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価値の無いプロローグ
部活。
それは、若き男女だけが許される青春の花園。
ま~ようするに男子が女子にモテる為に、下手くそなギターを弾いたり、頭の悪そうな女子達がただ
集まって駄弁ったりと下らな事だ。
決して漫画やドラマのような「安〇先生…!!バスケがしたいです」等と言うクソ熱い部活など無い。
それに、俺は本気で部活に取り組んでいる奴をこの16年間見たことが無い。
ま~2年前から今現在は家に引きこもって、頑張って無い奴らすら見てないけどな(笑)
今ので分かるように俺、久野宮 周煌(くのみや しゅうこう)は、ニートだ。
今もそしてこれからもニートライフを続ける筈だった…
筈だったのだが…
「それじゃあ、部活を始めま~す」
「安城先輩!何でここに男子が居るんですか!?」
「天野ちゃん先生から聞かなかった~?」
「何も聞いてません!!」
「そうか~、じゃ教えるね。この子はこの部活の新入部員だよ~」
一体、何故こうなったのだろう…
神様…いたら教えてくれ。