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18.新人騎士大会②

【あらすじ】

エレメンタリオで新人騎士大会が始まり、最初はアーフルたちエレメンタリオとカルドティックの闘いになっていた。

アーフル対ニックの闘いはアーフルは忘れていたものを取り戻して勝利し、リミ対ミアキスはリミの根性が炸裂して勝利し、キリヤ対フレイルはキリヤの猛攻が効かず敗れてしまったが、アーフルたちはニ試合を取っていたので勝ち上がりが決まった。

そしてリヒトたち対ジニアたちの闘いが始まろうとしていた。


「第四試合、レマシー対フォルを開始する、それでは始め!」


レマシーは剣を使い、フォルは薙刀を使う闘いが始まった。

フォルがすぐに攻撃を初めて、レマシーはそれを防いだ後に振り下げて攻撃をしたら、フォルは持ち手で受け流しながら持ち手の先で攻撃をして、レマシーの頬をかすめたと思ったが、すぐにレマシーは剣を横に振ってフォルは後ろに下がっていったが、腹をかすめていた。


「フハハハ、西にも強いやつがいるもんだな!」


「嫌味ですか?」


「フハハハ、すまない! そういう意味ではなかったんだがな……、まあいい、本気でやらせてもらうぞ!」


レマシーはそう言ってフォルを見つめていると、フォルが急に膝をついて何かに耐えている様だった。

レマシーの天授てんじゅは見える範囲に半径一メートルの円の中に重力を発生させる事が出来るのだ。

フォルは体が沈んでいって地面が割れているのを見た時に、レマシーが重力を使うのではと考えていて、すぐに地面に手をつけて風の天力を使い別の方向に飛んでいったら、レマシーはすぐにフォルの方に重力を発生させていて、フォルはそれを避けていた。

それからフォルはレマシーの攻撃を避けながら反撃をしていて、レマシーは天授てんじゅを使いながら攻撃を防いでいると、フォルがあることに気づいていた。

それはレマシーが天授てんじゅを使う時に一歩も動いていないくて、動いている時は天授てんじゅを一切使ってこないという事だ。

そしてフォルは常に攻撃を仕掛けて天授てんじゅを使わせない様にしていて、レマシーはそれを防いで反撃をしていたら、フォルが疲れてきたのか息を荒げていた。


「どうした! その程度か!」


レマシーは疲れを見せていなくフォルに喋りかけていた。

フォルは最後の力を振り絞って攻撃をしていて、レマシーはそれを防いで剣を使って薙刀を飛ばしていたが、フォルがレマシーの懐に入り込み手を当てて風の天力を使ってレマシーは倒れそうになっていた。


「フハハハ、やるな!」


レマシーは闘いが楽しくなっていてさらに天授てんじゅの威力を上げて攻撃をしたら、フォルは疲れきってしまっていて、避けきれずにくらってしまい立ち上がれずにそのまま膝をついていた。

それからフォルは何もできずにレマシーの勝利となった。

そしてフォルはジニアたちに謝っていたが、ジニアは気にするなと言って励ましていて、ゼラムは俺が勝つから心配するなと言っていた。

一方レマシーはリヒトたちのところにいっていて、ユーラスが自分が勝って次の日は確定かなと自信満々に言っていた。


「第五試合、ユーラス対ゼラムを開始する、それでは始め!」


ゼラムは手甲でユーラスは細身の剣での闘いが始まった。

ゼラムはすぐに懐に入り込んで攻撃を仕掛けたら、ユーラスは剣で防ぐのが間に合っていなくて攻撃をくらっていた。

ゼラムは簡単にくらったことに驚いていたが、ユーラスは何もなかったかの様な顔をしていてそのままゼラムに攻撃を仕掛けていたら、ゼラムがその攻撃を防いで反撃をするとまた簡単にくらっていて、ユーラスはまた何もなかったかの様な顔をしていた。

