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デスゲームの正しい攻略法  作者: エタナン
第四章:ギルド編

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76頁:仲間は信頼できる人に託しましょう

『糸スキル』

 糸を操るスキル。

 汎用型でトラップ、捕縛、防御、攻撃などの様々な役割をこなすことが出来て、中距離での防衛戦で絶大な効果を発揮する。

 しかし、強力な反面扱いが難しく、うっかり自分に糸がかかった状態で技を起動してしまうと自分や味方を傷つけてしまうので、器用なプレイヤーでないと使いこなせない。

 また、糸を使い分けて技の強度や威力を調節できるが、切れ味の良い糸を使うときは指を保護するアイテムを装備しないと指を傷つけることになるので注意が必要。

 

 かつて、ある少女には仲間がいた。

 彼女自身も仲間たちも善人とは言い難かったが、しかし根っからの悪人でもなかった。


 アウトロー達が集まって孤独を埋めあう、あるかないか分からない自分達の存在価値を作るための集団だった。


 強いて言うなら、ガキ大将に集まった悪ガキの集団のようなもの。世間に受け入れられない人々の溜まり場だった。


 正義の味方ごっこが出来ればそれでよかった。

 後ろ指を指されながら歩いていても、それを一緒に笑い飛ばせる仲間が居ればよかった。


 ただ、居場所があればそれで良かった。

 それなのに……






《現在 DBO》


「治療を始めます。ライトは部屋からさっさと出て行ってくれない?」


「だが断る!!」


 部屋に押しかけてきて問答無用でホタルの治療を始めようとする黒ずきんに対して、ライトは目を逸らさずに異議を申し立てる。


 何故なら、彼女こそホタルを傷つけた張本人『殺人鬼ジャック』だからである。


 しかし、それを言えば彼女はなりふり構わずにホタルを口封じするだろう。今のこの状態は、ジャックにとっては『殺す絶好の機会ではあるが、失敗すれば次に引き延ばしてもいい』という危ういバランスが保たれた状況なのだ。


 ライトが部屋から出ればジャックはホタルを殺して窓から逃げるだろう。

 ライトが力ずくでジャックを追い出そうとすれば、ジャックはこのまま戦闘に入るだろう。


 ジャックが本気で殺しにかかったら、ライトが他人を庇う暇などない。


 つまり、この場で戦闘を発生させずに切り抜けるには、ライトがホタルに分からないように暗殺を妨害するしかない。


 そのためにも、部屋の中にいるのは最低条件だ。


「『だが断る!!』じゃないでしょ。女の子の裸堂々と見る気?」


 正論だ。

 女の子であるホタルを女の子で『医師』である黒ずきんが治療するというのは理にかなっている。

 ……黒ずきんが殺人鬼(ジャック)でなければの話ではあるが。


「……ホタル、一つ聞きたい。おまえはオレの何だ?」


「……私は、ライト様の奴隷でございます」


「はあ!? 奴隷!?」

 黒ずきんが驚く。それはそうだろう。

 まさか、奴隷を自称する人間がいるとは思うまい。


「そう、つまりホタルはオレの所有物だ。オレがその裸を見ることに問題はあるか? いやむしろ、自分の所有物がちゃんと治るかどうか見届けるのが必然ではないかとオレは思う」


「あ、あの……ライト様?」

 ホタルもライトがいきなりホタルの奴隷宣言を肯定したことに驚いているらしい。だが、ライトは堂々と答える。


「ホタル、オレは無責任におまえの秘密を知ってしまった。ホタルにとっても、知られたいことではなかっただろう。だが、だからこそオレはちゃんとその傷痕も含めてホタルを知りたい。真正面から見つめて、ちゃんと証明したいんだ。オレは、そんなことでホタルを差別しないってな」


