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デスゲームの正しい攻略法  作者: エタナン
第一章:セットアップ編
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7頁:コンビネーションは大事にしましょう

今回は全編戦闘シーンです。

                     

「やった!! 勝ちましたよ!!続きをお話ししてください!!」


「あー、まけちゃた。しょうがないなぁ……じゃあドロシー達のイカダが黄色い道から離れちゃったところから話そうか」


 二年前。まだ行幸正記が天照御神と出会う前のこと。

 毎週日曜日は『彼』が『彼女』に会う日だった。


 『彼女』は恋愛対象ではない。何せ、中学生だった『彼』は恋愛なんて知らず、『彼女』に関して言えばまだたったの五歳だった。


 妹のような存在だった。


 『彼女』のためになら命だろうが心だろうが捨てられると思うほど、大事な人だった。



 行幸正記は幼いころから物を欲しがらない子供だった。


 もちろん、食事や睡眠などという生理的な欲求は普通にあるし与えられたものは大事にした。

 だが、自分からは何も欲しいと言わなかったし、思わなかった。手元にあるものだけで満足できた。

 周りは欲しいものを我慢していると思っていたようだが、正記は心の底から物欲がなかった。


 何を見ても欲しいという衝動が沸かなかった。


 強いて言うなら、『欲』が欲しかった。


 周りが玩具やお菓子をくれるのが心苦しかった。

 相手が期待しただけの幸福を自分が得られていないという感覚が、相手の心を捨てているような気持ちにさせた。


 だから、正記は相手の表情を見て『期待通り』の表情を相手に返した。


 そんな正記が初めて『彼女』を見たのは中学一年生の初め頃。


 正記は『彼女』に自分と同じ笑顔を見た。


 その時、正記はその『彼女』の本当の笑顔を『欲しい』と思った。

 『彼女』にはちゃんと『欲しい』と思える人間になって欲しかった。


 そのために、『彼』は『彼女』に将棋を教えた。最初は四歳程度でも分かるはさみ将棋からだ。


 次に、『彼』は将棋に勝てたら『ご褒美』があると教えた。ただ、物をあげただけでは駄目なことはわかっていたから、『彼』は『物語』をプレゼントした。


 ただし、『物語』は必ず主人公が困難に阻まれた時、大きな転機を迎えた時に

「この続きは、今度勝てたらね」

 と言ってお預けにした。


 そうすることで『彼』は『彼女』に欲することを、努力して手に入れる達成感を教えた。


 『彼女』は『彼』を本物の兄以上に慕い、時には自分から面白い話をしたり、将棋以外のゲームをしたり、家族にできない相談をしたりするようになった。


 そして、今年の三月。もう小学一年生から二年生へと進級する時期に『彼女』は言った。その頃は『彼』も部活などで毎週は会えなくなっていたが、できるだけ会うようにしていた。


