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きっと星はふるのだろう

きっと星はふるのだろう。でなければこんなにも数はないはずだ。自分で輝くというのはどんな気持ちなのだろう。星とは、輝くことですべてが、すべてを

冷たい空気が手を撫でる。一瞬で奪い取られた熱はきっと冬が思ったよりも熱い証拠だ。熱なんてものなければいい。

月が光ってる。きっとこれは夢なのかもしれない。高いうえに遠いとわかっているこの距離で月に手が届いたような錯覚があるのだから。僕はきっと狂っているんだ。

冬はなめらかに撫でる。他のどの季節よりもなめらかに余すところなくすべてを。だから平等でだから僕は冬を愛してる。

何も言わなくていい、何も言わなければいい、冬が僕の唇にヴェールをかぶせたのだ。

冷えていくということはこんなにも生きていることを実感する。

僕は常に生きているのか不安になる。僕は妄想の一部で、僕は何もないような錯覚、幻覚に襲われる。これはきっと笑い話だ。

指先が冷えることでそこに僕の指があったと確認する。

目が冴えることで自分が見ているものを確認する。

きっと僕の存在はそうして自分で確かめないと失われていくものだ


それが消えるってことなのかもしれない

それが望む形なのかもしれない

僕はきっとそうなのかもしれない

なにもかもがあやふやなら

ぼくは霧に紛れてい消えていこう

どこにでもいるからこそ

ぼくはどこにもいないようにしよう

大切だと思うなら

ぼくはその人たちの周りで

もっともありふれた人間になろう

それでいいはずなのだ

それがいいはずなのだ

僕は人間が大好きだよ愛してる

愛してるんだ。憎んでもいるけれど。

愛したいんだ。傷つくほどに



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