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絶対音感?

 ユーリアにヴォルフを連れて来る約束をし、事前にユーリアが爺さんに頼み王様と王妃様に従魔を連れて来ても良いか確認した所、俺の従魔だから問題ないだろうという事で了解の承諾を得た!俺って信用と信頼されているんだ。

 だが流石に表から堂々と入るのは避けて欲しいという事で内密にユーリアの部屋へ瞬間移動で連れて行く事になった。


 まぁ元々そのつもりだったんだけどね、連れて行くのはユーリアが通っている学園が休みの日、そう今日だ!

 折角連れて行くのだから、昨日の内にヴォルフの体をキレイに洗い乾かした後にブラッシング!ヴォルフも喜んでたかな、キレイになったところで、スマホを取り出し”パシャ”久々に撮影したよ。


「ヴォルフ、今から大きな城へ瞬間移動(ワープ)するけど怖がらないでくれよ。それと全然知らない人達が居るけど威嚇したり吠えないようにな」

ウン、大丈夫!(ウォンウォン!)吠えない』

「じゃあ飛ぶぞ(ワープ)」シュン!




 ◇ ◇ ◇


 ワープをしユーリアの部屋へ来たのだけど……何故か、ユーリア以外にエリーゼ姫と爺さんも居る、まぁ別にいいか。


「みんな、お待たせたな」

「アスラ様お待ちしておりました」ニコ

「アスラ君この前はゴメンね〜今日は邪魔しないからユックリして行って」アハ

 姉ちゃん余計な事言わなくていいって!

「小僧待っておったぞ、ほう?この狼が小僧の従魔か、ふむふむ」

「あー そうさ、ヴォルフ皆んなに挨拶して」

こんにちは〜(ウォン)

「アスラ様、この()賢くてカワイイですね」ニコ

「ホントにね〜凄く大人しい()なんだ、狼ってもっと怖い生き物かと思っていたわ」

「エリーゼ様それは間違いですぞ。普通の狼は、こんなに大人しくは無いし狼は群れで行動し人間に懐く方がおかしいんじゃ」

「じゃあ、この狼さんは特別なの爺?」

「そうですな特別ですじゃ、見たところ一度絶滅したと思われた()()のようでもあるようじゃし、小僧に懐くなら逆に納得かもしれませぬ」


 なんか色々言ってるな、放っておこう。

「ユーリア、ヴォルフを触っても大丈夫だから撫でてみたら?」

「あ、はい!ではヴォルフさん撫でますね」ドキドキ

優しく撫でてね(ウォンウォン)

「はい、優しく撫でますね」ナデナデ

気持ちイイ(ウォン)

「わ〜ヴォルフさんフサフサ〜」

カワイイ


「え?」

 あれ?今ヴォルフの言葉に対してユーリア返事したよな?あれ気のせいか?


「あ、ユーリア!私にも撫でさせて!」

モフモフしたい!

「はい、お姉様」ニコニコ

 キャキャ ワイワイ モフモフ


 ボソボソ「爺さん、ちゃっと」

「ん、なんじゃ?」

小声で内緒話か?

「お姫さん、もしかしたらヴォルフの言葉理解してるかも、知れんぞ」

「なんじゃと?」

「コレは俺の推測だけど何年も耳で聞く生活をしてたから聴覚が異常に発達したのかもな、声を音で聴くと前に言っていたような気もするしな」

「もしかしたら、もしかするかも知れんの…ワシも心当たりがある」

「本人に伝えてもいいか?」

「ワシは構わないが、この事は一部の者だけの秘密にした方が良いかもじゃな」

小声で、爺さんと、あーだこーだ話した結果ユーリアに伝える事にした。




「ユーリア!」

「はい、アスラ様どうかされました?」

「爺さんホントに言うぞ?」

「ワシは構わん」

「え、二人共?」

「ユーリア、ヴォルフの言葉を理解出来てるだろ?」

「はい、そうですけど?アスラ様の能力でヴォルフさんの言葉が伝わるようにされてるのじゃ無いのですか?」

「俺は何もしてないぞ、爺さんはヴォルフの言葉解るか?」

「ワシにはバァウバァウとしか聞こえん」


「どうしたのユーリア?」

「お姉様はヴォルフさんの言葉が解りますか?」

「ヴォルフ君の鳴き声しか解らないけど、どうして?」

「な、言った通りだろ。ユーリア凄いなヴォルフの言葉理解出来るなんて!」

「え、嘘!ユーリア貴女ヴォルフ君の言葉理解出来るの?」


 その後ユーリアの聴覚について、ここに居る四人で話し合った。

 ユーリアは声を音で認識し識別する事により、人が本当の事を言っているか、嘘を言っているのかも、大体解るとか凄いな〜テレパスの聴覚版みたい!

 他にも一度聴いた歌とかも忘れないし、弦楽器なども一度聴けば、その場で弾けるとか凄い!絶対音感も身に付いてるんだ!


「でもコレは、じいやの お陰でもあるんです」

「え、ワシの お陰?ワシは姫様に何かした覚えがないんじゃが?」

「じいやが以前城を立ち去る前、目の見えない私に耳に魔力を流し聴く事を教えてくれたお陰ですよ ありがとう、じいやフフ」

「あの時、姫様に何も出来なかったが、今こうして お礼を言って頂けるとは、姫様勿体無いお言葉感謝致します」


 ユーリアのヴォルフの言葉が理解出来る能力に関しては、取り敢えず ここに居る四人だけの秘密にする事にした。

 この能力が外部に漏れ何らかの事の為に誘拐とか絶対嫌だ!爺さんが護衛してるとは言え学園に通ってる以上狙われやすいからな。

 まぁ話しても大丈夫なメンバーは、いつものメンバーくらいじゃないかな?


「因みにヴォルフもユーリアとは逆で人の言葉を理解出来るぞ」


「「「エー!」」」

「こ、小僧!それは本当の話しか!」

「あー本当だ!賢いだろ?」

「ウォン」エッヘン!

「ヴォルフさん凄いです」ナデナデ

「ヴォルフ君賢いな〜私もヴォルフ君みたいな賢いペット欲しいわ〜」ナデナデ

「いやはや、小僧にも従魔にも驚かされるの〜長生きは、してみるもんじゃの〜」






 今日はヴォルフで始まりヴォルフで終わった感じの1日だったな〜アニマルセラピー効果なのか?終始和やかな感じ、まぁ偶には、こんな日が1日位あってもいいんじゃないかな、ユーリアも喜んでいたし!

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