 そして、その日がその習慣を続けた最後の日だった。


「ごめんなさい……もう……会えないかもしれません」


 子供には抗えない『家庭の事情』という理由だった。

 これからは苗字も変わり、遠くに引っ越すのだという。


「これからは……もっとお金持ちになって……もっと大きな家で暮らすんです……新しいお姉ちゃんとお兄ちゃんがいて……幸せになるんです……心配しなくて……いいですよ」


 超能力なんてなくても、『彼女』が涙をこらえているのはわかった。


「でも、もし……どこかでまた会えたら……また、勝負して……お話して……くれますか?」


 ああ、勿論だ。そう答えた。

「次会うときには、『オレ』の話をしてあげるよ」


 その約束は、未だ果たされていない。






≪現在 DBO≫


 名前が真っ赤に染まった〖スケアクロウ LV1〗を視認した二人の行動は速かった。


 ライトは急いで飛び起き、赤兎は10mほどの距離を駆けた。


 だが、カカシの動きはゲーム的にはLV1の赤兎よりも速く、カカシがライトの懐に入るのとライトが体勢を立て直したのは同時だった。


「ギシャ!!」

「ぐふっ!?」


 下から上へのボディーブロー。

 唯一の武器を装備している右手をかばって左腕で防御するが、防御ごと体が宙に浮く。


「シャア!!」

「くっ!!」


 杭のような爪による貫手。狙いは右脇腹。

 対するライトは空中で回避はできないため、右肘と右膝で防御。『挟み殺し』と呼ばれる技術だが、踏ん張りが利かないので攻撃が来たのと反対方向にとばされる。


「ギギッシャア!!」


 とどめとばかりに繰り出される回し蹴り。

 未だに空中にいるライトには左腕で受けることしか出来ない。


 この空中コンボが繰り出されたのは、赤兎が駆けだしてから僅か3秒に満たない時間だった。


「ライト!! 生きてるか!?」


 途中から無闇につっこむのは止めている。

 勢いだけで特攻してもカウンターされるのは目に見えている。


 だから、ライトが吹っ飛ばされた勢いを利用して距離を取った時、赤兎はライトよりもカカシからの距離が近い場所で立ち止まった。


「ああ、左腕が痛いけどな」

「いいか、その位置を動くな。とりあえず、回復しろ」


 ライトは指示通りにメニューを開いてアイテムを取り出す。

 その時、カカシがライトの方を向きそうになるが赤兎が数十センチ前進すると赤兎の方を向く。


 赤兎がやっているのは『ヘイト管理』という技術だ。

 MMORPGのモンスターはヘイト値という数値で攻撃する相手を選び、その数値はモンスターに与えたダメージやモンスターとの距離で決定する。


 赤兎は今、立位置を微調整して自分とライトのヘイト値が等しくなるようにしてカカシを迷わせている。


 しかし、これも一時しのぎでしかない。

 この方法では、互いに同じ距離を取りながら離れて行って逃げるというような大きな動きは出来ない。


(2対1でも……勝てるかわからないな)

 赤兎はゲームでは基本一人ソロ)だし、ライトの実力がわからない以上まともなコンビネーションが出来る保証がない。


 経験者の自分が決断しなければならないのに、できない自分が嫌になる。


 赤兎にはライトのHPがリアルタイムで見えている。ライトのHPは合計四発の攻撃を防御越しで受けて一時は最大HPの半分を下回った。


 一撃か二撃は打ち込めるかもしれないが、攻撃後にカウンターからの空中コンボなんて喰らったら命に関わる。


「赤兎、変なことするなよ。こいつの攻撃は重くはないがノックバックが大きい。それに速くてキレがあるから一度モロに喰らうとヤバいぞ」


 ライトも、身をもって体験した攻撃から適切に相手の実力を解析した助言を出してきた。ほぼ同意見だ。


 亡くすには惜しい才能だ。

 片方がカカシの相手をしている間にもう片方が逃げれば、そちらは確実に逃げられる。


 残るならやはり自分だろう。自分なら勝てるかもしれない。


 赤兎がそう思って一歩を踏み出そうとしたとき、仮想の鼓膜までも破りかねないと思うほどの『声』が、赤兎の足を止めた。


「手を出すな!!!!!!!!」


 赤兎はまだ、足を踏み出してはいない。踏み出す動作も始まっていない。

 だが、今のタイミングは完全に赤兎の策を止めるためだった。


「なんで……」


 ヘイト値は大きな音をたてても上がる。

 均衡が崩れ、カカシは完全にライトを標的にしたはずだ。


「こっち側に来るなよ!! 」

 ライトは黒い粒のような物を複数一気に投げた。


 黒い粒は一部がカカシに当たるが、殆どはカカシと赤兎の間の地面に落ちる。


 それは武器屋で一個50bで売られていたトラップ用武器マキビシだった。


 更に複数のマキビシが投げ込まれる。

 カカシの周囲をライトの方向以外囲むように、見え透いた罠が張り巡らされる。


 投げたマキビシの内数個がカカシに当たり、カカシのHPが微減するが、目的は投擲によるダメージではない。


 赤兎の助けを拒み、カカシのターゲットとなることだ。


 ライトは、まだ完全には回復していないままに、たった今手痛い一撃を受けた相手に相対した。


「バカやろう!! 全力で逃げろ!!」


 赤兎が叫ぼうとヘイトは逆転しない。

 ライトはカカシに背中を見せない。


「赤兎、おまえはオレがこの木偶人形より弱いと思ってるだろ? オレが絶体絶命のピンチだとおもっただろ?」


 そう言って、笑いながらカカシを見つめた。


「だが、オレはまだ本気出してないから。本気出せば勝てるからオレ。なんで殴らせたか分かるか?」


 今時の若者の言い訳のようなことを冗談めかして主張しながら、痛みで震える左手を庇いながら言い放つ。


「オレは絶体絶命のピンチからの逆転ってシチュエーションが大好きなんだ」






 突く蹴る貫く寄る掴む裂く飛びかかる


 避ける掠める防ぐ離れる弾くいなす捌く


 赤兎が見たのはそんな攻防戦だった。

 カカシは間合いに入っているライトを執拗に攻撃する。対して、ライトはそれを時に左腕で受けながらも直撃を避ける。


 最初こそまともに攻撃を喰らったライトだったが、段々とカカシの動きに慣れつつある。


 だが、それでもこの戦闘で不利なのはライトのほうだ。ライトは避けることは出来るようになっても反撃までは手が回らない。半端に反撃なんてすればカウンターからの空中コンボで逆にやられる。


