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デスゲームの正しい攻略法  作者: エタナン
第二章:戦闘編

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33頁:書き置きは詳しく書きましょう

 強欲ヒロインがオマケコーナーを占拠しました。

「なに読んでるの?」


「ちょっとクラスで話題の探偵小説を読んでみてるだけですよ」

「それって、運転手が犯人のやつ?」


 椅子の上でずっこけた。


「……普通、そういうのってそんな直で言っちゃダメじゃないですか? オレまだ半分も読んでませんよ?」


「だってトリック簡単だったし、どうせキミももうわかってたでしょ?」


「まあ……それはそうですけど。オレ以外の人にはそういうの言わないでくださいね? その人が超能力者でもなきゃ、途中で答えがわかったら台無しになりますから」


「そういえば、ノックスの十戒の中に『探偵は超能力者ではあってはならない』とかあったね」


「オレとしては『ネタバレ禁止』くらいあればいいと思いますけど」


「キミの予知って、それそのものがネタバレみたいなものじゃない……あ、そうだ」


「なんかとんでもないことでも思いつきましたか?」


「ゾンビくん、これからもし予知を誤魔化したかったら『超能力』って言うっていうのはどう?」


「別に良いですけど、その代わりもうネタバレはやめてください」




《現在 DBO》


 朝起きると、書き置きがあった。


『クエストしてくる。9時には戻るから出発の準備しといてくれ』


「全くあの仕事病患者は……そっちを治療しなきゃだめかも」


 まだ朝の6時30分だ。今日はこのあと次の町にそのまま向かう予定なのに、まだやり残したことがあったらしい。


 よくもまあそんなにクエストをやって飽きないものだと思う。


 とりあえず、ライトが帰ってくるまでやることもないし……


「アイテムの補充もそろそろだし、ショッピングでも行くかな」




 思えば、一人でのショッピングというものはあまり経験がない。リアルでは病気の自分を心配して誰かが同伴していたし、そもそも本格的に入院してからはいける店は病院内の小さな売店くらいだった。


 ゲームでは『ネバーランド』の仲間、主に初代ジャックと一緒だったし、『ネバーランド』がなくなってからは買い物も『ショッピング』というよりは『装備補充』という感じでそれそのものを楽しむことはなかった。


 店を適当に回り、時々気に入ったものを買って、時には店をひやかして、町を練り歩く。


 いつしか、気持ちに余裕ができていることに気が付いた。

 かつてはデスゲームに入ってからも、とにかく残された時間で何かをしようと必死になっていたが、今では時間をつぶすのを楽しんでいる。


 きっと、ライトのおかげだろう。

 ライトが遺言じみた自分の言葉を聞いてくれたから、焦る必要を感じなくなった。


 約束した町はあと三つ。それをコンプリートすれば丁度契約期間の一週間くらいだろう。


 それが過ぎたら、契約の延長を相談しよう。そんな風に思った。




 八時半くらいになった頃、ジャックは空腹を感じ始めた。

 EPが減ると早く空腹を感じ始めるが、そうでなくても日に三回食事が欲しくなるくらいには腹が減る。


 そこで、ジャックは偶然見つけた『道しるべ』というパン屋に入った。確か、チイコがいつもパン耳を買っているという店だ。


「いらっしゃいませ~」


 美人なお姉さんNPCが声をかけてくれたので、会釈して入る。


 そして、ついでにライトの分も買っておこうと多めにパンを選ぶ。食べてきていたとしても昼に食べればいい。


 品物をレジに持って行き買うと宣言すれば、自動的に所持金から支払われて買い物完了扱いとなる。


「これくださ」

「あら黒ずきんさん? その量を一人で食べるんですか?」


 先ほどの店員さんが突然そんな事を言った。


「……え? その声まさか……ナビキ…さん?」


 ジャックは改めてよくよく『店員さん』を注視する。

 その声は、聞き覚えのある……


「スキル解除……残念、正解は店員に変装したナビキに変装したライトでした」


 その声が、急に聞き慣れた声に変わった。


「……は?」


 困惑を禁じ得なかった。




 数分後、『バイト』を終えたライトとジャックは路地裏に入って二人きりになった。


「どういうこと? 女装趣味でもあるの? てか、どうしてナビキさんの声なの? どうしてパン屋のバイトなの?」


「質問が大いな……まあ、簡潔に言えば、『一石四鳥』かな」


「何その欲張りな理由」


「仕込みの時間から手伝ってあそこのパン屋の秘伝レシピを手に入れて、ついでに『変装スキル』の修行して、どうせだからナビの追ってたプレイヤーが万が一来たら反応でわかるようにナビキの声にしてたんだ」


