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禁断の果実

「アダムとイヴ? 聞いたことはあるけど」


「信じられないのも無理はない。だがこれは事実だ。そして二人はこの島にいる」


シシ神様の目を見ると嘘をついてないことはわかる。だがそれでも信じることはできなかった。


「このイノシシの姿もアダムとイヴによってやられたものだ。彼らを追放しようとした時に逆にやられてしまったよ」


「もっと頑張れよ、てかなんで追放しようとしたん?」


「それは....奴らが禁断の果実を食したからだ」


「禁断の、果実?」


「天界に生えている知恵の木になっている果実のことだ」


「それは具体的にどれくらいやばいんだ?」


「そもそも禁断の果実とはこの世界の均衡を保つもの。それが無くなった結果が、これだ」


「そんな大事なものもっと厳重に保管しとけよ」


「無論していた。天界でも随一の戦闘能力を持つもの達を門番にしていたのだが、誰かに殺されていたのだ」


「あんたが見張りしとけばよかったんじゃないか?」


「いくら神とて全知全能という訳ではない。単純な戦闘能力なら門番の方が上だ」


シシ神様はうつむき


「だがアダムとイヴには果実を食す前は天界でも正義を重んじることで有名だった。....誰かそそのかしたものがいるな」


「ふーん....。それでアダムとイヴはどんな顔をしているんだ?」


「ふむ、待っておれ」


そう言うと水晶を取り出し


「これを見てなさい」


水晶は光だし二人の顔を映し出す。


「っ⁉︎ そんな....‼︎ こいつって‼︎」




























「........羽酢と餡⁉︎」

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