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3日目 ドキドキ!女湯潜入!

 「なぁ、バグよ・・・その、、お願いしたい事があるのじゃが・・・。」


 「よし引き受けた!」


 「いや!まずは話を聞いてくれ!!」

 

 「なんでだよ〜。俺とルカちゃんの仲だろ?

 それにルカっちが俺にお願いするなんて今までなかったしね!大事な事なんだろ?」


 「出会ってまだ三日なんじゃが・・・いや、大事と言うのは間違いでない。正直、そう言って貰えるのはありがたい事じゃ。」


 「ルカちんが呼び方にツッコまない・・・それほど大事な話だったんだな。ふざけたりして悪かったよ。」


 「良いのじゃ。私はお願いする身じゃからな、、。

 名前など好きに呼んで良いし、少々ふざけようともかまわんよ。

 それでお願いと言うのは、


 「待った!!」


 「へっ??」


 「俺から言わせてくれ!ルカ、俺と結婚しよう!!!」


 「ままま、な、何でそうなったんじゃ!?それに、けっ、結婚と言うのは、お、お、お付き合いしてからするもんじゃ・・・それに私にはまだ早いと言うか・・・その、、気持ちは嬉しいんのじゃが」


 「そうだよね!ルカチリンチョにはまだ早いと俺も思ってたんだ!それで、そろそろ本題に入りたいんだけど、・・・顔真っ赤にして、こっちを睨みつけてる、お願いする身のルカリンちゃん!お願いってなんなの???いいジト目だね!!」


 「貴様ぁ、、ふざけて良い事と悪い事が!!!・・・クッ、これ以上時間をかけると、いつもの二の舞だ。話を進めるぞ!!!

 お願いと言うのは、その指輪で民達から私の姿を見られなくして欲しいのじゃ」

 

 「ほぉぅ、それはまた・・・何か悪い事でもしたの?それともどんな悪い事するの??銀行?銀行だよね??」


 「私が悪い事をする前提で話を進めるのはやめてくれ!

 違う!!この間、人間達の様子を見て思ったのじゃ!

 我が民は(みな)、私を見ると凄く優しくしてくれる・・・仕事も全て投げ出し、もてなそうとしてくれる・・・しかし、私は普段の生活模様というものを全く知らないんじゃ。それでは私は、民達の為に何をすれば良いのか分からん!私は、民達の、ありのままの姿を見てみたいんじゃ。。」

 

 「成程、それで姿を消して街の様子が見たいって事か。いいよ!そんな事なら、早く言ってくれれば良かったのに!!

 よーし、それじゃぁ見に行くか!はい!強制テレポ!!!」


 「ちょ、待っ、そんな急に・・・」



 「と言う事で、やって来ましたのは・・・魔族領で一番人気と噂の大浴場!!!

 こちらのスパには天然温泉を始め!


 燃え盛る炎が中央にそびえたつ!なのに温度は丁度いい!という無駄仕様のサウナ!!!


 (はい)れて三秒!猛吹雪の嵐の中!何とか凍らずに耐える極寒の水風呂!!


 湯上がりにピッタリ!オシャレなバー!!


 その高さはまるで、えんぴつ!小人達専用のウォータースライダー!!!

 

 その(ほか)レストランやマッサージ等、ありとあらゆる娯楽を完備した人気スポットです!!!」


  『バシンッ!』


 「いってぇ!何で叩かれたの今!?せっかくルカだけは俺に触れるようにしたのにさ!そんな事するなら触れなくしちゃうよ!?」


 「何でも何も、こっちのセリフじゃー!!!

 いきなりワープしたと思えば何で温泉なんじゃ!!!

 しかも女湯じゃないかぁぁぁぁあ!!!!!」


 「ありのままの姿が見たいって言うからさぁ・・・それにルカが男湯に入るのは良くないだろう?

 だったら消去法で女湯しかないじゃん?」


 「意味が違うじゃろ!意味が!!!

 私は普段の生活模様が見たかったんじゃ!!

