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デスゲームの正しい攻略法  作者: エタナン
第六章:ダーティープレイ編

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246頁:特集『幻惑注意! 幻覚空間突入編』

 今回及び、以後何話かのまとめ。


(???)「幻覚空間発動です! 次のあなたのターンをスキップします!」

(鎌瀬)「え!?」

(???)「幻覚空間が存在する限り、次の(ターン)もその次の(ターン)も、ずっと私のターンです!」

(鎌瀬)「ぎゃぁああ!!」



(??)「これはひどい……」



 ……タイトルからわかるとおり、これから数話は幻覚空間が続きます。

 自分が『恩人』にとって何者なのか、何度か考えたことがある。


 もちろん、自分にとって『恩人』は恩人であり、この世界で誰よりも大事な存在だ。

 しかし、彼女は多くの人にとっての恩人であり、自分はその中の一人に過ぎないと知っていた。


 だから、『恩人』の役に立とうと思った。

 『恩人』にとっての恩人になれなくとも、その手足になれればいい。その道具になれれば満足だと思った。


 しかし、『恩人』はそれを否定し、自分を大切な人だと言ってくれた。


 嬉しかった。

 その言葉を信じたいと思った。



 ある日……そんな『恩人』に、『最愛の人』ができた。










《現在 ????》


 ??時??分。

 鎌瀬は、『少年兵』についての情報と引き換えに『仮面屋』に引き渡すためのマリー=ゴールドの『顔型』を取るため、『時計の街』の『教会』を目指していた。


 目指している……はずだった。

 しかし……


「おかしいな……ここ、さっきも通ったような気が……」


 6月30日の大規模戦闘で盛大に壊れた街の復興のため、プレイヤーによるプレイヤーショップやプレイヤーホーム、ギルドホームが新たに大量に建設され、流入したNPCの営む施設も多数新設されている。そのため、街並みもめまぐるしく変わっているし、工事中で通れない道もあるのでマップ機能もあまりあてにならない。

 しかし、仮にも前線級以上の戦闘職であり、ダンジョンの経験も多い鎌瀬が……その上の必須能力としてのマップ把握と方角認識の能力を持つ鎌瀬が市街地で迷っているというのは、あまりに不自然だ。


 しかし、一番不自然なのが鎌瀬自身がそれをはっきりとは認識できていないこと。


 最初は、街並みが変わっている上いつもあまり通らない道を歩いているため、道がわかりにくいという程度の認識だった。気付けば周りに通行人は全くなく、大分入り組んだ薄暗い場所へ入り込んでいて、大通りから離れたマイナーな地域へ来てしまったらしいと思った。

 次に感じたのが、同じ風景を繰り返し見ているような感覚。同じ張り紙や看板を何度も見かけている気がするが、歩いている距離や曲がった角度からすると同じところまで戻っているはずがなく、似ているが別の場所なのだろうとしか思えなかった。

 そして、ようやく薄っすらとわかり始めたのが、自分の行動が『誘導』されているということだった。


(何度かマップを確認してみたけど、いつの間にかまた現在位置がわからなくなってる。屋根の上をショートカットしてみるか……いや、それをやると奇襲ができなくなる。それは最終手段だ)


 鎌瀬のレベルとステータスがあれば、屋根に上がって立体的な移動もできる。しかし、前回の戦闘から『時計の街』は治安維持の関係で無許可での立体移動が禁止されている。下手人が屋根の上を逃げた時、通行人が多すぎると見失う危険があるためだ。そして同時に、屋根の上からの奇襲を避けるためでもある(ある意味今の鎌瀬が困っているのは理に適っている)。

 今、屋根に上がれば見張り台のプレイヤーに注意されて教会へは行けなくなってしまう。


(実際に技やスキルで仮想空間を捻じ曲げて無限回廊になってるわけじゃない。もしそうなら、風景は『全く一緒』になるはずだ。だけど、さっきから見えてる景色はよく似てるけど、同じものかと思うとどこか違和感を感じる。だから、余計に自分の居場所がわからなくなる)


 人間は、完全記憶能力でも持っていなければ移動中に見た風景をそのまま記憶することなどできない。

 大抵は、景色の中の特徴的な部分に焦点を当ててその複合で位置を記憶しているのだ。それも曖昧で、印象に左右される。例を挙げれば『木の柵の隣に赤い屋根の家があった』というような感じで柵の形状や屋根の色合いは憶えていても柵と建物の距離や大きさは周辺環境や遠近感の影響で見間違う場合もあり、時間帯の変化で日の当たり方が変わり色の見え方が変わったり、行きとは逆に赤い屋根の家の近くから柵を見たら小さく気付かないということも多い。