「ライト様……」

 ホタルが泣きそうな顔をしている。ライトの言葉が心に響いたらしい。

 黒ずきんはライトの言葉に反論しようとするが、ホタルの服の裂け目から見える煙草を押しつけられたような火傷の痕を見て何も言えなくなる。


「お願いですライト様……私の全てを見て下さい」


「…………」

 黒ずきん沈黙。


 交渉戦はライトに軍配が上がった。






 そして、治療が始まったが……


「ではまず痛み止めのお注射しまーす」


 ガシッ


「さっき鎮痛薬飲ませた。効果が重複すると相互作用で危ないかもしれないから注射はやめといてくれ」


 黒ずきんが毒薬を注射しようとするのを腕を掴んで止めたり……



「じゃあ、治療の邪魔になる服をちょっとだけ切りまーす」


 ガギンッ


「それもうオレがやった。というか、そこまで破れてたらあとは怪我人でも脱げる」


 メスを心臓に突き刺そうとするのを手甲で止めたり……




「回復にはおいしい物が一番! さあ、この温かいスープを……」


「じゃあオレのとっておき食材。『発酵スキル』で作った沼魚の特製缶詰だ」


 ブシュ


「~~~~!!!!」

「ちょっとライト!? 何この臭い!? 食欲失せるわ!!」

「臭いけど旨いんだぞ。珍味として」


 毒入り料理を防いだり。


 ライトは尽く黒ずきんの暗殺を妨害し尽くした。





 そして明け方……


「ありがとうございます、黒ずきんさん。もうすっかり痛くなくなりました」


「そ、そう……良かったね」


「ああ、本当に良かったよ。一時はどうなることかと思った」


 治療は無事完了。

 ホタルは胸に薬を塗られ、包帯を巻かれている。

 本人の知らないところで実に十数回に及ぶ死線をくぐり抜けているのだが、本当にバレなかったのは好都合だ。


 ジャックもこれで引き下がる以外なくなってしまった。

 だが、その前にジャックは気になったことを問いかけた。もしかしたら、もう聞く機会などないかもしれないから。


「それにしても……凄い背中だよね。ボクも結局見ちゃったけど……それ、一体誰にやられたの?」


 問いかけられたホタルは、少し躊躇してから答えた。


「……お父さんとお母さんが……私は役に立たないからって……」


「……いつから、いつまで?」


「物心付く前から……ずっと」


「誰かに相談しようとは思わなかったの?」


「それは……役に立たない私が悪いから」

 自信なさげに、消え入りそうに言うホタルに、黒ずきんは何も言えない。



「それは馬鹿な親だな。そんなことだから娘がぐれるんだ」



 ライトの言葉にホタルが凍りついた。

 黒ずきんは意味が分からないようにライトを見る。


「ぐれるって……ホタルが? 反抗するどころかライトに絶対忠誠誓ってるような人なのに?」


「オレに対する態度は関係無いよ。問題は、泥棒なんてやってたことだ。治療も終わったし、そろそろはなしてもらってもいい頃合いだろ。黒ずきんも聞いてくれないか? メンタルケアも治療の一環だろ?」


「……わかったよ。ホタルが話すなら、ボクは最後まで聞く」

 殺人鬼としての気まぐれ……というより、誰もが避けたがる自分にあえて向かってきた者への誠意だ。


 二人が注目する中、ホタルはなかなか口を開かない。

 答えるのを躊躇しているのか……どこまで話すかを考えているのか……どこから話し出すか迷っているのか。



 長い沈黙の後、ライトがポツリと語り始めた。


「ギルド結成のクエストが発見されたのは一週間くらいまえだった……だが、そのずっと前。一ヶ月以上前に、非公式ながら一つのギルドが結成された。だが、そのギルドは結成を宣言した直後にある者の奇襲を受けて全滅。今では『殺人鬼の誕生日』って呼ばれてる事件だ……だが、たった一人だけ。このゲーム初のPKの被害者の死体を確認しに行っていて奇襲を免れたプレイヤーがいた。そいつは元々引ったくりを繰り返していたところをスカウトされたらしいが、足が速いのを理由にメンバー間でのアイテムの運搬やなんかをやっていた……そうだろ、任侠ギルド『日陰組(アウトサイダー)』の生き残り『蛍』」


 黒ずきんとホタルはほぼ同時にライトを驚きの目で見やった。

 それは、どちらにとっても人生の分かれ目となった事件が関わる事実だった。


 殺人鬼にとっては、知らざる全滅の取りこぼしの話。

 泥棒にとっては、仲間の敵の話だ。


「スカイに調べてもらった情報だがな。『隠れ家』に泊まっていた生き残り宿泊客が、ホタルが良く出入りしてたって覚えてたらしい。その後は行方を眩ましたから情報がほとんどないらしいが……教えてくれるか?」


