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金目ひなたは山際怜子を恐喝するとき、必ず4人でやってました。今眼の前にいる不良も4人。もしやあの娘も恐喝されてるんじゃ?・・・
日向隊員はその5人を尾行することにしました。
褐色の肌の少女は4人の不良男子生徒に囲まれたまま、公園の中に入って行きました。それをちょっと遠くから見てる日向隊員はつぶやきました。
「やっぱり・・・」
日向隊員と彼女の一派は山際怜子を恐喝するとき、必ず公園に連れて行きました。あの人もやっぱ恐喝されてる?・・・
日向隊員も5人を追って公園の中に入って行きました。
5人は公園の真ん中に来ました。道路からはちょっと離れてますが、第3者からは見えてしまう場所です。日向隊員は物陰に隠れながら5人を見てます。
「ええ、こんなところで恐喝するの?」
日向隊員は周りを見渡しました。すると犬を散歩してる人や砂場で遊ぶ幼児とその母親らしき人物がいました。5人がいる場所は、彼らから丸見えの場所なのです。日向隊員は唖然。
「周りから丸見えじゃん・・・ まさか、こんなところで恐喝しないよね?・・・」
ちなみに、金目ひなたと彼女の一派は、山際怜子を恐喝したとき、公園の中とはいえ、周囲の眼から遮断された場所でやってました。
褐色の肌の少女が1枚の茶封筒を手にしました。4人の不良の1人がその茶封筒を奪い取るように受け取りました。4人ともニヤニヤしてます。一応4人の不良をA・B・C・Dとしましょう。今封筒を手にしてる不良はAです。
Aは封筒の中身を1/3くらい出しました。それは1万円札、かなりの枚数があります。日向隊員は唖然。
「ああ、やっぱり・・・」
やはり褐色の肌の少女は、あの4人に恐喝されていたようです。こんなに眼の付くところで正々堂々恐喝するなんて・・・
日向隊員は山際怜子から毎回毎回5千円恐喝してました。それに対し今目撃した茶封筒の中身は、推定10万円はあります。とんでもない金額です。
日向隊員は思い出しました。山際怜子から5千円恐喝するシーンを。あのときの山際怜子は、とても悲しい眼をしてました。けど、日向隊員、当時の金目ひなたはその眼を無視してました。なんで私、あのとき、あの眼を無視したんだろう?
日向隊員は両こぶしをぎゅっと握りました。ギターを弾くために少しだけ伸ばした爪(と言っても人工の爪ですが)が掌にぐっと刺さりました。
茶封筒をポケットにしまうと、不良Aは褐色の肌の少女の肩を抱きました。
「へへへ、じゃ今度はいつものように身体で楽ませてもらおっか」
褐色の肌の少女はか細い声で、
「ごめんなさい、もうそれだけは・・・」
不良B。
「はあ、何言ってんだ、お前?」
不良C。
「なあ、あんた、好きなんだろ、セックスが? 身体がうずいてうずいてしょうがないんだろ?」
不良D。
「それをオレたちが解消してやろうて言ってんだよ!」
不良A。
「オレたちゃ、あんたが嫌がることは絶対しないよ。あんたがどうしてもセックスしたいと言うから、オレたちが身体を提供してやってるんだろ。なあ、ええ!?」
褐色の肌の少女は身長170cm前後はあります。4人の不良より背が高いのですが、それでも屈強な男子4人に囲まれては何もできません。どんなに屈辱的であっても、黙って従うしかないのです。
一方、それを見ている日向隊員は、ただ唖然とするばかり。私は山際怜子からお恐喝したけど、それ以上のことはしなかったよ・・・
なんなの、あいつら? 身体の関係まで迫るなんて、ほんとうに中学生なの? あの娘、嫌がってんじゃん!・・・




