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バカンス of the デッド  作者: 茶柱 タツロウ
小さな島の終焉
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バカンス of the エンド

「愚かな人間共め」


どうする。力で敵わないのは百も承知だ。一体どうすれば。


その時杉尾の第六感が覚醒を遂げた。


「....そうだ。暴力じゃない、言葉で語るんだ」


あの時の師匠の言葉の意味がやっとわかった気がする。


「もう止めよう‼︎ こんな争いは不毛だ‼︎」


「不毛ですね」


「不毛ね」


「....不毛なのイヴ?」


「不毛なのかもアダム」


「じゃあやめよっか」


「そうだね」


アダムとイヴは空高く舞い、そして弾けた。光の粒が一面に広がって。


そうだ、話が通じない人なんていない。話せば誰だってわかるはずなんだ。この気持ちに気付けた、それだけで胸が温かくなる。


「....ありがとう、バカンス」








































「アダムとイヴをそそのかした正体? それは僕、ミディアムですよ」


「うるせぇハゲ」


ミディアムは空の彼方に消えていった。


















ーーーーーー終ーーーーーー





















結局シシガミ様は西木についてなんて言ってたって?


「西木は低血圧だ」


これだけ。

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