閑話(こどもの日?
今日は5月5日(こどもの日)それに因んで子供ネタで閑話を書いてみました。
始め子供ネタと言う事でニーナ、シャル辺りをと考えて見たのですが……
◇ ◇ ◇
アマゾーン国
愛しきアノ者が去り……はや2か月が経ったのぅ……アノ者は次に何時やってくるのかのぅ「ハァ〜」……ダメじゃアノ者の事を考えていては溜め息しか出ないのじゃ。
そんな事よりもアノ者と一夜の契りを交わした日より 妾の月のモノが来なくなってしもうたのじゃ……確かにアノ夜アノ時アノ者と一夜の契りを交わす前に確かに月のモノが来た筈なのじゃ……妾は病気に成ったのかぇ?
食欲もある身体の調子も良い……ただ月のモノが来ぬだけじゃ……余り騒ぎ立てるとクレアも他の者も心配するでのぅ、しばらく様子を見ようかのぅ。
アレから更に2か月が経ちアノ者も妾の元から離れ4か月が経ったのぅ……相変わらず月のモノは来ぬのじゃが代わりに少し お腹が出てきた様な気がするのじゃ……コレはもしやとは思うのじゃが俗に言う妊娠かぇ?
ク、クレアに相談しなくては!い、いやダメじゃ!クレアの事じゃ 唯の食べ過ぎでお腹が出たと言いかねぬのじゃ!
ここはもう暫く様子を見るのじゃ!激しい動きの運動ももうヤメじゃ!
そしてアノ者と別れ はや半年……もう間違い無いのじゃ!妾は孕んでおる!アノ者の子を孕んでおるのじゃ!
早速クレアに報告なのじゃ!クレアも嘸喜んでくれるじゃろう。
メチャクチャ怒られたのじゃ、何故今まで相談もなく黙っていたのかと、そんな事を言われてものぅ勘違いで笑われたくないのじゃ!
でもその後凄く喜んでくれたのじゃ!やはり一人で悩むより早目に相談すれば良かったと今は反省しておるのじゃ。
それとクレアには仮にアノ者がこの地へやって来ても妾は所用で居ないと言付けせぬとな、アノ者は妾が孕んだ事を知れば必ず責任を感じる者なのじゃ…アノ者に要らぬ心配は掛けたくないのじゃ。
仮に妾が孕んでいる事が知れても嘘で誤魔化すのじゃ……。
いよいよクレアの話では出産間近なのじゃ……破水の後に陣痛が来るらしいのじゃが不思議と全然痛く無いのじゃ……今思えばつわりすらなかった様に感じられる……食欲不振も吐き気すらなかった様なのじゃ。
そんな事よりも今は出産に集中するのじゃ!
「う〜ん う〜ん!」
クレアが頭が出たと言っておる!もう少し気張るのじゃ!
「う〜ん!う〜ん!」
「う〜ん!う〜ん!」
「エロイーナ様!エロイーナ様!」
「アッ!クレア!」
「大丈夫ですかエロイーナ様?」
「クレア!妾の子は妾の子は!?無事に産まれたかぇ?」
「はぁ?何を言っておられるのですか?夢でも見て魘されていた様なので様子を伺いに来たのですよ?」
「ハァ?ゆ、夢!?」
「本当にしっかりして下さいね、いくらアスラ殿の子が欲しいと言っても夢と現実の区別くらい分かる筈です」
「いや妾はアスラの子を孕んでおるのじゃ!この腹を見よ!」
「はぁー!エロイーナ様!それは食べ過ぎと最近剣技をサボっておられるからです!!!だからハラが出ているのです!わかりましたか!」
「わ、分かったのじゃ!余り大声を張り上げたら お腹に障るのじゃ」
「まだいいますか!?」
「わ、分かったのじゃ…」
本当にクレアは煩いのじゃ……しかしのぅ一夜の契り後 月のモノが来なくなったのは確かなのじゃ……暫く様子を見ようかのぅ。
願わくばアスラの子を……