 ダンジョンの中にはマップ機能を封じられる場所などもあるので、『迷子』が本気で命にかかわる新エリアを探索することのある戦闘職プレイヤーは自分自身の脳内マッピングも鍛えられ、そういった誤認識を起こしにくい特徴を無意識に記憶する癖がついている。これは、極度の方向音痴でもなければ程度の違いはあれ、誰もが持ち合わせている能力を鍛えたものなのだ。


 しかし……


(俺が誘導されているのは……その『誤認識しにくい特徴』が、逆に罠として配置されてるからだ。違う場所なのに同じ場所みたいに見えたり、同じ場所なのに違う場所かと思ったりする。それで曲がる場所を間違えて行き過ぎたり、早く曲がりすぎたりしてるんだ。しかも、遠くから見て行き止まりに見える場所が直角に曲がった道だったり、近づいてみたら日の光だと思ってたのが明るい色の布だったり、行って戻ったりしてるうちに方向感覚がシャッフルされる。これは、人為的に人を『迷わせる』目的でそこら中に細工された道だ)


 この道に細工をした者は、立ち入ったもののマッピング能力を利用し、脳内に『間違った地図』を描かせる技術がある。不安定に重なった木箱、壁に並んで貼られたポスター、わずかに揺らめく布や紙、そういったものは意識を引きつけやすく、しかし見る方向が少し違っただけで全く別の印象を与えたりする。

 それらの印象に騙されるのを防ぐために鎌瀬はより注意深く風景の中に現れるものを観察する。おそらく、迷っている範囲は大きくて一区画程度。最初の入ったばかりのころに見た場所を見つければ、抜け出すことができるはずだ。


 しかし、鎌瀬の認識は……現在の状況に追いついていない。


(人を迷わせるための道……だけど、罠みたいなものはない。慌てて逃げる必要はない)


 鎌瀬が意識していないのは、鎌瀬自身がこの状況を『最悪の事態』だと思っていないということ。

 なりふり構わず屋根を上がって逃げるという選択肢を取るほど追い詰められているという認識がないということだ。自分が何故このような場所で迷っているか、まだ『何もしていない』ということもあるが、自分が狙われているというようには考えられず、危機感が少ない。そのため、この状況が『罠』だとしても、誰か他人を狙ったものか常時の防御策的なものに巻き込まれた程度にしか思っていない。


 そして、そのある種の『余裕』によって、ただ道を迷い歩き続けるという退屈な行動を続ける中に、意識の『隙』が生まれる。

 そして、その『隙』は本人の気付かぬうちに、無意識への侵入を許す隙間となる。


 鎌瀬は、気付いていなかった。



「それにしても、『恩人』はどこいったんだ? あんまり遠くにはぐれてないといいんだけど……」







『クスクス、「サブリミナル効果」というものを知っていますか? ほら、映画のフィルムの中の一秒数十枚の中に一枚だけ宣伝の絵をいれると売り上げが激増したりとか、そういうので有名な効果です。人間は意識していなくても情報を取り込んでいて、それは無意識に影響を及ぼします。たとえば、時間的に意識できない短時間の情報でなくとも、スプレーなどでポスターに薄く薄く、色が近寄って見てもほとんど意識できないほど微かに濃淡の差をつけて文字や絵を描けば、それはポスターを見るたびに無意識へと浸透していきます』


 鎌瀬は気付かない……いや、気付けない。

 いつから、自分がその術中にはまっていたのかを。


『たとえば、そう、たとえばの話ですが……道端の看板に「逮捕」「犯罪者発見」「厳重警戒」なんて文字がサブリミナル効果で刷り込まれていたらどうでしょう? 後ろめたい、敵意や悪意を持った人は自然とその道を避けて行きたい気持ちになると思いませんか? それにVRゲームでよくマップを見て自分の位置や向かっている方角、ルートを脳内で照らし合わせて調節して、認識を一致させて確認する人がサブリミナル効果によって間違ったマップの刷り込まれたポスターを見て、それを無意識に取り込んでしまったらどうでしょう? きっと、自分のいる位置のイメージが実際のマップ情報を見た時と一致せず、自分が「迷っている」と思い込むのではないでしょうか? そして、マップを見るほど混乱するならば直接目視で道標となるものを探そうとして……さらに注意深く、風景を記憶しようとして、同時に「無意識」へのチャンネルも開いてしまうでしょう』