それからゼラムが攻撃を仕掛けてはユーラスが避けきれずにくらっていて、ゼラムが優勢に見えていた。


「そろそろ本気をだすよ!」


ユーラスは自信満々に言っていてゼラムは警戒していたが、ユーラスの攻撃はゼラムに簡単に避けられていて、ゼラムは少しだけだが困惑していた。

それからゼラムの攻撃は続いていたが、ユーラスは倒れる気配もなく疲れも出ていない様子だったので、ゼラムはユーラスの左足を狙って手を当てたと思ったら、ユーラスは初めて膝をついていた。


「左足が動かない……」


ユーラスの左足が麻痺したように動かなくなっていた。

ゼラムが少しだけ左足に雷の天力を流しただけで数分経ったら起き上がれる様になると言っていたら、ユーラスがゼラムに向かって剣を振るうとゼラムは両腕に雷の天力を流して動かなくしていた。

それからゼラムは降参をするように言っていると、ユーラスは諦めたのか降参すると言っていて、ユーラスが顔を上げた瞬間にゼラムはどこか冷たい目をしていたら。


「なんだい? そんなに僕が惨めかい? 負けは負けだ素直にみと……」


ユーラスは目線を上にやって唖然としていて、その目線の先には冷たい目をしている騎士が一人立っていた。


「兄さん! うっ……」


ユーラスは今にも吐き出しそうて過呼吸になっていたら、すぐにユーラスの付き人のキクとハスが駆け寄って、ゼラムに一言だけ謝ってユーラスをどこかに連れて行っていて、ゼラムの勝利となったがどこか哀しい顔をしていた。

一方ユーラスはキクとハスに看病されていて、少し経って息が整ってきたのか元気を取り戻していたが、どこか暗い顔をしていた。

そしてゼラムはジニアに勝利を預けて、リヒトはというとユーラスの事を心配していたが、レマシーからユーラスは大丈夫だという事と先に行かなければいけない理由があると言われてて、リヒトは心配を押し殺して向かっていると、ユーラスが回復したのか来ていて、リヒトに勝利は託したと言っていた。


「第六試合、リヒト対ジニアを開始する、それでは始め!」


リヒトは剣を使ってジニアは大剣を使った闘いが始まった。

ジニアはすぐに攻撃をしていたが、リヒトに防がれて跳ね返されていた。

それからジニアが攻撃をしてはリヒトに跳ね返されていて、リヒトが攻撃をしたらジニアは剣で防いでいたが後退りしていた。

そしてジニアはこのままでは勝てないと思って剣から炎を放っていたが、リヒトは剣で簡単に跳ね除けてから、ジニアに攻撃をして吹っ飛ばしていた。


「これが、天才騎士の力か……」


ジニアは疲弊していて立ち上がるのもやっとの状態だったが、最後の力を振り絞って剣を掲げていた。


炎竜王顎与えんりゅうおうアギト!」


ジニアの周りが炎の竜で包み込まれて、剣を振るうとリヒトの方に炎の竜が向かっていて、リヒトは炎の竜に包み込まれていたが、リヒトが剣を振るうと一瞬で炎は消えていた。

ジニアは全身全霊の攻撃を簡単に跳ね除けられて、絶望したと同時に倒れていたが、立ち上がろうと体に力を入れてリヒトの方に視線をやっていたら、リヒトはジニアを見ていなくて、ジニアが誰を見ているのかとリヒトの視線の先を見たら。


「……アーフル?」


ジニアは立ち上がれずにリヒトがアーフルを見ているのか気になっていて、その疑問が残ったまま気絶してしまっていた。

リヒトはジニアに勝った事でアーフルと闘えると思って、アーフルのほうを見つめていると、アーフルはその視線に合わせる様に見ていた。


「やっと、君と闘える」


リヒトは高まる思いを抑えきれずにいた。

それからリヒトはユーラスたちに勝利を伝えて、ジニアはゼラムに肩をかされていて、暗い顔でゼラムたちに謝っていたら、フォルが自分が負けた時に気にするなって言っただろうと励ましていて、ジニアは少しだけだが笑顔を見せていた。

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