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第7話 炎、発火する

「せ…戦争!?


ファイヤーソウルはそんな事のためにあるんじゃねえぞ!」


「じゃあなんのためにあるんですかねぇ…そんな野蛮な力」


「ウッ…」


「ほら、何も出てこない


じゃあ、今から君は僕の所有物です」


雨森はガッシリと炎の腕をつかんだ


「やめろ!放せ!」


「今から君を雨森邸に連れて行きます」


「嫌だ!」


その時、炎は己の中に秘めた力を解放した


身体中に熱く煮えたぎる力、それこそファイヤーソウル


それを解放した事で、辺りはほのおに包まれた


「くっ…一旦退くしかありませんね」


雨森はすぐにその場から逃げた


炎は雨森が逃げたと分かると、すぐに炎を消した

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