「『変装スキル』? 声変えたりとか?」


「うん。『ユーハブ・ザ・ロングナンバー』……あ、あ、こんな風にね」


 声がスカイの声になった。

 すぐに声を戻してさらにスキルを使う。


「やろうと思えばキャラネームも誤魔化せるし、こんなこともできる……変装スキル『メイクアップ ベイス』」


 ライトが女装で使っていたスカートや女物のデザインの服は一瞬で消え去り、一瞬のうちにライトはいつもの服装に戻っていた。


「面白いだろ?」


「確かに面白いけど……正直使い方がよくわからない。そもそも、ライトはいろんなスキル持ちすぎてて何になりたいのかわからないよ」


 ジャックがそう言うと、ライトは小さく笑う。


「そりゃそうだな。オレにもわからないからな。もしわかったら教えてくれよ」


「いや本人にわかんないものをどう分かれって言うの?」


 二人は少しだけ笑いあうと次の町に向かうため荷物を取りに宿に向かった。この時、ジャックは気が付かなかった。ライトがまだ、目的の一つ『四鳥目』を教えてくれなかったことに。





 出発の挨拶は簡素だった。


「じゃあ、ちゃんと直接届けてねー。あと途中で開けたらダメだよー、せっかくの力作に傷とかつけたらダメだからー」

「パオーン」


「あいよ。ちゃんと毎日スカイに観察日記メールで送れよ。あと、変な客で困ったらオレにメールしろ」

「ファンファンと仲良くね」



 そして、未だ開通していない道に沿って進み、ついでに最近手に入れた技や武器の実験としてポップストーンの耐久力を削って、目的地についたのは一時間ほど後。


 二人は『時計の街』の三時の方向の町『石碑の町』にたどり着いた。ここは二人とも初めての町だ。


「ここが『石碑の町』……たしか主産業は」

「『謎』だったよね」


 そこは、町と言うにはあまりに殺風景だった。確かに民家は列になって規則的に存在しているが、全体的に古くて寂れた雰囲気がある。


 そして、何よりの特徴はそこかしこに設置された石碑。慰霊碑のようなものから看板、墓石まで皆大理石に近い色合いの石碑で統一されていて、それぞれに何かが彫ってある。


「スカイの情報だと、ここは石碑に刻まれた謎を解いてアイテムを発見するのが主流のクエストらしい。『この町で一番早く朝日を浴びる石碑は?』とかって簡単なやつから、どう考えても解けないやつまであるとか」


「あと、夜になると墓地の辺りはフィールド扱いになってアンデッドが出るんだっけ……地味に強いって噂だし……やっぱりここはサクッと終わらせて夕方には次の町行かない?」


「別にそれでもいいが……まあ、入ってみよう。ここに関してはスカイも『なぞなぞ』は答え載せないつもりだって言ってたし」


「ゲームをするものとしてのネタバレに対するポリシー?」


「答えは別個で売るらしい」


「あー」


 スカイの強欲さは相変わらずだ。

 スカイならたとえ幽霊に遭遇しても捕まえてお化け屋敷でも開いてしまう気がした。




 二時間後。 

「あ、これ新しいクエ……」

「よしわかった。西の煙突のある家だ」


 ライトは謎解きどころか答えをそのまま読んでいるかのような速度で問題を解き明かすようになっていた。


「いや、早すぎるでしょ!! もう20個目くらいだよ!!」

「23個だ。こんな動きのない文面上の未来なんて一度読むだけで十分だ」


 最初こそは少しは悩むようなそぶりを見せていたライトは、ジャックが問題を解くのを苦手としているとわかると、ジャックに解かせる時間を与えることなく最短時間で問題を解くようになった。


 いくつか謎の答えや次の謎の刻まれた石碑を経由して最終的な石碑の周りを探す、またはその下の地面を掘り返すなどで『何らかの生き物の骨』や『小判』、時には『何らかの液体の入った壺』などの遺品、秘宝系のアイテムが手に入る段取りなのだが、ライトのおかげでほとんど障害などなくアイテムを入手できてしまう。確かに、こんな流れ作業では面白くはない。