 鎌瀬は、まだ何もしていない自分がいつから『狙われていた』のかもわからない。

 自分が迷っていることが……その状況がすでに『次の罠』への布石となっていることにも気付かない。


『ところで話は変わりますが、白昼夢というのを経験したことはありませんか? たとえば、学校でくたくたになるまで勉強をしてやっと訪れた下校時間の通学路、いつの間にか妄想や夢想に浸ってしまっていたことは? あるいは、プールの後の授業で眠いのを我慢しながら次の国語の授業を受けていたら、教科書の中のお話を読んでいるはずがいつの間にか夢と目の前のお話が混ざって脈絡のない物語が頭の中で展開されていたことは? 誰にでも一度くらいは憶えがあるでしょう? 実はそれ、いわゆる「催眠状態」と呼ばれるもの、そのものなんですよ?』


 罠を感じ取り警戒しながら『何もない』という状態は、精神的な焦点が定まりにくいため白昼夢を見るには持って来いの状態だ。


 そして、白昼夢とは願望を投影しやすいものだ。


『さて、そろそろ「出来上がって」きたようですし迎えにいってあげましょうか……あなたが、一番会いたい「面影」と一緒に』






 壁に絵が飾ってあった。

 それは全てが絵の具の雫を筆に乗せずに垂らした点を一面に広げた紙を二つに折り曲げてから開いた、ような不思議な描かれ方をしていた。

 何とも幻想的な色合いと鏡写しのように左右に広がる構図は印象的で、一目で引き込まれてしまいそうな魅力と近寄りがたい難解さの入り混じった、何が描かれているか全くわからない、あるいはどんなものにも見えるような気がする絵だった。


 その絵にはタイトルらしきプレートに〖間違い探し〗と銘打たれ、その下にこんな一文があった。


『Q.  問題です。あなたの人生に間違いが含まれています。その箇所を答えてください』


 その瞬間、鎌瀬の目には、何が描かれているかわからなかったそれが、過去のある瞬間に瞼の裏に焼き付けられた光景に見えた。







「……あれ? 俺、今何をして……」


「あ、やっと見つけたよ! はぐれちゃって心配したんだから!」


「あ……『恩人』? ごめんなさい、ここら辺道が複雑で……あ、あれ? 『恩人』!? ちょっと待って、なんでここに……」


「どうしたの? 鎌瀬くん……どうして泣いてるの? そんなに、寂しかった?」


「あれ、おかしいな……ちょっと、なんでかわからないけど、ごめんなさい『恩人』」


 鎌瀬の目の前には、よく見知った……鎌瀬が一番会いたかった人物がいた。

 鎌瀬、何故だかわからないが流れてきた涙を拭って、差し出された手を取る。


「もう、鎌瀬くんが迷ってる間に用事すんじゃったよ。ほら、帰ろ?」


「う、うん……帰ろう。俺たちのギルドへ」


 鎌瀬は手を引かれるままについて行く。

 その心の中は既に先程の疑問が過ぎ去り、不思議と満たされたような気持ちでいっぱいだった。







 そして、ギルドホームへとたどり着くと、玄関には小さな子供が立っていた。見覚えのあるようなないような……不思議な雰囲気の子供だった。


「あれ? あんな子供うちのギルドにいたっけ?」


「忘れちゃったの? ほら、最近入ってきた子だよ。今日帰ってきてから、鎌瀬くんがギルドの紹介することになってたでしょ?」


「あ、あれ? そうだっけ……いや、そうなんだよね。『恩人』が言うんだから」


 鎌瀬は、名残惜しくも『恩人』の手を離し子供の所へと駆け寄り、目を合わせる。

 そして……


「はじめまして、よろしくお願いします」

「うん、よろしくね」


 子供の手を握ると、何故か『恩人』の手と違った感じがしたが、その違和感はすぐに消えた。




 鎌瀬は、子供にギルドの説明をする。

 ギルドだけでなく、自分がギルドに入るまでの経緯も、ギルドが出来た経緯も、何故かすらすらと口にしてしまう。


「さっきの女の人は、このギルドの創設メンバーの一人で、ギルドのサブマスターをやってて俺は『恩人』って呼んでる。俺はあの人に誘われて……っていうより、頼み込んで一緒にギルドに参加したんだ。ギルドマスターは『ダンクさん』って男の人。このギルドは、『ダンクさん』と『恩人』が協力して人助けをするために作ったんだ」


 ギルドマスターのダンクは、背の高く顔立ちも良い、いわゆるイケメンだ。彼は生産職で、魔法系スキルと『効果付加スキル』を伸ばして護符を中心としたマジックアイテムを作っていた。このギルドは、半分ほど彼や彼と同じスキルを持つ仲間が需要の多い特殊なアイテムを生産し市場に流すための生産ギルドとしての側面を持っていた。