 もうほとんど調べはついていた。

 もはや、隠す理由はほとんどない。


「……今までお話出来なくてすみませんでした。全てお話します」




 『殺人鬼の誕生日』の後、ホタルはまず生き残りを探したという。だが、わかったのは他のメンバーは全て集まっていて、徹底的に全滅させられたということ。


 ホタルが生き残ったのは、ほんの偶然だった。


 ギルド結成を宣言する集会の直前、リーダーであったロロにメールで尋ねられた。

『あの二人が死んだのが確かなら後は蛍以外全員揃っている。蛍が戻り次第集会を始めるからあとどのくらいで戻れるか教えてくれ』


 自分のために他のメンバーを待たせたくなかったホタルはこう答えていた。

『私には構わずに先に始めていて下さい』



 そして、集会にて『日陰組』は殺人鬼に全滅させられた。


 生き残ったホタルは、それからの一週間ほどの間はひたすら逃げ回っていた。

 自分も殺人鬼に殺されるのではないかと恐れていた。

 耳を澄ませ、殺人鬼の噂を聞いたらすぐさまその町を離れた。

 その恐怖を紛らわすために無茶なレベル上げをしていたこともあった。


 そして、ある時。

 殺人鬼の噂を集める中、耳に入った犯罪行為の噂が彼女に今は無き仲間たちの理念を思い出させた。

『犯罪者だけを狙う犯罪者。必要悪としての犯罪』


 そして、ホタルはギルドの生き残りとして犯罪者から武器を奪い始めた。

 それが、『泥棒狐』の誕生だった。



「『盗んだ稼ぎを貧しいプレイヤーにばらまいてる』って噂は?」


「……犯罪者とかの情報を集めるために、情報料としていろんなプレイヤーに食べ物とかアイテムに変えて渡してました。それでそんな噂が立ったのではないかと……」


「それであんなに裏道とか知ってたのか……で、その情報集めの中で仲間の仇の情報を知った。」


「……はい」



 あとは黒ずきんでも大体想像がつく。

 仲間の仇を伐とうとしたホタルは殺人鬼を探した。

 広い情報網を持つ彼女なら殺人鬼が犯罪者を好んで殺していることにはすぐにたどり着いただろう。

 だからホタルは、より広く犯罪者を探し、殺人鬼とバッティングしようとした。


 誤算は、殺人鬼が自分より遥かに強かったこと。


 ホタルのレベルは相当に高い。

 それこそ、プレイヤーから金品を奪ってモンスターを狩らずに『楽な』プレイをしているプレイヤーの比ではない。


 『日陰組』は効率のいい狩り場をいくつか独占していたという話もあるし、その時リードした分の平均的なプレイヤーとのレベル差を情報集めの傍ら維持してきたのだろう。

 もしかしたら、仲間を全滅させた殺人鬼への復讐を目標として、牙を磨いていたのかもしれない。


 だが、ジャックの強さは規格外だった。


「……オレに近付いてきたのは、ジャックの情報を得るためか? オレだけが、ジャックと戦って死ななかったから。」


 ホタルはゆっくりと頷いた。


 黒ずきんは、そんなホタルを見て暫し考える。


 ジャックは、今まで犯罪者を襲うときには先に仲間の有無などは出来るだけ確認している。

 それは、報復してこようとする者が出てこないようにするためだ。もしも狙った相手に固定のパーティーメンバーなどがいた場合はパーティーごと全滅させる。


 だが、あの日だけは……あの初めて人を殺した日だけは、そんな事は考えていなかった。

 ただ、目に入った人間全て殺しておけば『全滅』だと思っていた。


 自分の不始末だ。


 ならば、やはり殺さなければならない。

 復讐鬼が諦めるわけがないのだから。



「……ボクはそろそろ行くね。夜も明けちゃったし」


「ああ、おかげで助かったよ」

 これは帰ってくれる事への『助かった』だろうか。


「黒ずきんさん、ありがとうございました。」


 何も知らずに仲間の仇に感謝するホタルを若干気の毒に思いながら、ジャックは扉を開け、最後に一言だけ自分への皮肉を込めて言った。


「また困ったことがあったらいつでも言ってね。すぐに駆けつけるから」





 ジャックが去ったのを確認してライトは内心ため息を吐く。


 ……際どい一晩だった。

 だが、なんとか峠を越えられた。


「黒ずきんさん、優しい方ですね」


「……ああ、ちょっと性格に難があるがな」


「……あの……黒ずきんさんとライト様ってどういう関係なんですか? ずいぶん親しそうに見えましたけど……」


「ただの腐れ縁だよ……昔は一緒にコンビ組んでたんだけどな、あいつはあの事件のとき宿の中に居たらしくて……ちょっと人間不信になってな。なかなか他人と組まないようになっちまった」


 嘘は言っていない。

 強いて言うなら、宿部屋の中に隠れていて助かったプレイヤーではなく、酒場で戦っていたというくらいだ。


「……私以外にも、苦しんでる人はいるんですね」


「あれだけ大きな事件だったんだ。そりゃ大勢いる……しかも、その顔も分からない殺人鬼がどこかで生き残ってるんだから、ギルドの勧誘とかも大変だ。信用できる仲間が欲しいから……その気持ちに付け込まれて、勧誘に見せかけた犯罪に巻き込まれて金品を奪われたり、拉致されたりするプレイヤーもいる。二次被害や三次被害も考えればみんな苦しんでるさ」