 それに何でお前は、自分なら女湯に入っても良いと思ったのじゃ!? というか目を閉じるのじゃ!馬鹿者!!」


 「わがままな奴だな〜ありのままの姿には間違いないだろう?俺からは服を着ているように見えてるから大丈夫なんだよ。ちゃんと認識を変えてあるって。」


 「そ、そうか、それなら良いのじゃが・・・。考えてみればお風呂と言うのは本音が出やすいからのぅ。ここでなら民達の本音の話を聞く事が出来るかも知れん、、。お前にも考えがあったのじゃな。すまぬ。叩くようなマネをして。」


 「そんな痛くもなかったからいいけどさ。暴力を振るう前に話を聞かないとダメだぞ?」


 「わ、わかっておる・・・本当にすまなかった・・・」


 「いいよいいよ!それより念願が叶ったんだからさ。もっと嬉しそうにしなよ!ほら見てみな?あの子、でっかいなおっぱ


  『バシンッ!!ボコスコッ!!!!』


 「痛いって!!!冗談だよ冗談!!!服の上からでも分かるだろ!?話を聞くって言ったじゃんか!」


 「風呂で服を着ている奴がどこにおるんじゃー!!!

 ・・・いや、お前にはそう見えてるんじゃったな・・・すまぬ。私とした事が二度も同じ(あやま)ちを・・・。しかし、服の上からじゃとしても他人の肉体をそう言う目で見るのは良くないと思うのじゃ。」


 「悪かったよ、それは。それより親愛なる民達の話を、(ぬす)み聞きしなくていいのか?聞きたかったんだろ?ほら、早く聞き耳たてなよ?」


 「い、言い方があるじゃろうよ!?私は民達が困っておる事や、魔王としての在り方を知りたいだけじゃ!!」


 「でも盗み聞きには違いないよね?動機が正しければ罪を犯しても良いって言うの?間違った事言ってる?」

 

 「言っておるわ!温泉で話が聞こえるのは自然な事じゃろう!ただそれだけじゃ!」


 「風呂で服着て立ってるのは自然じゃないよね??」


 「・・・分かった。私も入る。それで良いのじゃろう!」


 「あわわわ、脱ぐな!脱ぐなって!!!あんなに恥ずかしがってたルカはどこに行ったんだよ!」


 「一度見られておるんじゃ!二度見られようと変わらぬ!それにお前には服を着ている様に見えておるんじゃろう!!!・・・少々恥ずかしいが民の幸せのためじゃ!!!」


 「だから見えてるんだよ!全部!!お前に関しては全部見えてるの!それで幸せになるのは俺だけだから!一回、落ち着けって!」


 「・・・・何と言ったのじゃ?見えてる?何がじゃ?・・・お前、私の体が見えてると言っておるのか?」


 「だから、そう言ってるんだよ!その中途半端に肩にかかったTシャツまで全部見えてるの!ごちそうさまでした!!!!!」


 「は、は、はみゅらりらぁー!!!!!なんでいわないんじゃ!みるな、こっちをみるなー!!!!い、一度ならまだしも二度までも私の体を、、!!!許さん、今度ばかりは許さんぞ!!!」


 「だから脱ぐなって言ったじゃんか!ラッキーだけどさ!俺からしたらラッキーなんだけどさ!!!」


 「も、もうよい!今日はお前の顔は見とうない!・・・というか見れるかー!!!!恥ずかしさで倒れそうじゃ!!!!はよう城へと帰すんじゃ!!!!!」


 「話は聞かなくていいのかよ!?あれだけ民の為にって言っていたのにさぁ!お前の覚悟はそんなもんなのか!!」


 「う、う、うるさぁーい!!!!!魔王である前に私も女の子なんじゃ!はよう帰せ!私は布団でうずくまって過ごすのじゃ今日は!!!」


 「というかここ魔族領なんだから自分でテレポできるんだけどな!俺も今気づいたよ!バカ!」


 「は、は、早く言えー!!!なんで今気づくんじゃ!遅いわ!!!このばかものー!!!・・・そ、それではの!!!あ、明日は来るんじゃないぞバカ!テレポじゃ!!!!!」


 「お、おう、ちゃんと服着てから寝ろよ!また明日、いや、あ、明後日な!じゃぁな!テレポ!!!」


 

・・・


 

 「まだ体が熱いんじゃ・・・くそぅ、、、は、裸を、、、しかも自ら脱ぐ所など、、、くぅぅ、、、忘れるのじゃ、、、じゃないと次からどんな顔をして会えば良いのか分からんではないか。。。」



 




 「ふぅ・・・びっくりした・・・予想外すぎるだろ・・・次からどんな顔して会えばいいんだよー。もー!」






 「・・・・・そういや脇毛剃ったんだな。」

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