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探偵しょうがないじゃない  作者: 三重野 創


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18/18

ダウンタウンへ くりだそう

「竹ちゃんがいないとテレビがつまらんな」

 録画することもめっきり減った。


「神籬さんは活字派だと思っていました」

 武闘派と言いたいところだが。


「でも竹本さんもなんら恥じるところがないのならTV出演を再開してみてはいかがでしょう?」

 ああいう裁判は基本的に弁護士が法廷に出る。竹本氏に立証責任は無いし、堂々とTV活動をすればいい。あんな長期戦に付き合う必要は無い。


「サッカー選手の訴訟のように、アルファベットの匿名女子を訴えるのも手ですね」

 白々しいが、ニカルはすでに実名・住所を把握している。


「性的行為を強制されたというのは随分と強い言葉だな。これを立証するのは出版社側にある。提示できなければ、かなり重いペナルティがくだるだろう」

 前にも述べたが、不同意性交等罪施行前の出来事である。内心では同意していなかったという後出しを、この件で適用することは出来ない。それを主張するのならば、憲法を改正してからでないと通らない。


「ですので、争点はやはり無いんですよね。真実相当性云々と言っていますが、当時法に触れるとしたら、暴力行為あるいは脅迫で性行為に及んだ場合のみです。内心では同意していなかった程度の論拠では『強制』にはあたりません」

 一連の記事を書いたことによる民事の損害賠償が、いかほどになるか。


「竹本さんが復帰して嫌らしい質問が出たとしても、『裁判中ですので』と言えばいいだけですね」


「そうだ。記者は裁判官では無い」

 ここ数年間にみられる記者会見は、リンチそのものである。会見場は人を裁く場ではないし、記者に人を裁く権限など無い。













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