「でも、これなら夜には次の町に行けそうだね」


「そんなにお化けとか怖いのか?」


「いや、別にそういうもの自体が駄目なわけじゃない。血とか内臓とかも小さいときから本とか写真で慣れてるし、骨とかだって怖くはないよ。でも……」


「でも?」


「いきなり出てこられると心臓が止まるんじゃないかって……」


 ジャックは心臓が悪い。確かにあまり心臓に負担のかかりそうなことは……


 そこでライトはあることに気が付いた。


「あれ? じゃあ、ジェットコースターとか危なかったんじゃないか? でも、あれで大丈夫なら逆に言えばこの世界での驚きでは心臓には負担かからないんじゃ……」


「……あ」


 ジャックも気が付く。

 ジェットコースターではジャックは本当に死にそうなほど驚いたりしていたが、心臓が止まったり苦しくなることはなかった。ならば……


「……試しにやってみないか? 肝試し」




 その夜。

 墓地にはスケルトンやらゾンビやらが闊歩しているが、その中を臆することなく駆け抜けながらすれ違ったモンスターを全滅させるプレイヤーがいた。


 お化け嫌いを克服したジャックだ。


「調子はどうだ?」

「絶好調!!」


 元々、ジャックの『お化け嫌い』は周りから心臓を心配して止められていたこともあって『食わず嫌い』な部分もあったらしい。

 だが、この『肝試し』で実際にホラーアクションを体験してみると、思いのほか楽しくてはまってしまったようだ。


 もはや笑いながら戦う姿はどちらがホラーかよく分からない。特に、数ばかり湧いて一体一体が弱いアンデッド軍団を狩るのは爽快だという。


「あはは、ありがとうライト!! すごく楽しいよ!!」

「あ、ああ、それはよかった。ところで、さっき墓石の下に隠しダンジョン見つけたんだが……」


 ジャックは邪魔なアンデッドを一瞬で切り裂いて、一瞬で墓地のギリギリ外にいたライトのもとにかけてきた。


「一緒にやろ!!」




 クエスト『スケルトンキングの挑戦』

 クエスト『スケルトンキングの試練』

 クエスト『スケルトンキングの関門』

 内容はそれぞれ地下に続く隠しダンジョンの攻略。一つ一つの階層のボスを倒すごとにクエストが更新され、ダンジョンのレベルが上がる。(一方通行だが帰り道も下の階への道と同時に解放されるので無理に続ける必要はない)

 なお、出てくるモンスターは全部骨でできている。


「そして、四層目で『スケルトンキングの歓迎』なわけだが、そろそろこの層で終わるか?」


「そうだね。モンスターのレベルも30とか出てきたから、マージン考えるとそろそろだね。それに、さすがに疲れたし」


 出てくるクエストボスもなかなか厄介なモンスターが多くて精神的な疲労も溜まっている。特に三階層のボスだった〖ダークネスバッド LV30〗は初めての飛行能力持ちモンスターで、しかも薄暗い部屋ではほとんど見えないような色で、部屋中を飛び回りながらヒットアンドアウェイを繰り返すという神経を削る相手だった。

 ライトは、このダンジョンの作成者はなかなかの悪意の持ち主だと推測する。


「確かに、いい加減あの『む、なかなかやるではないか! だが次こそはそう簡単に突破できると思うな!』ってのも飽きてきたな。しかもそう言いながら報酬として生前集めたお宝を分けてくれるし……そういえば、あのモンスター達も生前の部下なのかもな」


 このダンジョン特徴はモンスター、アイテム、トラップなどのバリエーションが豊富なことだ。スケルトンの兵士一つ取っても盾戦士、槍兵、弓兵、魔術師などの種類があり、時にはパーティーを組んで連携して現れる。


