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16.リヒトと再会

【あらすじ】

アーフルとジニアは決闘をしてアーフルは勝利を収めた。

それからアーフルたちはジニアたちと学校で会って、学校の寮で住まわしてもらっているのだと言う。

そしてジニアが練習でいいからもう一度闘いたといって、アーフルは真剣勝負でなければと了承して、ほぼ毎日アーフルとジニアは河川敷で練習をすることになった。


「今日も練習かー」


アーフルは授業が終わって背伸びをしていた。

するとリミが今日は一緒に行けないと言っていて、アーフルが質問をするとリミは教師ヴェントに呼ばれているのだと言っていた。

それからアーフルは一緒に行こうかと言ったが、リミがジニアを待たせたら悪いといって帰って行った。

そしてアーフルはキリヤを誘って河川敷に行こうとしたが、キリヤがまた図書館に行くといったので、アーフルは一人で行くことに少し寂しそうだった。

一方リミはヴェントに会って、ある建物に行くとそこには女性が一人で立っていた。


「アーフルのお母さん!」


リミは驚いていたが、アーフルの母シャールに連れられて建物の中にある部屋に連れられていた。

そしてヴェントは部屋の外で待っていると言い、リミは椅子に座ってシャールに背中を見せていた。


「私、なにかあるんですか?」


リミはまだ状況が理解できていなかったが、シャールはリミの黒い模様が悪いものだといって、そのために今から治療を始めるのだといっていたら、リミは合宿の時のことだと思って心配になっていたが、シャールの絶対に治ると言う優しい言葉に少しだけ身を任せていた。

それからシャールはリミにアーフルとはどうなのかを聞いたら、リミは普通といって少し照れているのを見たシャールは微笑んでいた。

そしてリミとシャールの会話が弾んでいると、リミが眠たくなってきたのか目を閉じて寝ていた。


「よーし! 始めるよ!」


シャールはリミをベットに寝かして気合を入れていた。

それからシャールはリミの背中に手を当てて、リミの中にある何かを見ていた。

そして時間は流れてリミが起きて、シャールがリミに治療が終わった事とアーフルたちには秘密にして欲しいといって、リミはそれに了承してから建物を出て行っていた。


「どうだった?」


ヴェントがシャールにリミのことを喋りかけたら、シャールは一応封じ込めれたけどまだ何かあるかもしれないと言っていて、ヴェントはお礼を言った後にアーフルにはまだ伝えたらいけないだろうと言っていた。

そしてリミはアーフルのいる河川敷に向かっていたら、キリヤとフォルが二人で歩いていたので一緒に向かっていて、アーフルたちの練習を見ながら一日が終わっていた。


「今日も練習かー」


アーフルは授業が終わって背伸びをしていたら、ジニアたちが来ていて一緒に河川敷まで行こうと言って学校の外に出ようとしたら、リナリアが歩いていたのでアーフルは喋りかけに行っていた。

それからアーフルはリナリアを連れてきてジニアたちに紹介していたら、リナリアはお辞儀をして帰っていたが、アーフルはリナリアに届く声で明日一緒に昼食を食べようぜと言っていた。

そしてキリヤとフォルは図書館に行って、アーフルとリミとジニアとゼラムは河川敷に行って練習をしていた。


「ソウはなにかあったのかな?」


「ソウって? 寮にいたやつか?」


アーフルはジニアとの練習の休憩中に、ソウが最近見なくて会ったとしても素っ気ない感じが気になっていたようだった。

一方ソウはと言うとカランと一緒に練習をしていた、その練習とはソウとカランの一騎打ちでの模擬練習だった。


「アーフルには言わなくてよかったの?」


「……気にせんでええで」


ソウは騎士大会が終わるまではアーフルと距離を置いているのだと言う。

それからカランもリミと一度は闘ってみたいと言っていて、二人は練習を再開していたら、クルスがやってきて二人を見守っていた。

そしてアーフルはジニアと練習、リミは二人を見守って、ゼラムはたまに居なくなるが二人を見守って、キリヤとフォルはたまに二人で図書館に行って、ソウとカランは模擬練習をして、そんな日々が新人騎士大会二日前まで続いていた。