 しかも、あのカカシの攻撃は防御してもHPを削られ、ダメージが蓄積していく。


 その証拠に、ライトは手をぶら下げるかのようにしていて、もうマトモに構えていない。


 このゲームでの痛覚は現実の50%らしい。最近のVRMMOでは規制がかかるほど高い数値であり、ライトは痛みで左腕をまともに動かせないだろう。


 だが、ライトの表情は追い詰められているように感じさせない。


 むしろ、自分が優勢であるかのように攻防を楽しんでいる。


「おっと!!」

「!?」


 ライトが一瞬不可解な動きをした。何か見えない物体を避けたようにも見えた。


 だが、赤兎はその動きを深く解析する事は出来なかった。

 その『隙』を突いたカカシがライトの懐に入ったのだ。


「気をつけろ!! またさっきのコンボが来るぞ!!」

「『テレホンキック』!!」


 ライトの左足にスキルの輝きが宿り、カカシの右手が僅かに輝き、ライトの足が地面を離れ、カカシが地面を踏みしめ……


 瞬き程の時間差でライトの膝がカカシの頭にめり込んだ。


『テレホンキック』。

 全てのプレイヤーが最初から使用できる『足技スキル』の基本技。大きな予備動作を必要としてカウンターされる危険のある技だ。


 それを、逆にカウンターに使った。


 しかも、今度は先ほどのお返しだと言わんばかりにライトが温存していた右拳を硬く握る。


 攻撃の出足を封じられたカカシは短い行動不能状態スタン)に陥っている。その無防備な頭に、ライトの黒い拳が炸裂した。


「『ストレートジャブ』!!」


 カカシのHPの減少は今の会心のカウンターを入れても未だ五割前後。だが、ダメージ終了後もライトはその拳を止めなかった。


 数値的ダメージは処理し終わっていても、拳がカカシを動かす力は継続し、身軽な体からの素早い攻撃を得意とするカカシは後ろ向きに吹っ飛んだ。


 そして、ライトの計算通りなのか偶然なのか、落下地点ではマキビシが待っていた。


「ギ!? ギシャ!?」


 針のむしろに横たわるカカシを見下ろしてライトは強い口調で言葉を発する。


「基本技7種類、その組み合わせの2連撃以上のコンボ12種類。初見では回避できないとしても、分かっていれば、どんなに速くてもその程度どうにでもなる」


 そして、散々一方的に殴られた怒りを爆発させるように言い放った。


「オレはいつも将棋で100手以上の詰め将棋を千種類以上使える知り合いと戦ってたんだ!! オレに手数で勝ちたきゃ魔法使いの王様にでも頼めこの脳無しカカシ!!」



 赤兎は唖然とした。


 ライトの強さに感嘆し、ライトなら勝てるとおもった。

 だが同時にカカシの方に駆けだしていた。


 左腕の激痛に耐えながら止めを刺すチャンスを作ったライトに変わり、止めを刺すために。


 今回はうまく行ったかもしれない。獲物の横取りなんて後でもめるかもしれない。


 だが、


「こんな危ないモンスター、倒すチャンスを逃して良いわけ無いだろ!!」


 赤兎なら、カカシが立ち上がって次の攻撃を決めるまでに倒せる。


 だが、ライトがそれを止める。


「馬鹿!! まだ『射程』に入るな!!」


 そう言って、ライトがもうまともに動かないはずの左手で空中の何かを払うような動作をして……


「痛っ!!」


 ライトの左腕が肘のあたりで『切断』された。


「な!?」


 何が起こったのかわからない。

 赤兎は思わず足を止める。


 みるみる減っていくライトのHP。ライトはおそらくはトラップ用であろう糸をポケットから出して素早く『止血』する。それにより、HPの減少は本来より大幅に軽減されたはずだ。


