表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

88/186

感染・なんの病気?

「ぐぅぁあああ!」

 こ、こいつ!躊躇なく耳を切り落としやがったぁああああ!


「フン、男のクセに情けないのぉ。耳を切られたくらいで、ギャーギャー喚くなどと」

「……」

 アホかコイツ!ピアスで穴開けるより痛いって!お前も耳落とすぞ!取り敢えず傷口だけヒール。


「興醒めじゃ!其方は、この者達より面白味がある感じがしたのだがのぉ妾の勘違いじゃ!皆の者!今日は解散じゃ」


 女帝の一言で一斉に散り出し残された俺は治療もなく、牢屋とは違う部屋へ押し込まれた。

 手足は拘束されたまま、座るか寝転がる事しか出来ない、一応ベッドがあるので寝転がるかな、っと、その前に血だらけのカラダを洗わないとな能力を使い頭から水をかぶり温風で乾かし、ハイ完了!耳は…このままでいいか。


 さぁーどうするかな?このまま逃げ出すのは簡単だけど、それじゃスッキリしないなぁ〜別に復讐とか考えてないけど、アノ女帝にギャフンと言わせたいなぁ〜しかし何故に牢屋じゃなく部屋なんだろ?女帝の考える事は分からん!?





「クレア! アノ者の部屋に例の娘を遣わせたかぇ?」

「はい、エロイーナ様既に遣わせています」

「妾の国を姑息な手段で滅ぼそうなどとはのぉ、その身を持って思い知るが良いわ」

 やはり男など信用おけぬ生き物よのぉ、一層の事明日にでも全員始末してしまおうかのぉ ふふ


「クレア!薬の調合は捗っておるかぇ?」

「はい、それが必要な薬草が、この森には少なすぎまして…余り捗っていないのが現状です。申し訳ありません」

「ふ〜む、使いの者が帰って来るのを待つしかないのかえ?百年前の惨事を妾の代で繰り返すのだけは避けたいのぅ」


 婆様達も今回 男どものチェックを怠ったのかのぉ?いや身内を疑うのは良く無いのぉ起きてしまった事は仕方が無い事じゃ…被害を食い止めるのが先じゃのぉ。





 考える事は有っても、やる事が無いのでベッドで寝ていたら一人の女性が入って来た!入って来たのは、いいんだど……

 ちょ!ヤバいって!マジヤバいって!


「ちょ!君 病気じゃないの?」

 露出度高すぎて良くわかる!発疹だらけじゃないのー!マジ勘弁だって!


「貴方には恨みは無いけど、姫様の命には逆らえないの、だから許して」バッ

「エエ!」

 ちょ!待って待って!行き成りズボンズラして何してるのー!?

「大丈夫よ優しく()()()()()()()

 

 ヤメテー!優しくしてくれなくてもいいから!!ゲゲッ!一瞬ひと舐めされたような?ヤメテ!なんせ発疹だらけの彼女を見たら立つものも立たない!然も変な病気が感染りそうだ!

 そういうのは病気が治ってから、是非お願いします!って、言ってる場合じゃないね。

「ふん!」

 一瞬で部屋の片隅へテレポし念動で拘束を解き同時にベッドに敷いてある布団を彼女に巻きつかせ拘束!大声出されるのも面倒だからシーツを破り口を塞いで、す巻の完成!思考を読むか?いや直接聞こう、いや素直に答えてくれないかもな。


「う〜んう〜ん」

 この人一体なんなの?カラダが抜け出せない!誰か助けてー!


「一応質問するけど…君、なにかの病気だろ?」

「ーー」コクコク

「それ?治るのか?」

「ーー」う〜ん?

「一応確認するけど、それって人に感染る病気だよな?」

「――」コクコク

「えー!マジかよ。俺も既に感染ってるんじゃないよな?」

「――」コクコク

「マジかよ!」

 接触したもんな、しっかり舐められた?もんな…感染ってるよな絶対…

「……」

「取り敢えずなんの病気か分からないけど治療するな」

「!?」

 え!?この人 医術師なの?そんなの私聞いてないよ?治せるものなら治して!こんなカラダじゃ子供も作れないし、誰にも触れ合えないのー!放置してたら死ねかも知れないって言われているのー!何でも言う事聞くから早く早く治してー!

 でも どうやって治すの?薬も不足して無い状態なのに…


「暴れるなよ、大人しくな」

 ここはいつものナンチャッテ詠唱。

「――」コクコク

 彼女のおでこに手を当て詠唱。

『癒しの女神様、この者を癒したまえヒーリング!』

「!!!???」

 何これ!!!この人が額に手を当てたと同時にカラダが!私でも解るカラダの中の悪い毒素が抜けて行く感覚…なんて優しく温かいの…貴方は一体!?か、神様なの???


 彼女のカラダから全ての発疹が消え完治するのを確認し、彼女に質問してみる。


「もう大丈夫だぞ。何か分からない病気だけど治療したぞ」

「ーー」コクコク

 治ったのね?カラダから全ての違和感が無くなったもの。

「色々聞きたいんだけど、騒がないなら口だけでも自由にするけど?」

「ーー」コクコク

 騒がない!何でも答えるよ!


「俺の名前はアスラ、君の名前は?」

「私の名前はセシリア、あの…病気を治してくれて、ありがとう」

「いやそれは全然構わないんだけど、さっきの身体中に出てた発疹は一体何だ?」

「さっきの発疹は恐らく性行為を行って感染ったんだと思います…」

「エエ!?」

 それってアレじゃないのか?いわゆる性病……さっきの発疹って…()()ヒィ!ヤバかった!経験は無いが、それくらいの知識はあるぞ!と言う事は、拘束されてた男達も性病(梅毒)!う〜ん。


「ど、どうかしました?姫様に切られた耳が痛むんですか?」

「あ、これか?少し話が聞き辛かったのは耳を治療してないからだな、さっき咥えられて梅毒も感染ってる筈だからついでに治しておくか(ヒーリング!)」


「エエ!貴方耳!耳が生えてきたわ!それにアノ病気は梅毒って言うの?」

「あー、さっきセシリアに梅毒を感染されたかもだから、ついでに治した」

 梅毒って病気を知らないのか?つくづく思うがこの世界って医療が遅れすぎ

「えー!貴方はアスラさんは神様なの?」

「俺は神でも魔族でもない普通に人間だぞ。それより、どういった経緯で感染したのか教えてくれ!」

 多分あの拘束された野郎共からだろうけど…本当にアマゾネスを滅ぼす為に病原菌を運んで来たのか?

「それは、えーとーーーーーー」


 セシリアの話ではこの国、アマゾーン国に年に一度だけ、外から男を招き入れて子種を提供して貰うシステムだと言う。今回も2カ月前に、その男達がアマゾネスの誘導で外から、この森に入り3日間身体検査をし、妙な病気などを運んで来てないか確認した後に性行為、いや子種を提供して貰っていたようだ。

 男達の滞在期間は1カ月、その期間に幾人もの女性と…しかし異常が出始めたのは男達が性行為をし始めて3週間程してから、その異常が出て来たという。


 それって正しく梅毒の症状じゃないの?身体検査と言っても完全な見落としか、潜伏期間が遅れてたのか?症状も個人差があるのかさっぱり分かりません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