まさか、そのキュウリ、食べた?!
キュウリのパックが、肌にいいんだよ!
レモンは、ちょっときついからね!
と、友達。
食べる物を、そんな風にパックなんかに使ってもったいないん違う?
と、騒ぐ母。
早速、買ってきた旬のキュウリを、輪切りにした。さあ、冷蔵庫に入れて冷やしましょうね
と、私。
お風呂上がりに、キュウリを、赤っぽくなった顔いっぱいに貼り付けた。
オーッ、ヒエーッ、何か、肌に染み込んでいくわー。
市販のパックとは、やっぱり何か違うな。
さてさてー、そういえば、キュウリは、2回は使えるみたいと言ってたよね。
顔から剥がして、洗って小鉢に入れ、また、冷蔵庫に入れた。明日も使おっと。
翌日の夜!
家に帰ると、キュウリの小鉢が、台所のテーブルに。
(私) これは、私の顔に貼るパックのキュウリだよ。昨日、作ったんだから。何で並べてるの?
(父) 何でそんな物を冷蔵庫に入れてるんだ! わからないからだろう。ややこしい。
(私) 昨日、1回、顔に貼って、今日も、もう1回使おうと思って。
(父) エーッ、使った後のキュウリなのか? もし、食べてたらどうするんだ。
と、怒鳴られ、怒られまくり。
(私) ごめんね。そんな怒らなくても。
(母) もう、2人ともー。どっちも悪いから。早くご飯食べて!
この母の言葉で、
はい、チャンチャン、となりました。