 まだ余裕を持って倒せる範囲ではあるが、油断は出来ない。そう思った矢先だった。


「あ、ライト見てあれ!! でっかい宝石」

 見えてきた部屋の中心の台座の上に、紫色の光を放つバスケットボール大の宝石の玉が鎮座していた。


「おい、気をつけろよ」


「大丈夫、あんな見え見えの罠に引っかからないよ」


 この手のわかりやすいお宝は下手に近付くとトラップが作動する。そんなことはゲームの常識だ。


 だから、ジャックは円形の部屋を壁に沿って大回りして部屋の反対にある扉を目指す。

 それを後ろから見ていたライトはあることに気が付いた。


 扉が大きすぎる。それに、部屋もただのトラップ部屋にしては無駄に大きい。

 扉は模様で近くから見たら普通の扉に見えるが、本当の境目はもっと大きく、かつて戦った〖ダイナミックレオ〗でも楽に通れそうなサイズだ。


 確か、マップのスペース的にはそろそろこの階層のボスの部屋が来てもおかしくないはずで……


「待て!! 開けるな!!」


 しかし、一足遅かった。ジャックは扉を押し開け、その瞬間、宝石が輝きライトとジャックは念動力のような力に一瞬で扉の奥の部屋の奥深くへとばされる。


「うわっ!!」

「しまった!!」


 二人が着地したと同時に、入り口の方からガチャガチャとスケルトンの動く音がする。


 さらに、一際大きな、もはや人型ではないスケルトンが足音で地響きを鳴らす。


 それは象の姿をしたスケルトン。ただし、実際の骨格とは違い、本来はない骨が存在しない肉の代わりに詰まり、骨格では消失するはずの目や耳も骨の彫刻のようなパーツで補われていて、極めつけに鼻の部分には太い骨の『腕』が生えていて……というより繋がっていて、その手にはその腕よりさらに一回り太い骨の棍棒が握られている。


 名前が表示される。

〖ツールエレファント スケルトン LV35〗

〖スケルトンガーディアン LV30〗が2体

〖スケルトンサモナー LV30〗が2体


 そして、もはや扉の向こう側になってしまった部屋の中心に鎮座する宝石にも名前が表示される。


〖マスタージュエル LV40〗


 宝石が輝き、開けっ放しの大きな扉を通った光がスケルトン達に当たる。すると、スケルトン達が紫の光に包まれる。

 おそらく、〖マスタージュエル〗の支援技だ。


「これって……」

「やられたな……」


 ライトは持ちきれないほどの武器を実体化しながら部屋を確認する。こちらも円形だが、あちらの方が一回り広い。


「どういうこと? あのマンモスがボスモンスター?」


「違う。オレたちはとんでもないミスをしてしまったようだ。オレたちは、本当のボス部屋を……『とりまきも無しに無防備に待ちかまえていてくれたボスモンスター』をスルーしてしまったんだ……宝石が……〖マスタージュエル〗が本当のボスだったんだ」





 同刻。

 『時計の街』の西側のプレイヤーショップ『大空商社』に主だった生産職の面々が集まっている。


 それぞれ、この十日ほどの間にめまぐるしい努力を見せ、主要な生産系スキルのレベルを上げて、一番スキルのレベルが高い者が便宜上の代表者となって集まっているのだ。


 ちなみに、マリーが世話をしている子ども達が一番レベルが高いスキルも多いのだが、会議を円滑に進めるため子ども達は別枠として、『料理スキル』の最高レベルを持ち年長のマイマイ、ライライが子供達の代表者となっている。


 そして、会議の発足者はもちろん『商人』のスカイ。


「みなさん、お忙しい中お集まりありがとうございます。今回は勝手ながら少々の提案と仕事の依頼があり、本来なら私から赴くべきところを時間と手順の短縮のためお呼びだてしました。申し訳ございません」


 やたら畏まった挨拶でまずは形式的な儀式を済ませる。ここにいる全員がわかっているのだ。


 この街の実権を握っているのはこの少女。

 戦闘能力を持たない代わり、最大の人脈と情報量、そして資産を持つ『最強』ならぬ『最大』の生産職。


 全員が一人の少女の意志で動くのを心から納得しているとは言い難くとも、彼女には面と向かって逆らえない。論破されるのがオチだ。


 スカイに対抗しうるライトも今はこの街にいない。


 だから、スカイは儀式を手早く済ませると、遠慮なく机の上に図面を広げた。


「は~い、じゃあ本題です。皆さんには、『これ』を手伝ってもらいたいんです~、給料はちゃんと出すから」


 その図面を見た草辰が顔をしかめる。

 彼は『武器作成スキル』の代表者(本当のレベル順ならチイコの次席)として会議に参加しているのだが、その突拍子もない計画から発案者に思い至ったのだ。


「これ、ライトの案か?」


 だが、スカイは笑顔で首を振る。


「まあ、間違ってないけど……ライトの案はここらへんだけ。あとは全部私のアイデアよ」


 ライトのいない今、ここにスカイを止められる者はいない。

(イザナ)「早いものでもう二回目! 大空通信の時間です!!」

(スカイ)「強欲ヒロインことスカイです~。今回の商品はこちら」


≪ポップストーン≫

 生命力の濃縮された鉱石。

 太古の生物の化石だという説がある。


(スカイ)「粉末にして撒けば枯れ木に花を咲かすがごとく、荒れ地に草をはえさせることができるよ~。でもただし、フィールドで使うとモンスターが大量発生して大変なことになるから気をつけてね~。」

(イザナ)「どのくらい大変なんですか?」

(スカイ)「ライトが『もう二度とやらない』って言うくらいだよ~」

(イザナ)「非常事態どころじゃないですね」





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