村娘です。なぜかテイマーと名乗る人と対決してますけど?いやいや私、何もしたがえてませんけど?ついて行けなくてもぅ嫌です(村娘四人目)
ある日の事。
私の家に謎の女が訪ねてきた。
「あなたが噂の村娘ねっ?」
「噂? はい。私は村娘ですが?」
「私と勝負しなさいっ」
…………。
はい?
ガシッ。ぴゅーーーーーーーんっ。
私はあっと言うまに連れ去られていた。
私はなぜかムチムチボディーの女と対峙している。
名前は言っていた気がする。
でも、そのセクシぃーボディーと、手に持つ赤色のムチのインパクトのせいで、耳に入っていなかった。
ムチムチのムチって…………。
ダメだ。
私の思考が追い付かない。
「えーとっ。何をするんでしたっけ?」
「何ですって?テイマー勝負に決まってるじゃない」
???
えっ?あなたテイマーなの?
ムチ以外テイマー感ないけどっ。
そのムチすらもテイマー感ないけどっ。
「私村娘ですけど。何か勘違いされてるんじゃ?」
「話は聞いているは。あなた、獣を従えてるそうじゃない」
獣?
犬、猫、馬は飼ってるけど?
まぁ、三つ合わせたら…………魔獣ですが?
「ちょっと待ってっ。私はっ」
「まずは、勝負の内容を説明するは」
スルー。
華麗なるスルーっ。
「あ、あのー私テイマーでも何でもないし、勝っても私、意味ないですよね?」
「そうねぇ。あなたがもし、私に勝ったらこのムチをあげるは。じゃあ勝負の説明をするは」
いらないっ。
家にそんなムチあったらどう?
あぁ、この人そっち系ねってなるよね。
妹がそのムチいぃなぁーとか。
そのムチでなにするの?て言ったら私泣くよ。
「テイマー二本勝負よっ」
テイマーじゃなくて、村娘だってっ。
てか、二本って切り悪くない?
一対一だったらどうするの?
まさか、延長戦あるの?
「では、最初のお題よっ。今から先に動物をテイムした方が勝ちよっ」
お題って言ってる(笑)
こ、これは本当に勝負なの?
この人が所属するギルド、大丈夫?
「では、スタート」
って、なんか始まったしっ。
テイムなんかわかんないしっ。
ムチ子は目を閉じて動物?を探しているようだ。
参ったなぁ。終わるまで待つ?
…………。
「くぅーん。ワンッ」
あら? 足元にかわいいやつ。
「グレートサンダー。よしよしっ」
私の飼ってる犬だ。
…………。
「くっ。さ、さすがにやるはねっ」
はい?私の飼ってる犬ですけど?
テイムしてませんけど?
「あなたに10ポイントね。次の勝負で勝ったほうに250ポイントよ」
ポイント制?
そんなルール言っていた?
これやらなくてよかったよね?
「次はラストっ。召喚獣勝負よっ」
絶対無理なやつじゃんっ。
ムチ子はどでかいイノシシ?みたいな魔獣を召喚した。
「さぁ、あなたも召喚獣を出しなさい」
えぇーっ。
そんなん出せる訳ないでしょ!
私、村娘だって。
「私の魔獣に怖じ気づいたようね。なら、あなたは私の下僕として飼ってあげるわ」
???
私が勝ったらムチで、負けたら下僕?
持ってるだけで特殊な属性(夜のモンスター)がよってきそうなムチと、私が一緒の価値だなんて?
ムチ子の言動から、本気だ。負けたら私は…………。
こうなったら、やってやる。
「ムチ子。そのムチで私を叩きなさいっ」
「あなた何をっ。そ、そぅ私のムチの味が先に知りたいようね」
ペチペチッ。ペチペチッ。
「もっと、もっと強くよっ。なんなら罵声を浴びせながら私を叩きなさい」
パチパチッ。ペチペチッ。
「このメスピーが!私のムチでピーになる喜びがわかった?さぁもっと言い声を聞かせなさい」
あたたっ。
いててッ。
容赦ないなー。
だが、順調だ。
パシンッ、ペシンッ、ズッキュッ、アァーンッ。
…………。
あぁ、私の意識が………。
ババッ。
突然、ムチの嵐が止んだ。
私は誰かに抱えられていた。
「大丈夫か?」
「あ、あなたはいったい?」
「俺たちは、勇者パーティーだ」
よっ。待ってました。
村娘はキャー助けてぇ状態、または体力が一割を切るとほぼ100%こんなイベントが…………。
状況を察した勇者パーティーは魔獣を見事瞬殺。
そして、ムチ子は逃げて行った。
私は、この勝負に勝った?
私はこの勝負でムチと大人の魅力が2上がった。
うん。いらないっ。
今回はムチ一本で勝負してみました。
って下ネタじゃねーかっ、と思われた方、
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応援のおかげで、四人目でした。
笑いの質が落ちた?なかなか通ですねっ。
五人目はー無理かな。皆もぅ飽きたでしょ?
はいはいこのパターンねって思ってるでしょ?
連載のコメディーも投稿してます。
感想にこんな人出してほしぃあれば考えてみますっ。
低評価でもテンション上がりますっ。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
コメディーに祝福を。