 もちろん、それらが全てジャックのせいだというわけでもない。信用できる仲間を得ようとして安易に善人を騙った犯罪者について行くプレイヤーも悪いし、何より人の不安につけ込んで犯罪を行う者が悪い。


 ジャック本人はなるべく犯罪者だけを狙うことを心がけているし、自分の影響で犯罪が増えるのは喜ばしいなんて思っていない。

 むしろ、ジャックが犯罪者を狩っていることは組織力のある犯罪者達の中ではそれなりに噂になっているし、手口が巧妙になっているのは厄介だが目立つ動きは避けているらしく、誰彼かまわず恐喝するというような犯罪者はもうほとんどいない。

 自衛能力、警戒心が低いプレイヤーから狙われるようになっているのだ。


 早い話、犯罪は努力次第で対抗できるようになってきている。

 その点では、ジャックの『犯罪者だけを狙う』という行為はプレイヤー全体のためになっていると言えるかもしれない。



 しかし、ホタルは別のことを思ったようだった。

 ホタルは、ストレージから一つの鍵を取り出し、ライトに差し出す。


 それに気付いたライトは首を傾げる。


「それは?」


「……もしかしたら、これを使ってしまったらライト様も後戻りできないかもしれません。私にはこれを使う勇気はなかった……でも、ライト様ならこれを使えるかもしれない」


「……宿の部屋鍵か?」

 このゲームにおいて部屋の鍵を所有することは、そのまま部屋の所有権を持つことに繋がる。宿の借り部屋の鍵は期限を越えて持ち続けていれば自動的に延滞料金を所持金から差し引かれていく。

 よほど重要な意味でもない限り持ち続けたりはしないはずだ。


 ライトの問いかけに大して、ホタルは意を決したように答えた。


「これは『隠れ家』の部屋鍵です……この部屋に、殺人鬼の素顔があります」









 同刻。

 黒ずきんは考える。


 危険なホタルは殺す。これは決定事項だ。

 ギルドが全滅したという自分と似通った部分があったとしても、これは変わらない。

 だが、正直ライトを敵に回すのはどうしても気が進まない。


 これは知り合いだからとか友達だからとかではなく、ライトは殺すのが難しいからだ。

 ライトの強さはそこらのプレイヤーとは格が違う。本気で戦っても殺せる保証などない。


 しかも、ライトを殺すと今度はライトを『使い勝手のいい道具』として気に入っているスカイが殺意を持って命を狙ってくる可能性もある。そうなると、このゲームの全てのプレイヤーに命を狙われることも十分にあり得るのだ。


 かといってスカイを先に殺すなんてそれこそ馬鹿げた話だ。ライトがスカイを守って、さらに無数のプレイヤーが立ちはだかってそれこそ無理ゲーみたくなるだろう。運良く殺せても、やはりスカイと協力関係にあるプレイヤーに報復されそうだ。ライト込みで。


「あの組み合わせは反則だよ……」


 やはり、ライトは敵に回したくない。

 だが、どうしたら良いだろう?

 ホタルを殺そうとしている限り、ライトはホタルにジャックを近づけさせないだろう。


 探偵小説みたくトリックで証拠不十分にしたところで、ライトにはすぐ分かるだろう。


 どうにか、殺してもライトの怒りを別に持って行ける方法はないだろうか?


 その時、黒ずきんの目に一人のプレイヤーが入った。


 殺人鬼にしか視認できないプレイヤーの『返り血』をたっぷりと浴びたプレイヤー……町に蔓延る犯罪者の中でも特に危険な『殺人犯』。


 黒ずきんには触れもせずすれ違う。

 だが、黒ずきんはすれ違った後に不適に笑う。


「……あ、いい事思いついた」


《缶詰め》

 日持ちのする加工食品アイテム。

 ガラス瓶や金属の容器に密封したアイテムの品質を長持ちさせる。

 主に『保存スキル』によって作るが、『発酵スキル』で中身を熟成させたり『調合スキル』で開けると爆発するサプライズ爆弾を作ったりすることも可能。


(スカイ)「はい、今回はこちらの缶詰めです~」

(イザナ)「これ、どうやって開けるんですか?」

(スカイ)「溶接してあるから蓋を刃物でこじ開けて開けるのよ。ほら、これ使いなさい」

(イザナ)「はい」

 ブスッ グイッ

(イザナ)「あ、お魚さんのほぐれたみたいなのが出てきました。もぐもぐ……美味しいです! これ、なんの缶詰めですか?」

(スカイ)「肉食系モンスターのテイム用の餌……通称『キャットフード』よ」

(イザナ)「騙されました!!」

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