立ち上がり…敵意の目をして包丁や剣、あるいは杖などを向けてきた。


「なっ…!この町を貰い受ける云々は置いといて…この町の人たち全員を洗脳したとでもいうんですか!?」


「宣言したこっちが聞くのもなんだけど置いといていいのそれ…?うーん洗脳…とは違うけどまぁ似たようなものかな?…ありゃ、そっちの女の人は微妙だねー。この町に来たばっかりで時間が足りなかったのかな?」


アルが慌ててネリーを見ると生気を失いうつろな目を浮かべてふらふらと揺れながら立っていた。そこには敵意の目も武器もなくただぼんやりとしているだけだった。


「ネリーさん!?」


「うーん…完全にかかってないんだったら要らないかな?えいっ」


少女が手をかざし振り下ろすと住民の一人がネリーの背後から包丁で一突きしようと駆け寄るが…


――キンッ…ドグォッ!


ネリーから離れたアルが迎え撃つように剣を抜いて包丁をその半ばで切断するとそのまま肩から当身を食らわせ、住民を吹き飛ばした。


「ありゃ…どうしてその人を庇うの?どうせリーダーの手の中だよ?あんたのような『対象』にはとっととここから出て行ってもらってさっきの言葉をこの国の上層部に伝えてほしいんだけどなー」


「ネリーさんの精神が誰の手の中にあるんなら…絶対取り返します。約束…というか勝負が途中なんですよ。仲間には心配を掛けるかもしれませんが…あなたの言うリーダーとやらの場所まで連れて行ってください。直談判します」


「えー…やだめんどくさい…何でそんなことしなくちゃいけないの…それにリーダーも面倒くさがり屋だよ…そんな話聞くわけが…え?えーっと…いきなり何?」


アルはふらふら動くネリーを再び捕まえると少女を見つめた。急に空中に向かって話し始めたかと思うと周りの住民たちも動きを完全に止めたからだ。自分と少女以外の時間が止まっている…そう錯覚してしまうような光景だった。と、急に少女がアルに向き直り…


「それやっちゃっていいの?まぁリーダーが言うなら…リーダーから伝言ー『ぶっちゃけそこで暴れられるとめんどくさいからその女は解放してやる。とにかくとっととここから出て行ってくれ』だってさー。良かったね?」


仕方が無さそうな表情をしながら少女が言うと同時にネリーの顔に生気が戻り…


「…あ、あれ!?えっと…アルさん!?何で…!?」


ネリーが急に話し始めたがそれを遮るように…


「まーとりあえずこの街から出てってくんない?異分子が居ると計画の邪魔なんだよねー」


――今ここに残っても何のメリットが無い…それどころかもし怒らせてこの町の住民を向けられたらこちらと住民双方傷つかずに撤退できるとは限らない…ここは言われた通り引きますか。


「誰だか知らないけれど…次会った時にはもっと色々聞かせていただきます」


「そんな日は来ないと思うけどねー。はいはいとっとと消えて」


アルはネリーをその両腕に抱えると後方からの追撃を警戒しつつ一路西門まで走っていった。



「…アルさん」


「はぁ、はぁ…何ですか?」


「いえ、何でもないです」


「そうですか。…もしこの先でサラが待っていてくれたらすぐにここから出ます。すみませんが荷物は諦めてください」


「そんな事じゃなくて…いえ、分かりました。」


――――――――――――――――――――――――――――――


強大な揺れと音はサラにも聞こえていた。いや、サラの方がアルよりも揺れと音を実感できていたというべきだろう。なにせその発生源とみられるモノを目撃していたのだから。


「ぐっ…!何なのよアレ!?」


揺れに耐えつつサラが見つめていたモノは西側の森の遠くに見える紫色の炎の柱だった。それはサラの前方と北の方角の森の中にも同様の柱が見えた。そしてすぐ後にもう一本新たな黒色の柱が北の森の中に現れた。


「どう見ても…方角的に迷宮に関係あるとしか見れないわよ…!精霊さん!さっきの人にお願い!『撤退よ!どう考えてもやばすぎ…る…わ…よ?』」


サラが精霊を用いてハクラウドに呼びかけたその時、森の中から黒い服をまとったゴブリンが数体現れてハクラウド達に襲い掛かった。そしてそれはサラが遠くから見つめているだけでもある程度の力量があるのが見て取れた。


現にハクラウドが一体をその剣の一払いで倒せてはいるものの今までとは速さも動きも変わってそのままハクラウド達『ヤマタノオロチ』と今までの『遊戯』とは違って真剣な『戦闘』と言えるものを演じ始めていた。