「アーフル、キリヤ、リミ、エリナ話がある」


ヴェントが帰ろうとしていた四人を引き止めていた。

ヴェントは新人騎士大会の出場する順番を決めることを言っていたが、アーフルは一番最初に出ろと言っていたら、アーフルはなぜかと聞くとヴェントは後で話があると言っていた。

それからアーフルたちは順番を決めて、一番手にアーフル、二番手にリミ、三番手にキリヤ、補欠のエリナとなっていたが、エリナはいつでも私がいるから怪我をしても心配はいらないと言っていた。

そしてアーフルはヴェントの所に行くと、ヴェントは大会では主に弱い方から出場をするのだからアーフルの力を出しすぎないようにするためだと言っていたら、アーフルは疑問が晴れたように了承して、リミたちとジニアたちと河川敷に行っていた。


「ジニアたちは順番決まったか?」


アーフルはジニアに質問をしたら、一番手にフォル、二番手にゼラム、三番手にジニアとジニアは言っていて、アーフルは闘えないんだなと言うと、ジニアは驚いて事情を聞いた後に落ち込んでいたが、ゼラムが勝ち上がるごとに順番は変えられと言って、ジニアはアーフルに最初じゃなくて勝ち上がれば闘えると大喜びで言っていた。

それからアーフルはジニアの最後の練習が終わって帰ろうとしたら、リミが明日は学校は休みで大会の会場に行くから寝坊しないようにと言っていた。

そして新人騎士大会の一日前の朝がやってきて、アーフルは目を覚ましていた。


「寝坊しちまった!」


アーフルは焦っていたのですぐに支度をして会場へと走って行っていた。

会場に着くとリミとキリヤが待っていてアーフルはすぐに謝ったが、リミはもう組み合わせが発表されているのと、ある人物が来ていて驚いているのだと言っていた。

それからアーフルはリミの言っている人物が誰なのか聞いたら、リミがあそこで取材を受けていると言っていて連れてこられて見た人物とは。


「……リヒト!」


アーフルは驚いていてなぜリヒトがここにいるのか分かっていなかった。

それからリミにどうしてリヒトがいるのかを聞いたら、リミは西の新人騎士として出ているのだと言っていた。

そしてアーフルはリヒトを見つめながら、リヒトのと記者の会話に耳をすませていた。


「どうしてリヒトくんは、エレメンタリオからエニヒースに行ったんだい? エレメンタリオの方が実力としては良いと思うんだけど」


「僕には超えなければいけない人がいるんです、そのためにエニヒースに行きました」


リヒトは真剣な表情で答えていて、記者はお父さんのことかと聞いていたが、リヒトははぐらかすように否定していた。

それからリヒトは取材が終わって帰ろうとしたら、アーフルと目が合っていた。

そして二人の間には底知れない雰囲気が漂っていたが、リヒトは何も言わずに帰って行っていた。


「リヒト……、お前は俺と闘いたくてきたのか……」


アーフルは何かを感じ取ったのか呟いていた。

それからアーフルはリミに組み合わせを教えてもらっていた。

第一試合 エレメンタリオ一組対カルドティック

第二試合 エニヒース対ルインヒル

第三試合 ヒトレアル対シーオーシャン

第四試合 エレメンタリオ二組対サウンリーフ

となっていてアーフルはたちは一番最初に出ることになっていた。

そしてアーフルたちは帰ろうとしたら、ジニアが駆け寄ってきて勝ったらアーフルと闘えると喜んでいて、二回戦で会おうと言ってアーフルに拳を差し出してきたので、アーフルはそれに応えるように拳を差し出していた。

だがアーフルはジニアたちとリヒトたちが闘うことを知っていて、ジニアとリヒトの実力も知っていたので、どちらが勝ち上がだてくるのだろうと思っていた。


「俺も勝ち上がらなきゃな……」


ジニアが帰った後にアーフルは二人の期待に応えなればいないと思っていた。

そしてそれぞれの想いが交錯する中、新人騎士大会の日が来ていた。


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