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15.アーフルとジニアの決闘!?

【あらすじ】

アーフルたちは服屋に行った後に飲食店に行くと、赤髪の少年ジニアの知り合いが来るまで一緒に食べることになり、ジニアは西の都からきて新人騎士大会に出ると言って、アーフルたちも出ると言ったら、ジニアはアーフルの闘いたいと言って、アーフルたちとジニアたちで河川敷に向かっていた。


アーフルたちはジニアたちを河川敷まで誘導するために先頭を歩いていたら。


「ルストヒル……、なんだったっけ?」


リミは名前が聞いたことがあったのかアーフルとキリヤに質問をしたら、キリヤが少し考えた後に曖昧だが魔物との前線基地になっいる場所だと言っている。

アーフルはそんな場所だったんだと顔を後ろに向けてジニアたちの方を見ていた。

一方アーフルたちの後ろの方をついて行っているジニアたちはなにやら話しているようだ。


「止めないんだな? ゼラム」


「俺もエレメンタリオの新人騎士が、どれほど強いのか気になってな」


ジニアが不思議そうな顔で質問したら、ゼラムは真剣な顔で返した後にアーフルを見つめていた。

そして河川敷についたらリミたちとゼラムたちは土手に座って、アーフルとジニアは向かいあって闘おうとしていたら。


「剣、忘れてきちまった!」


ジニアは手を後ろにやって剣を取ろうとしていたが、なにもないことに気づき慌てて剣を取りに行っていた。

アーフルは唖然としていて、リミがいつもあんな感じなのかゼラムに聞いたら、ため息をついていつものことだと言っていた。


「待たせてごめんな、この剣重くってさ」


ジニアは大剣を持ってきて、申し訳なさそうにしていた。

それからアーフルは剣を取り出して、勇者の力を使えないから慣れるために剣を持ち歩いていたのにこんなことになるなんてと思っていた。


「始めるか! アーフル!」


「わかったぜ! ジニア!」


アーフルとジニアの戦いが始まった。

最初にジニアが動いて大振りの攻撃をしたが、アーフルは飛んでかわしてそのまま剣を振り下ろし、ジニアはすぐに大剣で受け止めたが押し返されて、二人は元いた場所に戻っていた。

そしてアーフルとジニアは同時に走って、二人の剣がぶつかり合っていた。


「やるな、アーフル」


「ジニアこそ」


アーフルとジニアは鍔迫り合いをしながら話していたら、二人は鍔迫り合いをやめ、後ろに飛んで向かいあっていた。

そしてジニアの剣が炎に包まれたようになって、アーフルに向けて炎の斬撃を飛ばしたら、アーフルは剣で跳ね除けた後にジニアに向かって走っていき、ジニアはまた受け止めようとしたが、アーフルに剣を弾き飛ばされ後に柄頭で攻撃されて倒れ込んでいた。


「大丈夫か?」


アーフルはジニアに手を差し伸べていたら、ジニアは笑顔でお礼を言ってアーフルの手を握り起き上がっていた。


「強いな、アーフル!」


ジニアがアーフルの強さを認めたように喋りかけていた。

それからアーフルは興味があったのかジニアにあの炎は何かと聞いて、ジニアは剣から炎を出せる天授だと言っていら、リミたちとゼラムたちが駆け寄ってきて、ゼラムがジニアに対して少し怒りながら喋りかけている。