「ああもう!…アルはまだかしら!?…ってあんたたち何よ!?」


『ヤマタノオロチ』を助けんと町を守る壁から飛び降りたサラの周囲を冒険者たちが取り囲み武器を向けてきた。しかし彼らのその目は生気が無く虚ろであった。


「…おかしいおかしいとは思ってたけど誰かに操られてたりするわけ?…これ倒していいものかどうか分からないわね…」


が、躊躇するサラに向かって一人の冒険者が襲い掛かって来た。


「っとお!?やっぱあんたら敵ね!?そっちがその気ならあたしも容赦しないわよ!」


最初の一撃をかわしたサラはとびかかって来た冒険者を背後から思いっきり杖で殴りつけて転ばせる。そこを隙と見たのか横合いから剣士が殴りかかって来るがサラは殴りつけた勢いそのままに杖を回転させて剣士の股間にぶち当てた。


意識がはっきりしていないとはいえ男性共通の弱点は未だ有効らしく剣士はその身を硬直させ、その隙にサラは風の精霊を行使して空気を横合いから殴りつけさせる。剣士はもろに吹っ飛び数人を巻き込んで壁にぶつかっていった。


その光景を見て萎縮したのかサラを囲んでいた冒険者たちの多くが体の動きを止めた。それを見逃すサラではなかった。


「押し通るわよ!」


サラは鬼人のごとき気迫を迸らせながら杖を回転させつつ人垣に突っ込む。気迫か防衛本能のどちらかが作用したのか冒険者たちの多くがサラの進路から退いた。サラはそれでも立ちふさがる者たちを薙ぎ払いながら進んで行った。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「…あ、来たわね」


「来たか?…はぁ、結局全員無事でよかったぜ…っとありゃあ女か?しかも馬に乗って登場…どっかの劇場で見た王子役そのままじゃねぇか。白馬じゃなくてただの茶色の馬だけどな」


トレディアの西門から北門寄りにしばし離れた地点にある丘。その頂上でサラと『ヤマタノオロチ』の一行はタケに乗ってやって来るアルとネリーを待っていた。


「一応言っとくけどアルは王子じゃないわよ?普通の一般人」


「いやいくら何でもオーラが違うだろ………それにしてもあいつ良くこの場所が分かったな」


「あたしたち極秘の連絡方法があってそっちで伝えたわ。…あらら、ネリーったら顔真っ赤にしちゃって…」


「あいつら恋人同士なのか?」


「いいえ?ネリー…少女の方が一方的に懸想してるだけよ」


「うらやましいなおい…」


「皆さんお待たせしました」


「えっと…すみません、遅れました」


「あら、ネリーは謝らなくていいわよ?(…で、アルに乗せてもらってどうだった?)」


「(えっと…すごく幸せです…)」


「…何か嫌な予感がしますね…皆さんの方では異常に強いゴブリンが出たとか?」


「ああ。ありゃあ何とも言えんが、常識はずれの奴らだったな。異常個体かはたまた異常進化か…厄介な事に違いはねぇお前らもそうだよな?」


ハクラウドが『ヤマタノオロチ』のメンバーを振り返ると全員が頷いたり疲れた顔を見せたりして返答した。


「なるほど…こちらは敵の上層部に位置すると思われる少女と相対しました」


「ちょっと待て。上層部…って事は組織で動いていたのか?」


「恐らくそうでしょう。町の人たちも奴らに操られていたようです」


「そうか…とりあえずちっと大回りになるが俺達はこのまま騎士王国との国境沿いにトレディアを大きく迂回してシークアランス海洋大国…この国の王都を目指すぞ。そこでそのあたりも報告してくれ」


「そうですね。迷宮も支配下に置いているかのような発言もしていましたから迷宮も迂回したほうがいいでしょう」


「迷宮!?迷宮に潜ったリョウ達が危ないわね…」


「ええ。そこが一番不安なところです。あの人たちの事ですから大丈夫だとは思いますけど…」


「お前らの極秘とか言う連絡手段は使えないのか?」


「『掲示板』ね…あれはある程度の距離を超えると無理っぽいのよ」


「いきなり音がなった時は驚きましたよ…ずっと使っていませんでしたし」


「こういう時にこそ使うべきじゃない」


「そうか…ならば出来るだけお前らの仲間が潜ったという迷宮に近づきながら進むぞ。出来る限り連絡を試みてくれ…とはいえ俺らも命は惜しい。無理そうだったら諦めるぞ」


「ええ。それで構いません」


「それなら急いで行きましょう。リョウ達が生き延びていたとしたら急いだ方が見失いにくいわ」


「だな。よし、お前ら、休憩は終わりだ!森の中を行進して行くぞ!」


…ここまでです。


う、うわぁぁん(´;ω;`)ぶわぁっ


寝落ちしたから慌てて投稿したんですけれども…


黒歴史の投稿だけはしたくなかった…(´;ω;`)


既に読まれた方は速やかに記憶の消去願います(´;ω;`)


どういう事態が起きたのか気になられた方は活動報告へおいで下されば…

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