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プロローグ

 私は『狂って』いた。

 (みらい)に希望を失い、ただ、死を求める廃人と化していた。

 まさにどん底。光など射さない。そんな真っ暗闇の中で、私は一人惨めに蹲っていた。


 ……………………………………………………そう。そんな時もあったのだ。


「おーい。何黄昏てんだ。あれか? 青春感じちゃってますよってやつか?」

「何言ってんですか。ちょっと考え事ですよお……っと」


 私は『救われた』。

 (みらい)に希望を失い、ただ絶望しているだけの私に一筋の希望(ひかり)が射した。

 それは、あまりにも突然で、真っ暗闇の中を色とりどりの希望で満たされたのを鮮明に覚えている。


 そして今、私はここに居れる。


「そうだそうだ。ここにあった書類の束、邪魔だったから捨てたんだが構わないよな?」

 その言葉に思考が硬直する。

「……は? ………………え、ええええええええっ!?」

「何をそんなに大声で叫んでぶぐあ!」

 私の拳が的確に鳩尾を捉えた。

 目の前の男は、呻きながら地面に沈んだ。

「何やってくれてんですか! あの書類は私が工夫に工夫を重ねたレポートなんですけど!!」

 ぎゃあぎゃあと叫ぶが、何故かそんな現実がとても幸せに感じる。

 だからだろう。だから、今私は笑ってられるのだ。

「ゴフ……っ。いや、そんな、とこに、置いておく方が、悪いって言うか、その前に………………」

「その前に、何ですか」

 相手は、フッと笑って言った。

「スカートの中、見えてんぞ」

「死に晒せええぇぇぇぇぇ!!」

 一際大きな怒号が部屋に響いた。

 そんな時も、きっと私は笑っているのだろう。


 『狂った』私は『救われた』。

 これは紛れもない事実であり、目の前の男がいなければ、そんなことはなかったのだ。


 『狂った』者が『救われる』ために足掻き、『救う』者が、助けるために足掻く。

 そんな世界でのお話し。




 

はじめまして。初投稿ド緊張中の霞アマユキです。

小説家になりたいという思いで、まず、何よりも先に書いて読んでもらおうと決意しました。

右も左も分からないような状態なので、正直いろいろと戸惑っています(笑)


ではッ。この作品に興味を持ってもらえることを祈りつつ。ではでは〜。

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