「なんで天授を使ったんだ!」


「楽しくなっちゃって……」


ジニアは誤魔化すように笑って答えていた。

一方アーフルはリミとキリヤに褒められていたら、ジニアが手を差し出してきたのでその手を握り返したら。


「次は大会でって言いたいけど、また闘えないか?」


「一回だけって言っただろ」


ジニアが質問をしてアーフルが流すように答えたら、ジニアは落ち込んで残念がっていたが、闘買ってくれたお礼とまた会おうと言ってジニアたちは帰って行った。

それからアーフルたちもジニアたちのことを話しながら帰っていた。

そして三日間の休みが終わりアーフルたちはいつも通りに騎士学校で授業を受けていた。


「合宿はどうだった? アーフル、キリヤ」


騎士のカガトがアーフルたちと打ち合い稽古をしながら質問をしていたら、アーフルは素っ気なく色々あったけど楽しかったと返していた。

その返しにカガトは少し驚いて嬉しそうにお前ら強いからなと言った後に、婆さんたちのやりすぎな試験に文句を言っていた。

そしてアーフルとキリヤはカガトのちょっとした愚痴を聞いていたら、授業が終わって昼食をとるためにリミと食堂に向かっていた。


「あれって? もしかして」


食堂に着くとリミが目を凝らして誰かを見ていた。

アーフルもリミが言っている方を見てみると、そこにはジニアとゼラムとフォルが食事をしていた。


「なんでここにいるんだ! ジニア!」


アーフルはジニアに駆け寄って質問をしたら、ジニアはとぼけた顔で騎士学校の寮に新人騎士大会まで泊まらせて貰ってるのだと言っていた。

その答えにアーフルは驚きを隠さずにいて、リミに寮なんてあるのかを聞いていた。

それからアーフルたちはせっかくだからと言ってジニアたちと食事をして授業が終わったあとに、寮のある場所に行くことになった。

そしてジニアたちの案内によって寮の中にあるジニアたちの部屋まで行く途中に。


「アーフルくん、久しぶり」


カランと一緒にいるソウが喋りかけていた。

それからアーフルはなんでここにいるのかを聞いたら、ソウとカランは騎士学校に居る間はここに住んでいると言ってジニアたちを見ていたので、アーフルはジニアたちの紹介をしてから休みに出かけようと言ったが、ソウは忙しいからしばらくは無理と断っていた。

そしてアーフルたちはジニアたちの部屋に行ってカードなどで一緒に遊んでくつろいでいたら。


「騎士大会までの間でいいから、一緒に練習しないか?」


ジニアがアーフルにお願いするように言っていた。

アーフルは断っていたが、ジニアはアーフルと同じくらいの強さが欲しいともう一回お願いをしたら、真剣勝負が無しならいいと言って了承していた。

ジニアは嬉しそうに明日から河川敷で練習しようと言っていたが、ゼラムはどこか暗い顔をしていた。

そしてアーフルは家に帰って、次の日の学校終わりにジニアたちと河川敷に向かっていた。


「今日、フォルはいないんだな?」


アーフルはジニアに質問をしたら、ジニアにはキリヤがいないことを質問されていた。

その質問にアーフルは図書館に行っていると答えていた。

そしてアーフルとジニアは練習をしていて、リミがゼラムに対してアーフルに執着する理由を聞いたら。


「俺が、もう少し強かったらな……」


ゼラムは暗い顔で答えていたが、リミはさらに何かあったのか聞いたら、ゼラムは今はまだ話したくないと言ってジニアの方を見つめていた。

一方キリヤは図書館で本を探していて、その本を見つけて取ろうとしたら、誰かが同じ本を取ろうとしていたのか手がぶつかっていた。


「ごめんなさい、……あれ、君は?」


キリヤは手が触れた方を見るとフォルがいて驚いていた。

キリヤはフォルにジニアと一緒じゃなかったのかを聞くと、フォルはそれは別にいいとしてキリヤになぜルストヒルについての本を取ろうとしたのかを聞いたら、キリヤは友達になれるかもしれないからジニアたちの住んでいる所について知りたいと言っていた。


「友達!?」


フォルはキリヤの言葉に唖然としていて、キリヤにどうして友達なんて言ってるんだと聞いたら、キリヤは一緒に食事をしたり遊んだりしたからと言っていた。

それからフォルはキリヤに本を渡して帰ろうとしたが、キリヤに一緒に本を見ようと言われたので仕方なく了承していた。

そして一緒に座って本を見ているときにキリヤはフォルになんでこの本を取ろうとしたのかを聞いたら、フォルはここには本が大量にあって見たことない本だったからと言っていた。


「本が好きなの?」


キリヤはフォルに質問をしていて、フォルは不機嫌な顔で好きだけど何かと言ったら、キリヤは嬉しそうな顔で自分も好きだと言っていた。

それからキリヤがフォルにわからないことなどを聞いていて、フォルはそれに答えていたら、キリヤは目を輝せながらフォルを褒めていた。

そしてキリヤたちは本を読み終えてアーフルたちのいる河川敷に行く途中に、キリヤがフォルにまた一緒に図書館に行こうと言っていて、フォルは気が向いたらなと言って、二人が河川敷に行っていた。


「リミ、アーフルはどう?」


河川敷についたキリヤがリミに質問をしたら、リミは二人でいることに疑問に思って、キリヤは図書館であったと言っていた。

それからゼラムもフォルに人と一緒にいるのは珍しいと言ったら、フォルは偶然会ったからと話を流していた。

そしてアーフルとジニアの練習が終わって、アーフルたちは家にジニアたちは寮に帰って行くのだった。


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