「不可視の……切断攻撃?」


「く……赤兎、危ないから離れてろ」


 カカシの奥の手だろうか。何にせよ、不可視の攻撃が飛び交う場所に容易に入ることはできない。


 だが、ライトには見えているのだろうか? そういえば、さっきも見えないものを避けていた気が……


「ギシャ」


 カカシが立ち上がる。

 ライトはそれを見て呟く。


「あともう少し必要かな……バランス悪いし、師匠の『あれ』使うか」


 カカシが横殴りに拳を振るう。


 赤兎は焦った。ライトは今左腕が半分以上ない。激痛に加えて体の左右のバランスも悪い。


 いくら行動パターンが分かっていても、今まで通りの感覚では満足に避けられない。


 だが、赤兎の予測は覆った。


 ライトは右手を振りかぶった。そして、それに併せて体も後ろに引っ張られるように動いて、カカシの拳はかすりもしなかった。


 続けてカカシは左足で蹴りを放つ。

 ライトは振りかぶった右手をさらに後ろに振り、それに吊られるように全身が時計周りに一回転。

 カカシの蹴りは虚しく空を斬る。


 その後も、ライトは右手の動きを起点とした動きでカカシの攻撃をかわし続ける。

 カカシの周りを周転するように、纏わりつくように、舞うように避け続ける。



 赤兎はその動きを知っている。


 赤兎が熱中しているVRMMOでその動きをするプレイヤーを知っている。


 そのプレイヤーはその世界では最強で、幾つもの二つ名を持っている。

 その中の一つには、誰が呼びだしたのかも分からないその『技』の名前がある。


「傾国……」


 だが、その動きは赤兎の知る動きより不格好で危なっかしい。


「ギシャシャ!!」


 カカシも掠りもしない攻撃に苛立ったように声をあげる。


 そして、ライトはカカシの周りを一周して元の位置まで戻ると、カカシの目を見て一言だけ言った。


「もう、詰んでるぞ」


 カカシは動きを止めたライトに飛びかかる。だが、ライトは避けようともしなかった。


「『インビジブルカッター』」


 右手を握る。それだけの動作だった。

 ただそれだけで決着がついた。


「ギ?」


 カカシの『頭』は地に落ちる瞬間、そんな声を残した。


 カカシの『腕』は届かず、『胴』は『胸』と『腹』と『腰』に別れ、『足』は取り残され……

 その『全身』はバラバラになった。


「な……」


 ライトはカカシの体のパーツには目もくれず、最初にカカシから離れて唯一離れた場所にあったパーツ『帽子』を拾った。


「うん、気に入った。これは戦利品として貰っていこう」


 そして、帽子を被って赤兎に顔を向ける。その顔は何かを思いついたかのように笑みを浮かべている。


 被ったばかりの帽子を丁寧に脱ぎ、赤兎に向かって深々と頭を下げた。


「ご観劇、ありがとうございました」





 今回の舞台裏のようなもの。


 ライトがその機能に気が付いたのは、スカイから受け取った武器を装備してすぐのことだった。


「スカイ、この効果のところの『インスタントスキル』ってなんだ?」


「メニューの基本用語の説明くらいちゃんと見ときなさいよ。それは一時的に特定のスキルが使えるようになるのよ」


 『イージーシリーズ』のように恒久的ではないが、それでもスキルが手に入るというのは武器のなかでも珍しい部類らしい。


「でも、それはあくまで切り札にしときなさい」


「なんでだ?」


「装備しただけで誰でもスキルが使えるんだから、盗まれでもしたらお互いに大赤字でしょ」



 『インスタントスキル』の中身は『糸スキル』だった。『インビジブルカッター』は細く切れ味のいい糸を使えば筋力に関係なく、糸の性能に比例した威力を出す技だ。


 ライトは回復アイテムを出すと同時に武器屋のトラップコーナーで買った《マキビシ》と《強い糸》を取り出し、糸の一端を五本の指に、もう一端はマキビシに結んだ。(指でクリックしてOKを押すだけなので簡単に仕込めた)


 そして、マキビシを投げるときに糸も飛ばし、その後の戦闘でカカシの全身に巻きつけ、十分に糸がかかるのを待って『インビジブルカッター』を発動した。


「というわけだ。あのカカシ、勘が良くてなんか糸がかかりにくいように動いてたから時間かかった」


「なるほど……じゃねえよ!! じゃあその腕はどうしたんだ!?」


「ああ、あれは赤兎に糸が掛かりそうだったからこうやって引っ張ったら少し誤作動したんだ」


 ライトは右腕で何かを手繰り寄せるような仕草をした。腕に巻きつけて引っ張る。それは大きく動かすと何かを払う動きに見える。


「何だよ!! 心配させんな!!」


「ははは、まあ良かったじゃないか。二人とも無事で」


「無事じゃねえだろ。早く病院行って腕治せ」


「大丈夫だ、なんか痛くなくなってきたから」


「大丈夫じゃねえ!!」


 二人はひとしきり言いたいことを言い終えると、自然に苦笑する。


 命がけの戦いを生き残った。

 その実感がこみ上げてくる。


 数時間前に会ったばかりで最初はあんなに警戒していたのに、今では信頼できる。


 赤兎は素振りをしている間ずっと考えていた。


 自分は本当にこんな世界で戦えるのか?

 自分は戦士になれるのか?


 だが、ライトの戦い方を見て考え方が変わった。


 こんな危なっかしいことをしても生き残れるやつがいる。

 やってみれば、案外出来てしまうかもしれない。


「なあ、ライト。俺はゲームを攻略しようと思う」


 ひとしきり笑いあった後、赤兎は切り出した。


「俺と一緒に次の町に行かないか?」

 赤兎は今回完全に解説役兼足手まといでしたね。一応、一般的に見たらかなり強い設定です。

 今回は初めての命懸けで全力出せなかっただけです。

(ライト)「まだ本気だしてないから。やれば出来るから。」

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