 そして、もう半分は……


「え? 『恩人』は何をしてるのかって? そうだな……あの人は、『弁護士』をやってるよ。よく、『探偵』と間違われるけどね」


 『恩人』はこのデスゲームの世界において『弁護士』と言うべき仕事をしている。

 このギルドのもう一つの側面は、密かな調査とプレイヤー間のトラブルで居場所を失ったプレイヤーの一時受け入れ及び新しいパーティーやギルドの斡旋。生産ギルドとしての活動は素材集めや運搬のための一時雇用の名目で他のプレイヤーを受け入れるための建て前としても機能していた。


 そして、鎌瀬もその創設メンバーの一人であるのだが、鎌瀬自身は『恩人』につき従っているだけなので自分を創設メンバーには数えていない。

 それは、鎌瀬自身が『恩人』に救われ、その恩を返そうと無理を言ってその活動を手伝い続けている……対等な関係とは言えないからだ。


「どうして『恩人』に対してそんなふうに一歩引いてるかって? 俺はさ……前、ギルドで仲間を見殺しにしたって疑われてたんだ。そんなとき、たった一人だけ……あの人が、俺を信じて、救ってくれたんだ。結局ギルドにはいられなくなっちゃったけど、それは俺の方から自分で選んだんだ。あの人について行って、役に立ちたいって」


 鎌瀬は頼み込み、『恩人』のサポートに回った。

 探偵に付き従う助手のように、付き人のように、道具のように尽くすと決めた。それは、助けられたお礼という気持ちだけではなかった。


『私の仕事は、責められるべき人を見つけることじゃなくて、責められるべき罪を見つけることなんだよ。じゃないと、冤罪や不当な罰は次の罪を生み出すだけだから。私は、誰かを悲しませる何かが起こる時には、ちゃんと調べ上げればどこかにそれを納得できる「黒」と「白」の部分が見つかる……私はそう、信じてる』


 不当に責め立てられ、世界に絶望し呪おうとすらしていた鎌瀬は、自分の中の『白』を信じてくれた彼女の信念に……彼女の意志の強さに、惚れ込んだのだ。

 だからこそ、ついて行きたいと思った。


 『罪を憎んで人を憎まず』……その本当の意味で彼女は、真に罪に向き合うことができる人間だった。

 彼女は、『善人』や『悪人』といった考え方を嫌い、多数決で決まる正義と悪に流されず、両サイドの主張を偏見なく受け止め、正義の側の落ち度を見抜き、悪の側の事情を詳らかにし、両者に理解を求めた。


 そのために、『犯罪者』とくくられるプレイヤーとも真正面から話し合い、冤罪があればその本当の罪の所在を見つけ、立場の弱い者に罪を擦り付ける者の所行を日の下にさらした。


 不当に重く罪を責め立てられ正義の名の下に虐げられる『犯罪者』を守ろうとしていたシャークとの繋がりも当然で、犯罪組織『蜘蛛の巣』の現メンバー、元メンバーの中には彼女に助けられた者も数多い。そして、犯罪組織との繋がりから彼女に迷惑がかからないよう、感謝と敬意を込めて送られたコードネームが『恩人』だ。

 表の人脈からは、事件のあるところに現れて真犯人を暴き出す姿から『探偵』と呼ばれ、隠れて罪を犯す狡猾な犯罪者を裁く奇特なプレイヤーとして、密かに知られていた。


 しかし……彼女はある時期からぱったりと……


「……あれ? おかしいな、俺、どこまで話したっけ? いや、『話した』のか? 何か大事なことが……」


『そうですか……これがあなたの、一番大事なものだったんですね』


「あ……ああ。そうだよ、『今』が一番……」


『では、お尋ねします。あなたは何故、その「一番大事なもの」を失うことになったんですか?』


「そ、それは……いや、失ってなんて……」


『では、確かめましょう。何があったのか、何がこれから起こるのか……その「真実」に到達出来なければ……』



 鎌瀬の手を握りながら、すぐ隣を歩く子供は言った。



『あなたは、先に進むことはできません』

 ちなみに、〖間違い探し〗は心理学で紙にインクを垂らして何に見えるかを尋ねるロールシャッハテストがいろんな色で満遍なく広がってる感じのイメージです。


 心理学テストは催眠に使うものではありませんが、その反応から催眠の方向性を絞りながら催眠をかけているということで……

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